闇があるんじゃない 光がそこにないだけ
当然楽しいことばかりじゃない。
特に人間相手の仕事なので、喜びも多い反面悲しいことや理不尽なことも山ほどある。
人間ってよくもまあ、ここまで自分勝手になれるもんだとあきれたり、わけのわからないいちゃもん(もういちゃもんとしか呼べないことも)に対応しなければならなかったり・・・
(あ、いちゃもんって関西弁?)
反論したいことをぐっと飲み込んで頭を下げながら、「あー、もう血ィ吐きそうや」って思うこともある。
理由もわからないことで怒っている人のところに話をしに行くときは、足がすくむこともある。
そういうときは、「命まで取られるわけじゃなし」って無理やり思い込んで自分で自分の背中を押す。
昨日もどうしようもないシステム上の矛盾点を突っ込まれて、ひたすら謝って和解したもののすっきりせず、どんよりと暗くなっていた。
なんだかなあ。
できることはやった。
相手のことも理解しようと努力した。
自分の顔に浮かぶ笑顔が完全に営業スマイルだ、と自分でわかってしまうので余計腹立たしい。
そんなもやもやを誰かにぶつけても、気持ちが軽くなるどころか自己嫌悪に陥るに決まってる。
もうこうなったら音楽に逃げるだけ。
昔は「逃げる」なんて言葉が嫌いだったけど、最近は開き直った(笑)
逃げたっていいじゃん。また戻ってくるんだから。
癒されたり、励まされたり、浄化されたり、空っぽになったり、蹴飛ばされたり・・・
その時々で感じ方は違うけど、間違いなく次の一歩が踏み出せる。
ピロウズブーム絶賛継続中なので、昨日はiPodに入れているピロウズ150曲を聴き続け、ちょっと耳がヘンになった(笑)
聴いていると神戸ライブでのさわおさんの表情が浮かんできて、また泣きたくなった。
そしてある方のブログで見つけた、アルバム『LITTLE BUSTERS』リリース当時のさわおさんのコメント。(オフィシャルにある)
“親愛なるリトルバスター君へ”
随分長い間、僕は窓の外を歩いている敵を睨みつけてばかりいて、目の前に味方がいるのに満足できずに苛々していた。漠然といつも自分達にしか期待していなかったが、目を閉じて耳をふさいで歩いてきたわけじゃない。理解してくれる人たちの顔は間違いなく僕のエネルギー源の一つだった。“ピロウズがいて良かった”ってキミに言われたいと本気で思った。
『 リトルバスターズ 』はそんなアルバムなんだ。
山中さわお(the pillows)
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「ピロウズに出会えてよかった」って思ったばかりだったのでかなりぐっときた。
昨日背中を押してくれたのはこの歌詞。
何も見えない暗闇で目が覚めても
怖くないぜ 気づいちゃったのさ
闇があるんじゃない 光がそこにないだけ
自分次第でホラ shining! shining! shining! shining!
「気づいちゃったのさ」ってとこが特に好き(そこ? 笑)
そしてサマソニ@大阪に参戦できるよう画策中。
さわおさんに「ゆっくり休んで〜」と言いながら、次のライブを期待してしまう。
やっぱり鬼です(笑)
タイトル曲:Skinny Blues/the pillows