星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

No Regret Life TOUR 2006 Autumn Back ファイナル@代官山 UNIT


11/25の十三ファンダンゴのライブに行けなかった。チケット取ってたのに。

和奏さんの好きなファンダンゴ。わたしの好きなファンダンゴ


それでがっかりしていたところ降って沸いたような12/3の研修 in TOKIO

なんと12/2にノーリグのツアーファイナルがある。

なんてラッキーなんでしょう♪



というわけで今夜の宿がある両国から代官山へ。

ずいぶんいろいろ乗り換えて、1時間くらいかかっちゃった。もっと早いコースがあったんかな。

とにもかくにも都営地下鉄初乗車!(笑)


代官山に着いたらUNITの場所を確認して腹ごしらえ。

同じビルにあるアメリカンなお店のアメリカンなハンバーグランチを食べた。こういうときはひとりだとちょっと寂しいな。




UNITは長い階段を下りて地下2階にあった。ステージが高いし雰囲気もいい感じのハコ。


チケットをぎりぎりに買ったため整理券番号が後ろのほうだったのに、お客さんの出足が悪く3列目のど真ん中に行けた。前は小柄な子が多くて3人ともばっちり見える位置。よーし、ここに来れなかったひとの分まで楽しむぞ!<セットリスト>

01.キッド
02.西向き
03.その瞬間に
04.6月に浮かぶ
05.扉
06.ラストスマイル
07.憧れの果て
08.夏の午後
09.迫る夕暮れ
10.あの日の未来
11.失くした言葉
12.記憶の糸
13.オレンジ
14.静寂の歌
15.現在に在る
16.微熱
17.右手の在処
18.さよならがはじまる
19.Secret Sign
20.メロディー


En
22.Wonderfl World
23.せつなさの向こう側


(12/3 訂正しました。てんさん、ありがとう!)



「キッド」「西向き」「その瞬間に」と最初からテンション最高潮。

それでも曲の合間には名前を呼んだりやじ?を飛ばすことなど一切なく、みんなじーっと3人を見守っている感じ。

和奏さんのMCも中盤まで少なめで、すごい緊張感が伝わってくる。

元太さんも口数少なく話をふられても笑顔でうなずくだけ。

「右手の在処」のあと和奏さんが、

“ふ〜まだ緊張してるよ”と。

“もう終わっちゃうよ”と元太さん。


和“まだ10分の1だから”

元“そんなに曲ねえよ”(笑)


和“昨日からすごい緊張してて。ふだんなんともない小さなことを迷ったりして。天ぷらうどんの天ぷらの尻尾を食べようか残そうかと迷ったり”(笑)

元“俺も昨日海鮮丼を食べるときアマえびを食べるか迷ったよ”

和“いいもん食ってんな(笑)アマえびは食ったほうがいいよ”


そんな話のあとみんなの緊張感が溶けてきた。もう終盤ですけど(笑)


“2月にアルバムを出してツアーであちこちまわって。はじめまして、があったり久しぶり、があったりしたんだけど、すごいと思ったのは全然知らない初めての街に行っても俺たちを待っててくれるんだ。それはすごいことなんだ”

“だから秋、もう1回ツアーにまわって街に戻ろうって。だから『Autumn Back』、そして『Autumn Back ファイナル』そのまんまだな(笑)”


“ただいま、代官山!・・いや違うな。ただいま、東京!・・これも違うな。ただいま!みんな!だな”(大きな拍手。あちこちから“おかえりー!”と声が飛ぶ)


和奏さん満面の笑みで“嬉しくなってきた〜抱き合いたいよー”と。


それまでの緊張感も決して悪い雰囲気じゃなかったけど、このあともっと一体感が強まって、そして聴いた「メロディー」は感動的だった。月並みな表現だけど。本当によかったよ。


そしてすごかったのは竜ちゃんのドラム。

特に「オレンジ」〜「静寂の歌」のときは魂が吸い取られそうだった。


ドラムソロから始まってベースが入ってギターがかぶさっていく「右手の在処」のアレンジもぞくぞくした。


あんなに緊張している和奏さんを初めて見たし、それがだんだんほぐれていってとっても素敵な笑顔も見れたし、やっぱりライブはいいなあ。



ライブが終わって代官山駅まで行くつもりが歩き出す方向を間違えてしまい、隣を歩いていたきれいな女の子に道を尋ねたら、“わたしも地元の者じゃなくてわからないんです”と。

結局駅までのわずか2分の道を間違えていて、その女の子と一緒に引き返した。


彼女は新潟から来られた方で、某ライブハウスに勤めておられて、明日も仕事なのでこれから夜行バスで帰られるとか。

駅で別れたけれど、もうちょっとお話したらよかったな。


たくさんのひとのいろいろな想いが、音楽を通して繋がっているんだね。


ほんとに音楽って、すごいことやってくれるんだね。ね、和奏さん。