星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

 a flood of circle “LOVE IS LIKE A ROCK'N'ROLL -見るまえに跳べ-”@神戸・太陽と虎(2/23)




久しぶりにぎゅい〜ん!というライブへ(笑)

太陽と虎も久しぶり!


仕事終わりで行ったので、整理番号関係なく最後に入る。お客さんいっぱいだ。特に男の子が多い。


19時過ぎて入ったけど、少しばかり開演が遅れていてラッキーだった。



(以下セトリなどのネタバレあり。MCはだいたいです)






4th ALBUM 『LOVE IS LIKE A ROCK’N’ROLL』のレコ発ツアー・・・のはず。

まだ聴いていない。う〜〜〜



セットリスト前半はほとんどが新しいアルバムから。

後半になってやっと知っている曲をやってくれて、モッシュの中に飛びこんでいった。

と言ってもぎゅうぎゅうのモッシュではなく自由に踊れるスペースがあって快適だった。




01.Blood Red Shoes
02.The Beautiful Monkeys
03.賭け (Bet! Bet! Bet!)
04.Whisky Bon-Bon
05.ミッドナイト・サンシャイン
06.Sweet Home Battle Field
07.I Love Rock'n'Roll(The Allowsのカバー)
08.Hide & Seek Blues
09.Boy
10.YU-REI Song
11.Buffalo Dance
12.Human License
13.Quiz Show
14.プシケ
15.月に吠える
16.感光
17. I LOVE YOU
18.King Cobra Twist 〜-session #6-


En
01.見るまえに跳べ(新曲)
02.シーガル




(セットリストはいただきものです)




ベースのHISAYOさん、ノースリーブの黒のフリルドレスに華やかな首飾り、赤いタイツに黒ヒール。

相変わらず色っぽい。黒が似合うね。


そして知らなかったんだけど、神戸出身とか。テンションあがった!(笑)



前回フラッドのライブを観たのは1年前の1月。石井くんが脱退してHISAYOさんが加入した直後だった。

ずいぶんライブ観てなかったんだな。

そしてこの日、HISAYOさんのことを佐々木くんが「姉さん」、いや「姐さん」?と呼んでいるのを初めて知った。




●佐々木「神戸静かだね。」(笑)


曲の間はしーんとして、ステージに魅入ってしまう。


「この『LOVE IS LIKE A ROCK'N'ROLL』と言うアルバムは姐さんが入ってからできたアルバムで。」

「俺の聴いてるブルースってのは100年前の音楽だから古いけど2012年の今一番新しいブルースやるから聴いて。“Hide & Seek Blues”」



●「生きててもあんまり良い事ないよね。俺はない。だけどこれだけは、歌ってる時だけはすごく良い。生きてる内にやりゃあ良かった生きてる内に君に会いたかった、ワンツースリー、ユーレイソング」


“YU-REI Song”は短い曲で、「あっという間だね。」(笑)


「僕ら、ここに来るのは2回目なんですが、トイレがおもしろくて・・・

ゴッホのサインがあるんだよ!ちゃんと“ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ”って書いてある。」(笑)


「ちゃんと“太陽と虎さんへ”って書いてある。」(爆)


「ここに来るたびこういうネタが増えるんだろうね。」(笑)



●HISAYO「あのー、クレーム言っていいですか?」


佐々木「今日の第一声がクレーム!?」(笑)


HISAYOさんは地元神戸ということで、以前やっていたバンドではほとんど来たことがなくて、今回思い入れがすごく強かったと。


それで、太陽と虎のマンスリースケジュール見たら、フラッドの写真が載せられていたんだけど、なんとそれには「わたしが写ってないんですよね。」


HISAYO加入前の写真だった!なんと失礼な!



佐々木「これって誰にクレーム言ったらいいんだろうね・・・(ステージ袖にいる)マネージャーの顔が引きつってるよ。」(笑)



●“プシケ”で久しぶりのメンバー紹介をやってくれた。


そして、


佐々木「俺たちのこと、いつから見てくれているのかわからないけど・・・今までいろんなことがあって・・・


前の曲だけど、大切な大切な曲をやります。」



“月に吠える”



2年前のファンダンゴでのライブを思い出した。

岡庭くんがいなくなって、あのときのサポートギターは大さんだった。

そしてこの曲のとき、大さんはステージを下りて、佐々木くんが「“月に吠える”は、3人の曲です3人でやります。」と言って、佐々木くん、石井くん、渡邊くんの3人で演奏した。




 月に吠える彼の声は 真っ暗な空に響いていく
 どんな気持ちかなんて知る由もないから
 どこの誰にも自分の声が 届かなくても構わないんだ
 孤独に生きるのが生き物だ




太陽と虎は高架下のライブハウスだ。時折電車の轟音が聞こえてくる。

“月に吠える”で佐々木くんが歌い終わってアウトロのとき、電車の音が聞こえてきた。


・・・窓から月を見上げて曲を聴いていたら、目の前を銀河鉄道の夜に出てくる列車が通りすぎて、それを見送ったような気がしたよ。



ライブ中の電車の音が邪魔だという人もいるけど、わたしは気にならない。

電車の音まで自分の音楽にしてしまうバンドが好きだ。




次の曲は、3月11日の震災のあと作った曲で。


「自分の親戚に仙台の人がいるので、心配しつつでも自分には何もできないので曲を作って・・・」

でも、曲を作ったりライブをしたりするのがあの時期不謹慎だと思っていたけど、「それがa flood of circleでしょ!って背中を押してくれたのが姐さんでした。」



“感光”


アルバムを聴いていないので初めて聴いた曲だけど、最後の



 生きていて



に泣きそうになった。



●アンコール。


まず渡邊くんが物販で売っているTシャツの紹介を。


渡邊「お世話になってるブランドとコラボしたからTシャツ買って下さい。折角コラボしたのに売れなかったら申し訳ないんで。」



曽根「(渡邊くんに)寡黙なフリしてかっこいいキャラ作ってる。」


渡邊「俺、家では寡黙だよ?」


曽根「母ちゃんと仲悪いだけやろ?」(笑)


渡邊「家の猫とはよく喋る。嫌われてるけど。」


佐々木「なべちゃんちの猫、俺の方が懐かれてるよね。」(笑)



姐さんは、「足元のアヒルちゃんと目が合うんですよ。」(笑)

とか言いつつ、最後のあいさつのとき、アヒルを抱き上げていた。



新曲の“見るまえに跳べ”はめっちゃかっこいい曲だった。

新譜のジャケット提示すると、この曲を収録したCDがもらえるらしい。



そしてラストの“シーガル”

盛り上がった〜〜〜



でも、



“エレクトリック ストーン”、やっぱりやらなかったな。

この曲でフラッドを知って、大好きになった曲。


岡庭くん脱退後、一度も聴けていない。聴きたいな。




佐々木くんは雨男だけど朝からの雨も午後から上がり、終演後外に出たら、ひんやりした夜の空気が気持ちよかった。



[余談]


今日のドリンクカードは虎だった。




イルカはまだか。