星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

the pillows 25th Anniversary NEVER ENDING STORY“DON'T FORGET TODAY!”@ TOKYO DOME CITY HALL(10/4)






ものすごく今更だけど、10月初めにピロウズの結成25周年記念ライブに行ってきた。



20周年ライブは武道館だった。

25周年ライブは東京ドームシティ。でも916じゃない!・・・予定を空けてたのに(笑)



でも嬉しい。こうしてまた遠征できて。


名古屋のピロウズ繋がりのRさんと話したり、バスターくんのイラストでお世話になっているYさんに初めてお会いできたり。

めっちゃ久しぶりに昔の同僚にも会えた。

遠征にはこういう楽しみもあるね。



開場を待っている間に、ホール前にバスター君登場!



特別参加のゆめちゃんも一緒だった!(笑)



待ちに待って、開場。

入場したら、前から2ブロック目の柵の近くに待機。もっと前に行けそうだったが自粛。






開演。


しもての壁の高い位置に設置されているスクリーンに何やら映し出された。

赤ちゃん→少年→ちょっとヤンキー風のバンド少年、って、これメンバーのメモリアル写真やん!(ちょっと披露宴風 笑)


ひとりずつ順番に、さわおさんとPeeちゃんは3枚目くらいの少年時代の写真でそれとわかったけど、シンちゃんは1枚目ですぐわかった!(笑)



映像が終わったらステージにライトが点いた。ステージ後方に白い1本の大きな木。

20周年の武道館ライブで登場した木に似てる。当時のことを思い出して、早くもうるっと来た。



メンバー登場。


〈セットリスト〉
 

01. スケアクロウ
02. Midnight Down
03. I think I can
04. HAPPY BIVOUAC
05. アナザーモーニング
06. バビロン天使の詩
07. I know you
08. サリバンになりたい
09. RUSH
10. 日々のうた
11. 確かめに行こう
12. About A Rock'n Roll Band
13. ターミナル・ヘヴンズ・ロック
14. ぼくはかけら
15. Funny Bunny
16. GOOD DREAMS
17. クオーター 莫逆の友
18. ストレンジカメレオン
19. TRIP DANCER
20. Please, Mr. Lostman
21. この世の果てまで
22. ハイブリッドレインボウ
23. NO SUBSTANCE


En1
01. HAPPY BIRTHDAY
02. LITTLE BUSTERS


En2
03. Ready Steady Go!


〜“MOONDUST”MV〜


En3
04. Advice

1曲目が“スケアクロウ”で、不意をつかれてまたうるっとなる。

この曲を聴くと必ず思い出す光景があって。

20周年武道館ライブの前にあった“SYNCHRONIZED TOUR”、Zepp 札幌での怒髪天との対バン。


先に登場した怒髪天・増子さんが歌う“スケアクロウ”を聴いていたら涙が止まらなくて。


「このカバーやるの、ピロウズのメンバーにも、スタッフにも内緒にしてたんだ。
ライブ前にスタッフに配るセットリストにも“オトナノススメ”って書いてさ。
だからリハもできなくて、4人でこっそり練習した」


増子さんのその言葉を聴いてまた泣いた。




2曲目は“Midnight Down”

この曲は、神戸バスターズにとっては一生忘れられない曲。2007年7月のあのライブ。
(詳しくはこちらを→http://d.hatena.ne.jp/firesign0916/20070724/p1


2008年の916は、わざわざ神戸でやってくれた。小さいハコなのに。
(→http://d.hatena.ne.jp/firesign0916/20080917/p1


そしてこの2本のライブとともに思い出すのはさわおさんからの葉書。
(→http://d.hatena.ne.jp/firesign0916/20071125/p1


一気にたくさんのことが思い出されて、最初から泣きっぱなしだった。





以下、主にさわおさんのMC。(順番バラバラ)


さわお「今朝目が覚めたら、25年が経ってた、っておきまりのかっこいいセリフを言おうとしたが、今日は10月4日だ」(笑)



さわお「5年前は武道館とかでライブしたもんだから、うっかり世間に感謝なんかしちゃったり、ちょっと泣いたりしちゃったけど、俺は本来そういう人間ではない!
今日も当たり前にライブをやって、君たちにいい音楽を届けるだけだ!」

「俺は、サリバンになりたい!」→“ サリバンになりたい”へ。


●“About A Rock'n Roll Band”の前には、RCサクセションシーナ&ロケッツ佐野元春ルースターズ、コレクターズへのリスペクトを。


●“Funny Bunny”の歌詞。
 

 飛べなくても不安じゃない
 地面は続いているんだ
 好きな場所へ行こう
 キミならそれが出来る


の最後のフレーズを、変えていた。


 僕らはそれが出来る




●メンバー紹介ではひとりずつMCを。

淳「ベースの弾けるバスターズ、プレイングバスターズです!」


淳くんは最近コレクターズでもベースを弾いているらしく、さわおさんに「コレクターズとピロウズどっちが好き?」と聞かれ、
淳くん困って「ピロウズ」と言ったあと会場に向かって「すみませんでした!」と。コレクターズのどなたかが来られていたのかな?

さわお「淳がコレクターズに嫌われるように仕向けてるんだよ」(笑)



シンちゃんは、ドラムのシンバルの有名なメーカーのモニターになったらしく、

「モニターになったので割引で買えたんだよ。僕ほどになったらお金持ちと思われてる?割引だったけど、ヨシキはタダじゃない?」(笑)


「25年と2週間続けたら、僕みたいにいいことあるよ!・・・いいこと言っちゃった!(笑)

今のはカット、はい今からね(笑)

・・・ベランダの鉢植え片付けたらいいよ、台風が来てるから。またいいこと言っちゃった」(笑)


シンちゃん、酔っ払ってるやろー(笑)



Peeちゃん「本当にありがとう!わたくし、人生の半分がピロウズです」

おおっ!ピロウズ最年長のはずなのに、いつまでもギター少年のPeeちゃん!



さわおピロウズは俺達が納得して見れる風景を見るために、随分と遠回りをしたと思われるかもしれない。

だけど遠回りじゃない。俺達は近道をしなかっただけだ。

たとえ生まれ変わっても、俺達は同じ道を選んで歩くだろう。

それが、ピロウズの25年間でした。ありがとう!」



●アンコールでさわおさん、

「最初に流れたメンバーの小さい頃からの映像、だいたい3〜4枚目で誰かわかるんだけど、シンちゃんは早かったな!」(笑)




●さすがにトリプルアンコールの後はふらふらのさわおさん、

「40代、50代でトリプルアンコールはキツイ。おまえら早く帰れ!」(笑)




ありがとうピロウズ

次の30周年はまた916で。予定を空けて待ってるよ!


 言えないくらい沢山の痛みさえ
 最近じゃ笑い飛ばせる
 もう一回だけって何度も
 遠回りしてる

 ・・・・

 ここにある人生で
 僕ら得た答えは
 頂上なんてないんだ
 Yes,ハッピービバーク


   (“HAPPY BIVOUAC”より)