星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

the pillows Wake up! Tour@京都MUSE(7/4)

大阪・十三(じゅうそう)で京都線に乗り換えて、久しぶりの京都に向かう。

高槻あたりでは雨が上がっていたのに、烏丸についたらどしゃぶりだった・・・

さすが雨バンド。負けたわ〜(ドラムのしんちゃんが雨男らしい)



駅のロッカーに荷物を放り込み、初めてのライブハウス、京都MUSEに向かう。


場所はすぐわかったけどどこから上がるんだろ。この非常階段?


非常階段ではなくそこが正面入り口に繋がる階段だった。


「Aのチケットの人から並んでくださーい。屋根のない4階までの階段に」とスタッフさんの声。

・・・・どしゃぶりなんですけど・・・ハードボイルドだわ。


わたしのチケットはBだったので促されて1階に降りた。

そこで時間をつぶしていると、大阪から来られたという同世代の女性の方とお話しする機会があった。


「最初はバンプが好きで・・・」(あ、一緒!)

セットストックは2日目だけ行くの」(一緒一緒!)

「子供と一緒に行くの」(まー、これまた一緒!)


そのひとは娘さんが九州の大学に行かれていて、広島が中間地点でちょうどいいのだとか。


同じような環境にあるそのひとに勇気づけられて、はりきって開場を迎えた。


京都MUSEは、ちょっと昔のチキンジョージに雰囲気が似ていた。

両方の壁側にベンチがあるところは磔磔みたい。「ベンチには立たないで」って書いてあるけど。


二人置いて左隣にはアメリカ人と思しき背の高い二人の男の子がいて、「ピロウズも国際的やなあ」と思った。


そして開演。後ろから来た押しに便乗してさわおさんの前7列目くらいに行った。



<セットリスト>

01.Wake up! dodo
02.Skinny Blues
03.BOYS BE LOCKSMITH.
04.ターミナル・ヘヴンズ・ロック
05.プロポーズ
06.空中レジスタ
07.シリアス・プラン
08.プライベート・キングダム
09.Kim deal
10.Walkin' On The Spiral
11.つよがり
12.like a lovesong(back to back)
13.MY FOOT
(14.TONIGHT)←予定になかった弾き語り
15.BOAT HOUSE
16.Girls Don't Cry
17.プレジャー・ソング
18.YOUNGSTER(Kent Arrow)
19.ROCK'N'ROLL SINNERS
20.スケアクロウ
21.サードアイ
22.Century Creepers(Voice of the Proteus)
23.Sweet Baggy Days


En
01.Sad Sad Kiddie
02.Ride on shooting star
03.LITTLE BUSTERS


最初のほう、モッシュの中でいい位置が見つけられなかったのと、音が大きいためか割れて聴こえてややノリきれなかった。でも4曲目あたりからいい感じになじんで(?)きた。



●「今日はほんとにささいなことだけど(何回もここを強調されていた)嬉しいことがあったんだ」

「長い間生きてきて、僕は玉ねぎを食べたことが無い(笑)でも食べ物って、必ずって言っていいほどネギや玉ねぎが入ってるだろ?目の前で料理をしない買ったお弁当なんて大変なんだ」

「今までもずっと関西でお世話になっている夢番地ってイベンターさんが、今回オムライスを作ってくれたんだ。それが俺のだけ玉ねぎ抜きだったんだ!!(拍手〜)嬉しくて・・・思わず全部食べちゃったよ」

「今日の俺は機嫌がいいぜ!!」(大拍手〜〜)


●今回“Kim deal”が聴けるとは思わなかったので、この曲が始まったとき泣きそうになった。

終わった後さわおさんがわたしの前にいる子を指差して、「キミ、泣きそうになったろ?キミだよキミ!」と言われたとき思わず手を上げそうになった(笑)


●お客さんからの「おいでやす〜」の声に、「それ日常使ってんの?不自然だったぞ」と。でもそのあとさわおさんも「おいしおす〜」って。
またお客さんから「おきばりやす〜」と言われて 「何だ?イメージ上げようとしてんのか? そんなことしても知ってるぞ。京都が暴走族が多いとこだって!」 と。


●最近ベースの淳くんと二人で、念願のサマーズのライブを見に行ったとか。 「やっぱりライブはいいよな」と淳くんしみじみと。
ライブ後、関係者から楽屋へどうぞと誘われたけれど知り合いでもないし、疲れているところに押しかけて気を使わせても悪いと思って固辞していた。でもサマーズの2人からも「どうぞ」と言われ楽屋に入った。

さわおさんが「どうも〜」とお辞儀をしたら、隣の淳くんがおもむろに鞄からサマーズのDVDとマジックを取り出して「サインください!」 って言ったのにはびっくりした、「用意してたんか!」って(笑)

淳くんすまして「6本セットのBOXごと持って行こうか迷ったんだけど、鞄に入らなかったから1本にした」と。
   

●「最近僕が作った曲で、最近僕が作った曲で」

「一番良い曲をやります」

「もしかしたら売れるのではないかと・・・」

(場内みんなワクワク)


「“つよがり”」 (爆)


真剣にコケた(笑)でもさわおさんの歌う“つよがり”は結構好き。ミスチルとの対バンのときに初めて聴いて感動したもの。


●しんちゃんは宇都宮で自由行動中若い男の子に見つかって、サインや写真をねだられて大変だったそうだ。それ以来しんちゃんの鼻が高くなった、とさわおさん。

夕張でグデングデンに酔っ払ってGLAYのヒサシくんにその大変さを話したそう。(ヒサシくんのほうがそれをよく知ってるのでは?)    
でも、今日の京都ではコンビニに行っても誰にも気づかれなかったそうで、しんちゃん、「僕の思い違いでした」(笑)と。


●“MY FOOT”のあとくらいだったか、さわおさんがわたしの左側にいた例の外国からきた男の子二人を指差し、

「キミたち・・・シアトル(アメリカツアー)にもいたよね?」

「彼らすごいんだよ!全部日本語で歌ってるんだ!」

アメリカンボーイ(さわおさん命名)、ガッツポーズ。場内大きな歓迎の拍手!


メガネをかけたほうのアメリカンボーイが何かを叫ぶ。さわおさん「え?」と聞き返す。

「“トゥナイト”、ヤリマスカ?」


わっ!と場内盛り上がる。


さわおさん、にこっと笑って“TONIGHT”を1番だけ弾き語り!

わーん、ありがとう、アメリカンボーイ!グッジョブ!!(全員の総意)



アンコールでいつものようにヨーヨー持って出てきたさわおさん、ふたりに向かって

「シアトルへのお土産に」

とヨーヨーを投げる。片方の子がナイスキャッチ!いいなあ!!



●アンコールのときにちょっと髪型が乱れていたさわおさんに、「髪型かわいい!」の声が飛ぶ。


「俺はいつもかわいいんだよ」

「俺がかわいいのは、真鍋君が一番よく知っている。なぁヨシアキ?」


そうふられたPeeちゃん、


「リーダー、今日も素敵です」(爆)


やーん、Peeちゃんも素敵だよーん!!(←惚れ直している)




●汗だくになって息を弾ませていたらさわおさんに、

「みんな汗びっしょりになって、まぬけな顔して……かわいいよ!」


って言われてときめいた(笑)



●一番感動したのは“YOUNGSTER(Kent Arrow) ”のハンドクラップ。


お客さんほぼ全員が両手を頭上に上げてハンドクラップしているのは圧巻だった。人間の手って綺麗だなと思わず見惚れてしまった。(その分わたしは出遅れた)

リズムもばっちり決まって、バスターズ、かっこいい!!と思った。


ステージを見ると、さわおさんと淳くんがとっても嬉しそうな目をして、笑顔がこぼれるのをぐっとがまんしているのがわかってさらに感動した。


ライブ終了後流れたSEもこの曲で、余韻をかみ締めながらの大合唱とハンドクラップに、またうっとりしてしまった。



すべて終わって物販に並ぶ前に、さわおさんのヨーヨーを見せてもらおうとアメリカンボーイに身振り手振りでお願いした。(ヨーヨーって英語でなんていうのさ!)


撮らせてもらった写メ、大公開(笑)



帰りには雨も上がってとってもいい気分。



もう一度さわおさんに言おう。


「リーダー、今日も素敵です」