夕べ、というか今朝、民放で試合終了まで観て、
BSに切り替えて表彰式とその後のインタビューを観たおかげで、
完全に寝不足です(笑)
あまりに嬉しかったので、mixiにアップした日記とほとんど同じですが、ここにもあげておきます。
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後半6分、岩政が交代で出ようとしたとき、ピッチ上の選手がアピールをした。
ザッケローニ監督の意図は、「中盤を厚くしようと思った。ボール奪取能力の高い今野をアンカーに置いて(岩政をCBに入れて)、4-1-4-1にシステム変更したかった」ということだったそうだ。
そうすることによって「ボールを奪って、、早い切り替えから攻撃する展開」を考えていた。
しかし・・・(以下、長友選手のインタビューより)
今野が足を痛めていて、ボランチは厳しい、SBならいけると言うので、
「誰をどこに入れるか監督と話した。中で話し合った結果、今ちゃんを左SBに入れて、俺を上げるのがいいんじゃないかということになった」
選手たちの意図をベンチに伝え、それを監督が受け入れたそうだ。
そして、延長後半、前田に交代して入った李の、長友の左クロスからの美しいボレーシュート。
長友「僕らの考えだったので、スムーズにできた」
李「ニアに動いたら相手が食いついてきたのでファーに逃げた。佑都(長友)がいいボールを上げてくれた」
あのスピードでボールを動かしながら、これだけの意思統一ができるのは、代表クラスなら当たり前のことかもしれないが、あの局面では凄いと思う。
それから、
決勝戦MVPのGK川島選手。
「前日の練習を後ろから見ていて、タフなゲームが続いてみんな疲れているのがわかった。自分が支えようという気持ちで臨んだ」少なくとも3点は防いだファインセーブ。
大会後ドイツに直行してシュツットガルトで契約のためのメディカルチェックを受ける予定なのに、
右大腿裏の腫れと痛みが続き前日検査を受けたうえで、120分走り続けた岡崎選手。
試合終了後、ケガで離脱した4選手のユニフォームを着てサポーターに挨拶を受け、表彰台に登った選手たち。
正直、長友が香川のユニフォームを掲げたとき、ちょっと泣いてしまった(笑)
たくさんの試練の中でも、勝利を信じて戦った選手たちに感動したが、一番トリハダが立ったのは長谷部選手の言葉。
「最初集まったときは、若い選手はお客さん感覚だった。自分たちが戦うという気構えがなかった」
だから、たくさん選手同士話をしていったそうだ。
各選手のスケジュールの都合で大会4日前の集合で、ろくに合宿もできず、練習試合もなかったから、チームをまとめるのは大変だっただろう。
そして、
「ただ、所詮アジアレベルなので、世界で戦うときには、もっともっと個々の能力を上げていかないと勝てないと思う。そういった意味で課題も見えたので、各チームに戻ってやっていきたいと思います」
この言葉を試合終了直後に言える長谷部選手は、最高のキャプテンだと思う。
日本代表の試合を全部見てきて、自分も一緒に戦っている感覚になったし、
ザッケローニ監督に「信頼している」と言われたら、自分のことのように嬉しかった。
選手・監督はじめ、スタッフの皆さんに、「ありがとうありがとう!!」と、握手しに行きたい。
それと、次にこのような大会に出場するときは、試合までにもう少し余裕のある日程調整をしていただけるよう、
関係者の方々、よろしくお願いします。