星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

目標も夢も遠くに

4/9(日本時間4/10)セリエA第32節 インテルvsキエーヴォ

先日のチャンピオンズリーグシャルケ戦、その前のミラノダービー


合わせて8失点という信じられない負け方をしたインテル



このいやなムードを吹っ飛ばすのは長友しかない。

日本人だから贔屓目に見て、って言うんじゃない。



シャルケ戦後のmixi日記に「今のインテルで、どんな状況でもうつむかずに全力で走れるのは、長友だけだと思う。」って書いた。真剣にそう思った。




長友という選手は、ふつうやるとキザになっちゃうことや、照れくさいことでも堂々とやってのけて、それが人の気持ちを動かす、というタイプの選手だと思う。

というよりそういうタイプの人間。



チャンピオンスリーグのアウェーでのバイエルン戦後、日の丸にメッセージを書いて示してくれたとき、そう思った。



そういうところが長友の一番すごいところだと実は思っている。



さて、この日の試合。


久しぶりの先発出場は、チーム内のライバル・キヴの出場停止があったからかもしれないが、とにかく長友の動きは素晴らしかった。


前半開始直後はなかなかボールを回してもらえなかったけど(←そう見えた)、試合が進むにつれ回り始めて、

そのうちチームを引っ張っているのは長友だ、と思えるくらいになった。


彼がインテルに移籍後の試合をずっと生で観ているけど、サイドチェンジとはいえ、マイコンからパスが来たのは初めてだったんじゃあないだろうか。(多分)




後半、インテルが上げた1点目は、長友がもらったファールからだった。

相手ディフェンダーに倒されそうになりながら、ドリブルで左サイドを駆け上がる長友の姿は、胸に迫ってくるものがあった。

思わずファールで止めたキエーヴォディフェンダー




ぐっと来ていたらアナウンサーが言った。


「スピリット全開です!」


そう!それ!!(笑)


気迫?勇気?・・・魂がこもっていた。




試合後のインタビューで長友は、


「チームメートにうまく生かされて、楽しい試合ができました。」



「チームの勝利に少しでも貢献したかった。魂を込めて戦った。試合に勝ててうれしいよ」


などと話したそうだ。




佑都コールが起こったとき、得意の?お辞儀パフォーマンスをしてみせた長友。


試合後モラッティ会長がドレッシングルームを訪れたというニュースも。

それは「特に長友に賛辞を送るため」だったという。





それでも長友は

「これに満足せず、もっともっと上を目指していきたい。

まだ目標も夢も遠くにあるので、頑張っていきたいですね。」


と。





最後に、「試合前の合宿は誰と同室?」と聞かれた長友の答えに笑えた。



パンデフです。でも何か知らないけれど、スナイデルとかマテラッツィとかパッツィーニとか、みんな遊びに来て・・・」



人が集まるのも、貴重なひとつの才能だね!





チャンピオンズリーグ準々決勝、2nd leg、インテル逆転の可能性はものすごく低いけど、

次回はインテルを応援するわ。ごめんねウッチー(笑)



めざせ0-4!(・・・シャルケって、ホームで強いんだよなー)




goal.comの長友の記事↓

http://www.goal.com/jp/news/1867/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2/2011/04/10/2434310/%E9%95%B7%E5%8F%8B%E7%9B%AE%E6%A8%99%E3%82%82%E5%A4%A2%E3%82%82%E3%81%BE%E3%81%A0%E9%81%A0%E3%81%8F%E3%81%AB