MINAMI WHEEL2006 3日目(10/8 第1部)
〔15:20 hillsパン工場〕 ←ライブハウスの名前。
◆コスモス
本当に「hillsパン工場」ってライブハウスだった。この名前をミナホのHPで見たときから行ってみたくてうずうずしていて、やっとチャンスが訪れた。
地下鉄四ツ橋駅のすぐ近く、hillsパン工場cafeの地下がライブハウス。cafeも感じよかったなあ。そこでお茶したい誘惑に耐えながら地下への長い階段を下りていく。
入り口のドアのところですれ違った髪の長い女の子に肩を叩かれる。
あ!あ!
確か6月のVOLA@磔磔で隣り合わせになって言葉を交わした西宮の子!
「わ〜!久しぶり!」とお互い笑顔で手を振りすれ違う。こんなことあるんやね!楽しいなあ。
地下に下りていくとコスモスのライブが始まっていた。
ライブハウスは狭い縦長で、ステージが低いので後ろのほうは人の頭しか見えないが、フロア前方の頭上にでかいモニターがあって画面がきれい!しかも音もいい。
2003年にオープンしたそうで、Being/GIZAグループの株式会社スプーンフルが運営していて、GIZA Studio所属のアーティストによるライブが毎週木曜日に行われているらしい。
・・・本題から離れていくけど、ここ、とても気に入りました。次回はぜひ上のcafeにも寄ってみよう。
階段を下りていくわたしを東京からいらしたすぎまるさんが発見してくださり、924ライブ以来の再会を果たす。
さて、コスモス。初めて観るバンド。ボーカル&ギターとキーボードが女性、あとベースとドラムの4人編成。
ボーカルのしおりさんの声はハスキーで伸びがあって、好きな声だ。特にラストに唄った“ここに在るもの”がよかった。HPに行ってみたけど、歌詞が素敵。(歌詞集はこちら)
“太陽”、“種と羽”、“ここに在るもの”など6曲くらい。
〔16:15 hillsパン工場〕
◆鶴
924ライブのあとミナホの話をすぎまるさんとしていたとき、すぎまるさんのお薦めバンドのひとつが鶴だった。
「聴いたことないけど“鶴”よ、“鶴”。名前だけで気になるじゃない。それにミナホHPのあの写真!」
そう、メンバー3人ともアフロヘアのかぶりもの。どう見てもコミックバンド。自称「ウキウキ&切なさの伝道師」だそうだ。
・・・セットチェンジとチューニングに出てきたお兄さん3人は、普通の人々だった。(笑)
チューニングで「パーティー、パーティー♪」って曲の1番をほぼ全部やって、ファンにとっては開演前から楽しめるよね。
コスモスのあと4列目まで上がっていったわたしとすぎまるさん、後ろを振り向くとお客さんが続々とつめかけていて、どうやら入場規制が出たらしい。鶴、恐るべし!
そして開演。・・・・アフロだーーー!(笑)ボーカルさんのは赤いリボンまでついてるし。
ウキウキライブやったー。笑い転げた。「こんばんは!鶴です♪」も「M!W!ミナミ・ホイール♪」の手の振りも覚えた!
3人ヤマビコ(?)も凄かった。「アンパンマーン、ジャムおじさん」ネタはパン工場だから?
いや〜笑わせてもらいました!
曲はちょっとベタだけど、「曲はあまり好きなタイプじゃないけど、彼らが唄うから好き」とはすぎまるさん評。同感でーす。
“ダイナマイツ勘違い”、“Tonightはパーティー”など5・6曲とおもしろMCいっぱい。
ここに来て正解だった。大満足で次のハコへ。
今日は御堂筋パレードらしく(もう終盤?)、トラックの荷台に紫や金のハリボテのでっかい龍が乗せられ運ばれていた。人もいっぱい。
〔17:00 SUN HALL〕
次にどこに行くかは決めていなかったので、すぎまるさんにくっついてSUN HALLへ。
ここは広め縦長のホール。初日にノーリグがやったとこだよね。来たかったな。
mothercoatのことはまったく知らなかったので、まず水分補給。すきっ腹にアルコール。だからバテるんやな。
端っこでぼーっと観ていよう、と思っていたのに気づいたら真ん中へんにおられたすぎまるさんの隣までふらふらと。mothercoatの不思議世界に惹きこまれた模様。
ボーカルのギガくん(だっけ?)の声とテンションと、ベースのトキちゃんのかもし出す雰囲気は・・・表現不可能。きっとCD聴いても伝わらないだろうな。ライブ観て初めて知る世界。
また関西でライブがあったら参戦しちゃうかも。
それにしても彼らのHPのprofileのページ、怖すぎる。きゃ〜って声無き叫びを上げてしまったわよ。→問題のページはこちらから「PROFILE」をクリック。心臓の弱い人は見ないように!
曲タイトルはまったくわからず。乞う情報。
↓みいさんに教えていただきました。<セットリスト>
01.欲と望
02.ポトフ
03.アングル
04.プランクトーン
05.ガリレオ
06.安住の地
〔18:00 SUN HALL〕
そのままSUN HALLに居残る。もともと鶴のあとはELECTRIC EEL SHOCKを観ようと思っていた。
「2002年に日本を離れ、アメリカ/イギリスなど活動の拠点を海外に置き、世界を相手に暴走を続けるロック侍三人衆」らしい。(ミナホHPより)
“わたしならこうまわる”であるDJさんが、「日本より海外での活動をメインにしているだけあって、この機会は見逃せない!」と書かれていて興味を持った。
「限定」とか「先着30名さま」とか「残り3つだよ〜」とかに弱いのは主婦のサガ。(ちと違う?)
お客さんが最前列の数名を残してほぼ入れ替わるのを見ていたらトントンと肩を叩かれた。砌さんやった。初日からよく会うねえ。若い男の子(確か21歳)とツボが同じなんて、おばさん嬉しいぞ。(え)
そして、ELECTRIC EEL SHOCK。
ヘヴィメタっていうの?ああいうの。え?違う?ジャンルなんてよくわかんないけど、とにかく激しい。
でも実は好き、こういうの。かなり前のほうで飛んでしまった。だってわたしにとってのミナホ・ラストステージだもん。
いやー、楽しかった。ドラムの人の4本スティック凄かった。でもなんで(ほぼ)裸やねん。
ボーカルのアキの表情がおもしろかった。前のほうにいた背の高い外国人のお兄さんもノリノリやった。
10/22の十三ファンダンゴ 19周年記念パーティーに出演するらしい。ファンダンゴを壊さんとってやー!
ライブが終わったら砌さんに、「かなり前のほうにおられましたね」と言われた。いやいやお恥ずかしい・・・・
かくして2006年のわたしのミナホは終演。BIGCATの最後のシークレット、吉井和哉氏に心をちょっとばかり残しながら、福島セカンドラインへすぎまるさんとともに小移動。・・・・第2部へ続く・・・って長っ。