星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

ヴィッセル神戸 2024シーズン試合雑感

XがTwitterだった頃、モーメントという機能にいろいろなツイートを残していましたがそれがなくなってしまったので、いくつかをmin.tというところに移しました。
ヴィッセル神戸の試合を観たあと、その感想を書き連ねた「試合雑感」も、2023年のものから残しています。
試合数が増えれば増えるほど試合の記憶が薄れてしまいますが、自分の雑感を読み返すと思い出されて便利です。
なので、記憶を引っ張り出す目次としてmin.tを利用しています。

2024年シーズンの試合もすべて終了してしまい寂しい日々ですが、あらためて振り返ってみました。


今シーズンの「試合雑感」は下のタイトルをクリックすればたどれます。
min.togetter.com


勝った試合だけ「わが家のMOM」を選んでいますが、これは息子と協議?して自分たちにとってのMOMを決めたもの。
息子は、かつてSBをやっていたことがあったせいか、「よっぽど印象的なゴールでなければ、クリーンシートのときはDFをMOMにしたい」と言っています。
(印象的なゴールとは、ひとりで複数のゴールを決めるとか、敗戦または引き分け濃厚なときに勝ち越しゴールを決めるとか)
なので、私と意見が食い違うこともあります。


また、神戸サポにはおなじみの、公式モバイルサイトに試合翌日アップされるコラム、『覆面記者の目』も必ず読んで、覆面記者さん視点の「今日の一番星」(勝ち試合のみ)としてあげられる選手が誰かも楽しみで、同じ選手だと嬉しかったりします(笑)
ただ、『覆面記者の目』はモバイルサイトのみでしか読めないので、新シーズンになると前のが読めなくなるという難点が・・・(読める方法があれば教えてください)
なので、今シーズンの試合記録と一緒に、「わが家のMOM」と覆面記者さんが選ばれた「一番星」、その選手を表現された言葉を並べてみました。






リーグ戦での折り返し地点、第19節で区切ってみましたが、シーズン後半の試合数の多さがわかります。(ACLEの時期が日本のシーズンとずれているからでしょうけど)

2024シーズンは、勝ち試合が多かった楽しいシーズンでした。ホームは皆勤とはいえ、アウェイ遠征にはなかなか行けない私ですが(今シーズンは今治と広島、天皇杯決勝の国立に行っただけ)、今までヴィッセルが主要タイトルを取った4試合すべて現地観戦できて、この上なく幸せです。

オフの間に少し休んで健康管理して、チケット代や遠征費を貯めて(ここ大事!)、新しいシーズンを迎えたいと思います。

来年も、ヴィッセル神戸にとって、そしてヴィッセル神戸を支えるすべての人たちにとって、良い年でありますように。

人生を変えたものは人との出会いとタイミング、そしてあきらめない心~古橋亨梧選手のお話~

私にとって2021シーズンにおける最大の出来事は、古橋亨梧選手の海外移籍である。
古橋選手について何か残しておきたいと考えたが、感傷的になってしまいそうなので、何か違う形にしようと思った。
そこで思い出したのが、いつも息子が力説している、「亨梧の成長の礎になったのはイニエスタの存在もあるけど、なんと言ってもリージョとの出会い」ということ。
古橋選手がヴィッセル神戸で、リージョやチームメイトと出会ってどう変わっていったのか、見返してみよう。


古橋選手のプロ入りまでのエピソードは、あちこちで記事が上がっているので省略する。
その中でも印象に残っているのは、興國高校の監督が中3の古橋選手を見た時、ドリブルも仕掛けないし、ゴールも決めないけど15分ぐらいで3回裏を取るのを見て獲得を決めたという話。
大学卒業後のプロ入りを目指し、複数のJクラブの練習に参加したがどこからも声がかからず、サッカーをやめようかと悩んだとき、ご家族からの言葉であきらめちゃいけないと思い直したこと。
それから、中央大学の関係者の方が当時FC岐阜におられた大木監督に「一度プレーを見てほしい」とお願いし、プレーを見た大木監督が、「本当にどこにもひっかからなかったの?」と驚かれた話。

思えばこの頃から古橋選手は、出会った人たちに導いてもらっていたのだろう。

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イニエスタへのラブレター

「リーグ戦で失ったプライドを取り戻すためにも、今回のACLは絶対に勝ち抜く。そんな強い意思を感じるような戦いぶりだったように思う。」

ヴィッセル神戸の公式モバイルサイトに連載中のコラム『覆面記者の目』、ACL MD3 広州恒大戦の冒頭である。
この「強い意思」を持ってチームの先頭に立って戦っているのが、キャプテン・アンドレイニエスタだ。

イニエスタのプレーや言動は、私に新しい世界を見せてくれた。報道によると2021年末までの契約らしいので、ACLの戦いが終わったばかりであるが、彼が神戸にやってきてからの出来事を振り返ってみた。(あくまでミーハー目線によるもので、サッカーの深い話はありません)

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「周りの方が流してくれた汗によって自分が存在できている」

タイトルは、ダビド・ビジャ選手の引退会見での言葉。

 

チームのトップスコアラーであり、ワールドクラスのプレーを見せてくれるビジャの、突然の引退発表は衝撃的だった。

 
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「サッカーに引退させられるのではなく、自分の意志で引退を決めたい」

そうも言われていた。長い間考えて、このタイミングと決断されたのだろう。

 

しかし、引退は今すぐでなく、天皇杯で優勝を成し遂げたあとに引退をしたい。

「今日、このような会見を設けたことが、残りのシーズンの試合でいい形で臨めることへの助けになってくれればうれしいです」

その言葉を、引退会見に同席していたチームメイトたちは、どんな気持ちで聞いたのだろう。

 

会見後のリーグ戦残り3試合、C大阪、鹿島に連勝して迎えた12月7日の最終節・磐田戦。

試合終了後にファイナルセレモニーとビジャ選手の引退セレモニーがあると告知され、少し寂しい気持ちでノエスタに向かった。

 

そして・・・


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大きな幕が下からせり上がってきた。びっくりした!凄い!!
バックスタンドにも『7』のコレオ!


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バックスタンドは自分が座っているところなので、見たくても見えない。
ビジョンに映った「7」
きれいにできてる!と感動して、思わず神戸讃歌が始まる前にツイート↓




 
試合は、神戸 4ー1 磐田 勝利!
ビジャがPKを決めて、ポルディがハットトリック

素晴らしい試合だった。

 

 

余韻に浸りながら、ファイナルセレモニー&ビジャの引退会見を待った。

 


 

8月に鳥栖トーレスの引退セレモニーを現地で見ることができた。そのときのイメージから、ノエスタの屋根を閉めるんだろうなとは思っていたが・・・

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大きな和太鼓の力強い演奏のあと、レーザー光線と音楽の競演は、まるでいつか見たサカナクションのライブのよう(笑)

フィンク監督→背番号の大きい順に選手がひとりずつ登場。登場するときは火柱?が上がり、ピッチ上に背番号と名前が映し出される。

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ここまでやるとは・・・もう変な笑いが止まらなかった(笑)

いや感動したんだよ?ここまで準備するの、大変だっただろうな、選手はここまでの演出って知ってたんだろうか・・・などいろいろ考えながら見ていた。

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背番号1のダイヤ選手まで登場したら、続いて副キャプテン西、蛍選手、キャプテンのイニエスタ選手、そしてトリはビジャ選手。


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・・・もっといいカメラを持ってきたら良かった・・・

 

ファイナルセレモニーのレポート(神戸公式サイト)→

https://www.vissel-kobe.co.jp/news/article/16954.html

今シーズンの三木谷良一賞は山口蛍選手!(きっと満場一致でしょう)

 

ビジャ選手の引退セレモニーのレポート(神戸公式サイト)→
 https://www.vissel-kobe.co.jp/news/article/16967.html

 

ビジャフレンズからのメッセージには感動した。世界的に実績のあるアスリートたちがビジャに贈る言葉を聞いて、ビジャの偉大さを改めて実感した。

また、彼が今まで獲得したたくさんのトロフィーを飾った台が並んだ中で、ひとつだけ空いている台がある、のくだりには震えた。

 

セレモニー終了後はビジャとご家族を先頭に、選手・スタッフが場内一周。

私達もスタンドで、入場時に配られた赤いペンライトを掲げた。(ペンライトのつけ方がわからなくて焦った)

ライトが落ちて真っ暗な中で一斉にスタンドが赤く光った時、本当に感動したよ!

 
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ジュビロ磐田のサポさんもほとんど残ってくださっていて、ペンライトをつけてくださった。おかげで観客席全部が赤くなり、本当に美しかった。ありがとうございました!



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スタンドからは口々に「ありがとう!」の声が、ビジャに、選手たちに。

そしてゴール裏前で、全員で神戸讃歌を。

本当に素晴らしいセレモニーだった。

準備されたみなさま、ありがとうございました。

 

 

 

[後日談]

最終節で掲げられたビジャの大きな幕は、クラブが準備したのではなく、ゴール裏で応援を統率されている方々だったらしい。

本当にありがとうございました!

 

 

 

徒然... でなく

しばらくぶりに更新しようと思ったら、「記事を書く」の使い方を忘れてしまったという(汗)
そしてTwitterのように文字数制限のない、広大な入力画面にとまどっています。



行きたいライブを見つけたのに、ヴィッセルの試合とモロに重なっていたので凹んでいます。

分身できないかな?



「徒然」とは、「することがなくて退屈なこと」

ではその逆は何という?

これからのつぼみで一杯の今

ここに引っ越す前のブログで、リンクさせてもらっていた方々のブログをのぞいてみた。
・・・ほとんどのブログの更新が止まっていた。

私も人のことを言える立場ではないけど、寂しいね・・・


わたしがこのブログを始めたのは、2005年2月12日。
ここ数年開店休業状態だったけど、今年の2月12日で丸14年、15年目に入る。
始めてから10年近くはマメに更新していたのに、ここ数年放置していたのは・・・

・2013年春に転勤後、忙しくて更新する時間も余裕もなかった
・同年、大病を患い入院・手術を受けて、その後ライブにも行けなくなった
・ライブに行かないと、書くことがない

などなど。

それから、病気をしたあとサッカーにはまり、そちらに時間を割くようになった。
その前からやっていたTwitterで、リアルタイムに思いをはき出せるようになったこと。
も大きいかな。


でもでも。
昔の自分のブログを読み返すと、当時の光景や出会った音楽、出会った人たちがよみがえってきて。
これからもそれを大切にしていこう、という気持ちを強くしたのでした。

あの日があるから今の自分がある。


今までの花で一杯の今
これからのつぼみで一杯の今  


どこかで見かけた誰かの言葉。