星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

 いつしかすべてが 歌のように終わるなら(チキンジョージ その2)

ロストの元旦を明日に控えながら、深夜明けの寝ぼけた頭で街を徘徊。


ほんとに明日東京に行けるんかいな。どうにも信じられない。



最近の徘徊コースは、三宮センター街タワレコを冷やかしつつ中古CDショップをハシゴ→→ジュンク堂書店で新刊本を物色→→チキンジョージの建物を見て帰る。



生田神社の散りかけた桜を横目で見ながら、角を曲がればチキンジョージ


リニューアルの工事が発表されてからは、いつももうあの建物ないかも、と緊張しながら角を曲がってきた。



そして、今日。



ついに工事がはじまるみたいで、外壁に足場を組む職人さんの姿が・・・・

 



本当に工事するんだね・・・・


作業しているおじさんに、「建物全部取り壊すんですか?」「一部でも残るんですか?」「もし壊すのなら、中の壁に貼ってあったたくさんのポスターやパネルはどうなるんですか?」・・・・と聞きたかったけど、あまりにお邪魔なので我慢した。それでなくても不審なおばさんやし。


チキンジョージの存在がなくなるわけじゃないんだから、終わりじゃないんだから、と自分に言い聞かせても、寂しさはぬぐいきれない。


いろんな思い出が走馬灯のように・・・・って、ちょっとオーバーやね(笑)



初めてライブハウスに足を踏み入れたときのときめき、あのライブでの熱気、あのとき聴いた曲とあのひとの言葉。チキンジョージに一歩足を踏み入れると蘇ってきた数々の思い出は、自分の中にしまいこんでおかなくちゃ。



記憶はやがて薄れていってしまうだろう。それは寂しいことだけど、新しいはじまりのためなんだから。


終わりじゃなくてそれははじまりなんだ。






そしてそして。


『時計』TOUR 2006 の最終公演を「はじまり」とした、LOST IN TIMEの覚悟を明日見届けて来よう。





タイトル曲:はじまり/LOST IN TIME