星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

the pillows 25th Anniversary NEVER ENDING STORY “Do You Remember 2nd Movement?”@大阪サンケイホールブリーゼ(3/30)

ゲストキーボード:ghoma(from カミナリグモ



転勤して仕事に追われたり、入院したりしているあいだに、「ちょっと休むわ」と言って活動を休止していたピロウズが復活していて、いつのまにかバンド結成25周年の年になっていて。

今回のツアーは指定席の小さめのホールツアーなので、それなら身体もきつくないだろうと、チケットを取った。


ピロウズのライブのたびに会っていた名古屋の友人と、ライブ前にお茶を飲んだ。

「久しぶり、いつ以来?」「うーん・・・1年ぶりくらいかな?」「うそ!もっと開いてるよー」と言われた。

あとで調べたらピロウズのライブに来ること自体が、2011年12月9日のなんばHatchのエネルギアツアー以来だった。そんなに開いちゃったか。


ホールに入ったら、東京から遠征して来られたSさんと再会し、感動のハグ(笑)

後方の席にいる京都の友人からもメールをもらった。

以前からライブ会場で見かける方の顔もちらほら見えて、嬉しくなった。


指定席のホールと言っても2日前の名古屋では、「なんで座ってんのー?」とさわおさんに言われて立ったらしい。

じゃあなんでわざわざホールで?(笑)


でもブリーゼは音が綺麗だから楽しみだ。


(以下、ネタバレあり)





最前列の端っこの席に座って開演を待っていたら、係員さんが「立たれるときは、このロープより前に行かないでくださいね」と言われた。

見ると足元の床に長いロープが貼ってあった。やっぱり立っていいんやね(笑)



開演。さわおさん、Peeちゃん、淳くんはスーツ姿。

ゲストキーボードのゴマちゃんはTシャツ(だったかな?)、シンちゃんは開襟シャツ。ちょっと胸が開きすぎちゃう?(笑)



〈セットリスト〉

SE:Swinger's Night Club


01.LIBERTY
02.恋のスパイに気をつけろ
03.Sha-la-la-lla
04.モノクロームラバーズ
05.エンゼルフィッシュ
06.Sunday
07.ガールフレンド
08.僕でいられるように
09.公園〜黄昏のワルツ〜
10.TONIGHT
11.FUTURE
12.アムネジアの日記
13.開かない扉の前で
14.THE KILLING FIELD
15.Tiny Boat
16.DAYDREAM WONDER
17.Bye Bye Sweet Pain
18.Movement


En1
19.屋上に昇って
20.NAKED SHUFFLE


(future)


En2
21.TOY DOLL
22.Primer Beat


懐かしい曲やよく知らない曲が交互に出てくる感じ。

音がきれいに響いてさわおさんの声を久しぶりに聴いて、最高に気持ちいい!



「今日は、俺達と君たちの間にあるぬぐいきれない違和感を払拭する事が目標です」(笑)



25周年で何をやろうかと考えた時に、ずっとなかった事にしていた2期のライブを思いついた。武道館でも2期の曲はやらなかったし。

で、二人に話したら、真鍋君は割とすぐに「頑張るか」って言ってくれたけど、しんちゃんは「嫌だ」「めんどくさい」って(笑)



何曲か続けて演奏したら、「次からの3曲くらいは静かな曲だから、座っていいよ。せっかく椅子もあることだし」とさわおさん。


そして3曲終わって、じゃあ次立ったほうがいいのかな?と迷っていたら、「都合上、このへんで立ってくれたら」って。




「2期の頃はまったく売れてなくって(笑)

なかったことになっている2期(笑)

この頃の音聴くと、なんだか複雑で。このあと年とってから、‘インスターントミュージック♪’なんてやってたのに(笑)


そして俺のギターが、音源聴くと本当に小さい音でしか鳴ってなくてさ。

なんであれで文句言わなかったんだろうな!」(笑)





「昨日、海遊館にゴマちゃんと行ってきた。ゴマmeetsゴマの写真を撮りに」(笑)





メンバー紹介&MC。


淳くんは、電車に足をひかれても6時間気づかなかった酔っぱらいの話。

会場が変なムードになって、淳くん謝ってた(笑)



ゴマちゃん「名古屋での打ち上げが本当に楽しくて、飲み過ぎてホテルに帰って寝た事も覚えてない」と。

さわおさんと一緒に帰って、ホテルの部屋に入ったトコで転んで、そのまま朝を迎えたんです」(笑)


他のメンバーから「ゴマちゃんのシンちゃん化」と笑われてた。




シンちゃん「私はまだ反対です」(笑)

「このライブには未だに反対しています」(笑)

さわお「もう折り返しなのに」(爆)


最近のドラムに比べてこの頃のドラムはリズムも複雑でテンポの速い曲もあるから、シンちゃんは大変だっただろうな。

お気持ちお察しいたします(笑)




Peeちゃん「2期の頃はまったく売れてなくって。でも、大阪の人達は優しかったです。

三角公園でライブした事もあって、あの頃は心斎橋系と呼ばれてました。

あの頃の曲をこうしてまた演奏出来て、みんなが集まってくれて嬉しいです」





ロープより前に出ないように気をつけながらも、曲によってはこぶしを上げたり踊ったりして、とーっても楽しかった。

“Movement”のときはモッシュがしたくなった!(笑)


Wアンコールでは、さわおさんはハンドマイクを持ってステージを広く使って踊りながら歌って。

近くまで来てくれたけど、ヒゲもなかなか似合ってた(笑)



圧巻は“Tiny Boat



 あなたは特別で他の誰とも違う
 不思議だね出会う事が 決まってたみたいに


ピロウズと出会ってからのいろんなことが思い出されて。



 咲いている幸せの花 襟にさしてあげたい
 いくつになっても似合う色を選んで



ちょっと泣きそうになってしまった。


ピロウズの音楽は、25年過ぎて変わっていったけど、変わらないものもあって。

気づいたら、ずっとそばにいてくれたんだね。



私たちも少しずつ変わっていくけど、好きという気持ちは変わらないでいたいな。



なんてことを思いながら終演後ロビーに出たら、たくさんの友人に声をかけられて挨拶をした。

幸せな幸せな夜でした。