星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

LOST IN TIME TOUR 2010〜2011 “LOST & FOUND”@music zoo KOBE 太陽と虎




出演:LOST IN TIME / the chef cooks me / Natural Punch Drunker

去年、ここ太陽と虎での他のバンドのライブのときに、大阪で仕事のあった海北くんがそのバンドに会いに来られたことがあった。


神戸スタークラブの元店長松原さんとは懇意にされているはずで、だから、ロストにも早く太陽と虎でライブをしてほしかった。

ライブハウスって、ただ音が良かったらいい、キャパが大きかったらいいというものでなく、そのハコの持つオーラみたいなものが、ライブに影響を与える。

そのオーラとは、音やキャパ以外にも、そのハコに働くひとの人となりでかなり変わってくるのだ(と思っている)



だから、ロストはきっと、太陽と虎では気持ちよく演奏でき、いいライブになるという確信めいたものがあった。


今回のツアーで太陽と虎でのライブがあることを知って、ずっと前から心待ちにしていた。



(以下、ネタバレあります)




開場前に並んでいると、初めてお会いする方ふたりと言葉を交わした。

おふたりとも遠征組で、それぞれ群馬と鳥取から来られたそうだ。

やっぱり土曜日ということも影響しているのかな?

太陽と虎には初めて来られたとかで、それだけでも関係者でもないのに嬉しくなった(笑)


入り口でコアアラがお出迎え。ステージにはいつもどおりペンギンとアヒルがいて、フロアの壁の上からパンダが見守ってくれている。

落ち着く〜〜〜(笑)



the chef cooks me


以前フェスや対バンライブで3回ライブを観たことがある。

その中でこの日が、一番よかった!

もっと明るく楽しい曲ばかり、かと思ったら、じっくり聴かせる曲もあって、それがまたよかった。


途中のシモリョーくんのMCに反応して、フロア後ろのPA席から「フー!」みたいな歓声が飛んで、

シモリョー「え、海北くん?」


ニーチェ「ここは動物園だから、動物だろ?」(笑)


「にゃー!」(笑)


言わずと知れた、松原さん(笑)



また、

「今日はロストを感じる日、そして日本代表を応援する日です。

・・・早く終わりましょうか?」(笑)


と言われてウケた。




Natural Punch Drunker


Natural Punch Drunker(略してナチュパン)のライブは、イベントや対バンで3回観た・・・かな?

初めて観たのは、2006年神戸スタークラブでのロストの『時計』ツアー。

地元のバンドなので、もっと観る機会を作らなきゃ、と思っているうちに、去年暮れにギターの方が脱退されたらしい。

なので今はサポートの方を加えた4人編成。



村上(Ba)「神戸市中央区期待の新人バンド、Natural Punch Drunkerです!

12年経った新人です!」(笑)



村上「今日は3バンド、いいバンドばかりで・・・みんな来れてよかったね!」


井村(GT&Vo)「雑(なMC)やなあ。」(笑)


村上「雑やった?」


井村「A型のくせに!」


村上「ブラッドタイプは言わんといて〜」(笑)



MCがノリツッコミでおもしろい〜


最後の“出会い”と“.未来のライナーノーツ”がよかった。楽しかった!


井村くんの声は、外の寒さを忘れるくらい、暖かかった。




LOST IN TIME


01.ひとりごと
02.青よりも蒼く
03.希望
04.勲章と傷
05.夢
06.その名前を
07.スピンオフ
08.所在なき歌
09.なくした歌
10.陽だまり


En.

01.ニジノシズク(w/シェフGt・ニーチェくん)
02.列車
03.線路の上



1ヶ月半ぶりのバンドスタイルのライブ。

どの曲がどう、というより、演奏がハンパなくよかった。



特に“スピンオフ”〜“所在なき歌”


三井くんのギターにトリハダが立ちっ放し。



海北くんが、「太陽と虎、初めまして。」と言ってから、


「会いたいひとがいるから・・・来ました。やっぱりひとなんですね。」


としんみりしたあと、また松原さんの「ふーっ!」が。


「会いたかったのに・・・(笑)

ここは入場じゃなくて、入園って言うんでしょ?」


うんうん。


松原さんは同世代で、「僕よりひとつお兄ちゃん。」と。


「ここはいいハコですねー。初めて来たとは思えない。」


と三井くんに話を向けると、「好きです!」と三井くん。


嬉しいぞ!!



あと、「僕の喋り方は暗くなっちゃって。だからみんなしーんとしちゃうんだね。」(笑)



海北「ナチュパン、喋りうまいね(笑)

どうも・・・僕ら西日本コンプレックスがあるよね。物販に来てくれるお客さんにも(笑)」


三井「僕なんか、一週間関西にいたら、関西弁になっちゃうよ(笑)」


海北「染め上げる力があるよね!(笑)」





そして、どの会場でも言っていることだけど、僕らの世代は「ロストオブジェネレーション」と呼ばれているのだけど、そう呼ぶのはやめよう、「ファウンドジェネレーション」、見つける世代と呼びましょう。とも。




アンコールでは、「最近怪しいホテルに泊まってから彼はついてなくて。ゲストに迎えて除霊しようかと。」とシェフのギター・ニーチェくんを呼び入れて。


「彼らがUST流したときに、ニーチェくんが映るとノイズが入って・・・僕が見始めたら消えたから、“海北さん、除霊師ですか!?”と言われました。」(笑)


霊が見えないってことは、守護神が強いってことらしいよ。

じゃあ、わたしも強いかも(笑)


真ん中にニーチェくんのギターを入れて、4人で“ニジノシズク”を。


そして終わったらニーチェくん退場。

海北くんチューニングしながら、「あと1曲で終わりだったんだけど・・・もうちょっとやります。」


おおっ!!


“列車”


オリジナルバージョンで。凄くよかった。


3ピースと思えないくらい、今日は演奏が素敵。



最後は“線路の上”

今の季節にぴったりだな。



終演後、物販のところで源ちゃんと海北くんのサイン会。

機材を片付けている三井くんにもサインをいただいた。



3/19、ツアーファイナルの恵比寿リキッドルーム、チケットは買ったものの行けないかもしれなくて、ほとんどあきらめていたのだけど、


今日のライブ観てやっぱり行きたくなってしまった。。。。悩む。。。



ドリンクカードはパンダでした。

イルカが来るのを待っています(笑)