星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

 信じる 信じない


うさぎシリーズ、終わりましたねえ。

参戦されたみなさま、お疲れさまでした。

1/13の札幌から今日の代々木まで、バンプのみなさま、スタッフのみなさま、ありがとうございました。



・・・やっぱり聞こえてきちゃいました、ファンのマナーの悪さ。

大きなハコになればなるほど人もたくさん集まるので、仕方ないと言えば仕方ないんだろうけど。


前奏が始まってもメンバーの名前を叫ぶ子がいたとか、「結婚してー!」ならまだましで、もっとひどいこと叫んでいた子もいた(とてもここには書けん)とか、終わったら会場はごみだらけだったとか、会場の周りで売っている違法グッズを買っている人も多かった、などなど・・・


その場にいなかったから真偽のほどは定かではないけれど、大阪のライブでもそれに近いことはあったな。不快になる一歩手前、くらいの。


昔の藤くんは、じっくり聴いてほしい曲で手拍子されたら途中で曲を止めて唄いなおしたり、客に怒ったり、時には客と議論になったりってことがよくあったそうだね。


1年くらい前のインタビューで鹿野さんに、「最近ライブ中、怒らなくなったね」と聞かれた藤くんは、「俺、信じてるんですよ、聴いてくれるみんなを」と答えておられた。


ちょっと泣きそうになった。


“もう信じなくてもいいよ”と思うような場面にも何度も出会ったけど、彼らはわたしなんかよりもっとそういうことを見聞きしているんだろうな。


それでも「信じている」と言い切る藤くんが潔いなと。



音楽を媒介にして繋がっているあなたとわたし。その繋がりは強いのか脆いのか、時々わからなくなる。「そんな不確かなモノを信じているのか」と鼻で笑う人もいるだろうね。




そういえばエルレの細美さんが、「苦しくなったら誰かに頼ればいい。誰もいなかったら音楽に頼ればいい」と言われてたって。


音楽に頼ろうと思ったら、その向こうにいる「あなた」を信じなければ。純粋に音楽だけをみつめることができる人もいるだろうけどわたしには無理。


だとすると藤くんも、音楽の向こうにいる人を信じているからこそ唄い続けることができるのかな。もし信じられなくなったら、唄う意味がなくなっちゃうんだろうか。音楽に頼っているのは、彼もまた同じなんだろうか。



いつまでも彼らの曲を聴き続けたいと思うのなら、お互い信じあえる関係でありたいね。



・・・・・思ったことがうまく書けずにもどかしい。鹿野さんになりたい。笑