前回のワンマンに行けなかったので、とても楽しみにしていた。
慧ちゃんがライブ半ばで言われた。
あんな大変なことが起こったから、みんな心から楽しめないかも。
楽しむ時は楽しんだっていいんだって言おうと思ってた。
でも・・・
そんな心配がいらないくらいみんなそれぞれの楽しみ方で楽しんでいた。
そんなセカイイチのファンは素敵だと思った。
震災後、オフィシャルからリンクされていたYou Tube。
やっぱりうたうたいは、歌わなくちゃね。
(下にセットリストあります。ただし不正確)
ステージの照明をかぶるくらいの前にいたので、1曲目から暑いんだと思っていた。
でも、セカイイチの演奏と慧ちゃんのうたを聴いて思った。
彼らの音楽が熱を帯びて、わたしを包んでくれているんだと。
●大阪のラジオ番組でソロで歌って気づいたと、慧ちゃん。
「僕らの古い曲もいいなあ。」
何をいまさら(笑)
そう言ってやってくれたのが“神通力”〜“勇気の花”
あなたに会えてよかった
あなたと話せてよかった
●ここAKASOは以前はバナナホールというライブハウスだった。
「ワンマンでしかしゃべらない(笑)」響ちゃんが長めのMCを。
セカイイチは、最初はボーカル&ギターの岩崎慧ちゃんと、ドラムの吉澤響ちゃんの二人編成だった。
二人でやったライブが3回あって、1回目が天保山の○○、2回目がここの昔のバナナホール。
そして3回目が尼崎の△△。
響「その3つともつぶれました!」(笑)
響「でも、復活したAKASOで、ワンマンできて嬉しいです!」
おーーーー!
ベースの健ちゃんが「僕がセカイイチを一緒にやろうって響ちゃんに誘われたのは、ここ梅田。すぐそこにあるマクドの2階!」(笑)
ギターのうっちーも「僕はミスタードーナツだった。」(笑)
健「どこの?」
うっちー「天六の。」
健「・・・・ファーストフードばっかりやんか!大丈夫か?響ちゃん!」(笑)
響「早くすまそうと思って。」(爆)
珍しく3人の会話、おもろい!(笑)
●“folklore”〜“Daylight”
かっこいい!
健ちゃんのラップなんてそうそう聴けない!
●“タイムマシーン”の後半、
君はスターに あの星空に なった
この世界に もう君はいない
約束を守らなくちゃ それまで僕は生きてなくちゃ
こんな日がほんとに来るとは おもわなかった
のところ、
アルバムとはアレンジが全然違って、慧ちゃんがアカペラで歌ったあと響ちゃんが力強く3回ドラムを叩いた。
その音が切なく胸に迫り涙が出た。
タンタンタンって鳴らしただけなのに、「君」を失った「僕」が、慟哭の中から立ち上がれるような切なくも力強い音。
響ちゃんのドラム、やっぱり好きだ。
ソロ活動をしていた慧ちゃんが、響ちゃんのドラムに惚れ込んで口説いてセカイイチを結成したっていうの、わかる気がする。
●圧巻は“猿の惑星”
4人の演奏の力が、とにかく凄い!
うっちーのギターにも健ちゃんのベースにも、心が震える。
●そして、“あかり”も“ハローグッバイ”も素晴らしいけど、
“眠りにつく、その前に”
眠りにつく、布団の中で
今日の一日を 思い出したりして
くじけてもいいけど
諦めてはいけないよ
言葉をかみしめる。
なんでそんなに頑張るのって?
未来の自分に 嫌われちゃわないように
●ラストは“カプセル”かと思ったら、“素晴らしい世界”だった。
ああ 僕たちもいつかは年をとる
あの頃の涙は未来へのメッセージさ
あなたに伝えたい言葉が一つある
この素晴らしい世界へジャンプ
この曲をラストに選んだのは、セカイイチからわたしたちへのメッセージかな?と思った。
「今までのセカイイチのワンマンの中で、今日が一番長いんだよ。」
という慧ちゃんの言葉の意味するものとともに。<セットリスト>(後半の曲順があやしいです)
01.Step On
02.Touch My Head
03.New Pop Song Order
04.Kids Are Alright
05.考えすぎの僕がいる
06.真冬の陽炎
07.Married With Children
08.神通力
09.勇気の花
10.あたりまえの空
11.folklore
12.Daylight
13.わずか
14.タイムマシーン
15.RAIN/THAT/SOMETHING
16.猿の惑星
17.グレース・ケリー
18.井の中の世界
19.あかり
20.ハローグッバイ
En
01.眠りにつく、その前に
02.素晴らしい世界