星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

 VOLA & THE ORIENTAL MACHINE ANDROID tour@十三ファンダンゴ

もう何度も書いているけど、シロップの対バンで初めて大阪にやってきたVOLAのライブをみたときは、自分がこのバンドを好きになるとは思わなかった。

アヒトくんの声と変態チックなメロディーに気圧されて、口をあんぐり開けたまま聴いていたように思う。


でもいつのまにか関西でライブがあると聞くといそいそとチケットを買いに走り、あんなに拒絶していたメロディーにも身体がなじみ、“concour”や“ NAGERI TO KASUPPA”なんて歌えちゃったりするもんね。数えてみたら今日が5回目のライブ。ほんとに慣れって恐ろしい・・(え)



今日一緒に参戦するはずだった友人が体調不良のため行けなくなり、とぼとぼとひとりでファンダンゴへ。


着くなり大阪のシロップ以来のでんちゃんと、シロップ野音で知り合ったばかりのmichiさんにお会いできてテンションが上がってくる。michiさんは明日の名古屋ライブにも参戦されるとか。ツワモノだわ〜



他のライブハウスは知らないけれど、ファンダンゴのチケットの売れ行きは良かったようでほぼ満員になっていて、開演前からフロアにはエネルギーが渦巻いていた。(SOLD OUTだったとか)

こんな感じ、久しぶり。



<セットリスト>

01.ORIENTAL MACHINE
02.Mexico Pub
03.Principle of machine
04.concour
05.噛む猫
06.FOOD'S NEXT
07.羽根の光
08.BACK OF LOVE (ECHO & THE BUNNYMENのカバー?)
09.夢診断
10.Fatal Incident(Please take my breath away)
11.comeback in darkness
12.NAGERI TO KASUPPA
13.blue song
14.MIND CONTROL
15.ト☆キ☆メ☆イ☆テ★ tonight flight
16.A communication refusal desire


En1

01.WATING FOR MY FOOD
02.The counterattack of the dreamer(夢見人の逆襲)


En2

01.Song of Ruin



(11〜13曲目あたりの曲順が怪しいです)



アヒトくんの横には電子ドラムが置かれ、時々ピックを口にくわえてドラムを叩いたりギターを置いてハンドマイクで歌ったり、最初からテンション高かった。MCのテンションは相変わらず低いけど・・・(笑)


有江のおじちゃんは黒のサングラスに(サングラスは3曲めにはもうなかった)ピンクのタンクトップの上に黒いシャツ、黒ネクタイ、一歩間違えば、というギリギリの線でかっこよかった。


青木さんはいつものように淡々とプレイしていて、シロップのときよりステージが近いので表情を見ていると意外に(?)楽しそうだった。


だいきちゃんは吼えまくり。それってテンション高い証拠?終始ご機嫌そうだった。



覚えている限りのアヒトくんのMC。


4曲くらいやってから、「こんばんは、ボラです!」


「ある町に犬小屋があって・・・そこにつながれているのは犬かと思ったら猫で・・・これが噛む猫で、人にも同じように噛む人がいて・・・」→イマイチわからんけど“噛む猫”へ。



「○○△△・・・これが次のアルバムのタイトルにしたい言葉で・・・」


○○△△が聞き取れず、みんなぽかんとしてアヒトくんを見つめる。


「あ、わかんなかった?僕は昔から説明するの下手で・・・
ほら、小学校の参観日で親が来ているからみんなハイハイ、って手を上げて黒板に答えを書いて説明するやつあるでしょ。
僕も手を上げて“はい、イナザワくん”って当てられて前に出て答えを書いて説明しようとすると、あの〜○△×□、って。そんな感じ」(笑)


有江さんすかさずお客さんを見て、「今のは伝わった?」(爆)



「たまには希望のある歌を、と思って」→“羽根の光”



「踊るしかないね」→“BACK OF LOVE”〜“夢診断”〜“Fatal Incident(Please take my breath away)”



「よく行く釣り場に双子の港があって。“NAGERI TO KASUPPA”」



「切ないとき、憂鬱なとき聴きたい」→“blue song”



「今度はわかるようにゆっくり言います。
電車に遅れそうになって、こう駅の階段を走ったりするとき何人くらい僕に釣られてついてくるかなって。赤信号の横断歩道で信号が変わる前にフライングしようとしたらまわりの人も歩き出そうとしておっと!って。そういうのが“MIND CONTROL”」


「今すごい人いるよね、歩いてておっぱい出てるような(服装?いちゃちゃしてるてこと?)。僕はそんなんじゃなくて“ト☆キ☆メ☆イ☆テ★ tonight flight”」


若干わかりにくいですが・・・(笑)




「ツアー回ってていろいろおいしいもの食べて・・・(有江さんが“今日も食べるよ”と)
食べ過ぎると・・・幽霊になっちゃうよ」→“WAITING FOR MY FOOD”



聞き違いがあるかもしれないけど、(そんなにしてまで曲紹介しなくても)と思いました。(笑)


ギターを頭の上に掲げて、「6000円!6000円!」

・・・「セリだよ。わかんなかった?」(笑)

「1万円!」って叫んだらギターくれた?(あほな)



チューニングしてから、

「I'm O.K!・・・あげちゃだめなんですよね、オーケー?って。おれ大丈夫?って」

有江さん、「不安なのかよ!」(爆)



有江さん、いい味出してた。大好きです。(告白?)



アンコールでだいきちゃんが「後ろのひと〜!!」と後方のお客さんに向かって手を振ると、

「二階のひと〜!!」と有江さん、二階のお客さんに向かって・・・ンなわけないやん!!(笑)

だいきちゃん、「いっぱい来てくれて嬉しい・・・」(しみじみと)



最後は全員すごいテンションで、踊りまくるアヒトくん、吼えるだいきちゃん。

青木さんと有江さんはお客さんにギター、ベースを差し出すし、有江さんにいたってはベースをだいきちゃんに叩かせたりアヒトくんの電子ドラムにからんでいったり……


ここまでテンション高い彼らを初めて見た。




今日一番「すげえーーーっ!!」って思ったのは“comeback in darkness ”


アヒトくんがギターを弾いたり電子ドラムを叩いたり、かっこいいのよくないのって!(どっちやねん)

踊りながら気が遠くなりそうなほど良かった。



それから“A communication refusal desire”

やっぱりこの曲はアガる。

フロアにいたほとんどのひとが右手を上げて飛ぶ光景は鳥肌モン。

そして上げた右手で音をつかんでVOLAのメンバーと繋がっていたみたいだった。

これがほんとのコミュニケーション。(シャレじゃないよ)



踊ったり飛んだり、最後はモッシュの中に突っ込んでいったり・・・


楽しかった!「音楽とは音を楽しむことなり」って感じ。



ただ、心配ごとがただひとつ。



明日足腰、立つかしら。