星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

セカイイチ 『folklore』発売記念インストアイベント@タワーレコード梅田マルビル店





2年ぶりのアルバム『folklore』は、発売日に神戸で買った。

買ってからこのインストアイベントを知る。整理券は大阪の3店で買わないともらえない。

でもまあ、マルビルはイベントスペースに囲いもないし、券を持っている人が入ったあとで入れてくれるだろう、いざとなれば当日もう1枚買ったらいいやん。


と思っていたが、整理券はすべて無くなったそう。後ろのほうで音が聴けたらいいや、とCDジャケットだけ持ってタワレコへ。


folklore

folklore


(以下、ネタバレあり。ちなみにこの↑ジャケ写の赤ちゃんは、ベースの泉健太郎くんのお子さんだそうです)





タワレコに着いたら、整理券を持っている人が整列するところだった。

友人の顔を見かけたので番号を尋ねたら、「86番」だって。


券を持っている人が先に入場。スペースの半分くらいが埋まった。

そのあと「券をお持ちでない方もどうぞ」と言われ、ステージかみてから斜めに観ることにした。かみて側の結構前に行けた。



ほどなくメンバー登場。

うっちーの髪が短くなってる!

慧ちゃんは今日もお洒落な帽子をかぶって。

斜めから観るにして正解だった。カホーン&パーカッションの響ちゃんがよく見える。

中央にいる慧ちゃんの隣にいるベースの健ちゃんもよく見えた。


振り向いたらお客さんはいっぱいになっていた。<セットリスト>

01.Kids Are Alright
02.タイムマシーン
03.Daylight
04.RAIN/THAT/SOMETHING
05.Step On




慧ちゃんとウッチーはアコースティックギター

健ちゃんは座ってベース。

響ちゃんはカホーン&パーカッション。



1曲目から大好きな“Kids Are Alright”



 君がいつか大人になって なりたいもので苦しむとき
 忘れてないかい 溢れるあの気持ちを



特にこの部分が好きだ。

時には自分に言い聞かす。

そして、大人が楽しそうに生きていないから、子供たちが「大人になりたくない」と思うのはあたりまえ、って思うんだ。



“タイムマシーン”


このアルバム、前半に好きな曲が固まっていて、前の曲ばかりリピートしていて最後まではまだじっくり聴いていない。

なのでこの曲、ライブで聴くほうがいいな!と思ってしまった。



慧「今日、初めてやる曲をやります。」


“Daylight”


インストアなのでおとなしく聴いているお客さんが多い中、踊りだしたくなって困った(←けど踊ってた)


うっちーのギター、かっこいいわ。



慧「夕べ久しぶりに親父と飲んで・・・親父とその友達と飲んで・・・」


健「親父の友達と飲み?渋っ!」(笑)


慧「そう、渋飲み。人生勉強になると思って。」(笑)

慧「そしたら・・・今日、その方が来てくださっているのが見えて・・・びっくりした!」(おおっ)

慧「見に来てくださいよーって言ってたんだけど。」(笑)



“RAIN/THAT/SOMETHING”



響ちゃんが飛ぶように打楽器を打つ。

ヤバイ、普通のライブのように手を上げたくなってきた。



慧「最後の曲です。」

僕らがレコード会社を移籍するときも、この曲が支えてくれました。という意味のことを話されて、



“Step On ”



優しさも憎しみも 知識や経験も
ポケットにつめこんでいたから
僕はここにいる この世界を愛していける
それは同等で



セカイイチの音楽を知ってから約5年半。


移籍やいろいろあっただろうけど、初めて見たときから彼らの音楽は、芯がぶれないでいる。

「音楽」=「生き方」


だよね?

だから安心してその音楽の中に身も心も委ねられるんだ。



終演。

お客さんの中に友人を見つけた。

彼女と一緒におられた方は、東京からの遠征らしい。

去年の夏にチキンジョージでお会いしたことがある方。


サイン会が始まるお知らせが入ったので、わたしは神戸でアルバムを買ったから、整理券無いねん。指をくわえて見とくね!


と言ったら、その東京から来られた方が、


「わたしはもう1回東京でインストアを見られるので、お譲りしますよ」と。


ええ!?せっかく東京から来られたのに!

本当にいいんですか!?としつこく繰り返し、お礼を何度も言って、サイン会の権利を譲っていただいた。


本当に図々しかったです。やっぱりお断りすればよかった。
でも嬉しかったです。この場を借りてお礼を申し上げます。

ありがとうございました!


セカイイチのファンはみんな優しい。これは何度も経験したこと。



そして列に並んで、サインをいただいた。



4月のワンマンが本当に楽しみ!

今からワクワクしながら、ライブのハシゴのために、心斎橋に向かったのであった。(つづく)