星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

ミドリ/VOLA&THE ORIENTAL MACHINE@神戸スタークラブ (1/22)


なんとか仕事を終わらせ、三宮駅のロッカーに荷物を放り込んで、小雨の中小走りでスタクラへ。


ドアを開けると左手に物販の机があり、そこに銀色の髪の中畑さんが!

一瞬目が合った。心臓が飛び出るかと思った。

スタッフさん(?)とお話されていたので、少し離れたところからチラ見した。



ということはミドリからだな。

ミドリTシャツの背の高い男の子多し。

そういえばVOLAが神戸でライブするの、初めてだ!と今頃気づく。


フロアは7割くらいの入りで大きい子が前にいたので、後方右側の壁寄りでスタンバイ。

その壁際には照明用のためのものかがっちりした梁があって、ちょうどまりこさんの好きそうな足場があるな〜と思いながら眺めた。



ミドリは去年のサマソニ(大阪)で初めてライブを見て感動して、その後のRUSHBALLでも見ようとテントステージに走ったバンド。ライブハウスで見るのは初めて。


某サイトによると、“後藤まりこ(Vo & Gt)がセーラー服でギターをかきむしって歌うのが特徴的なハードコア・パンクロックで「大阪のいびつなJUDY AND MARY」の異名を持つ”らしい。



 後藤まりこさん↓

セカンド


一度見たら忘れられないインパクトのあるバンドだ。



◆ミドリ


<セットリスト>


SE:愛って悲しいね (宴会バージョン)

01.愛って悲しいね
02.うわさのあの子
03.ロマンティック夏モード
04.エゾシカダンス
05.声を聞きたいのですが、聞こえないのです
06.お猿
07.獄衣deサンバ
08.ドーピングノイズノイズキッス
09.POP


(セットリストは鍵盤のハジメさんのブログからいただきました。教えてくださった黒猫ぷりんさんありがとうございました)



スタクラはステージが高くないので前に大きい子がいると見えにくい。

かろうじて最近替わったというサポートベースの人の顔が見えた。

ハジメさんはいつものピンクの変態Tシャツか?

ドラムはまったく見えず。



「神戸、大阪、東京と、VOLAと一緒にライブをします。せっかくだから仲良くなろうと思ったけど、仲良くなれていません」

と寂しげなまりこさんのMC(笑)


まりこさんは小柄で華奢で色白で、MCは空気が抜けた風船みたいなのに、歌と演奏はハードで男っぽい。かっこいいのです。


そしてついに『お猿』のときにまりこさんがやってきた。

例の壁際に組んである梁(と呼んでいいのかわからんが)によじ登るために。


ハンドマイク片手に「えーっさ えーっさ えっさほいさっさ♪」と歌いながら、フロアのお客さんたちの肩の上を歩いてる〜〜〜


今までは遠くから「すげぇーー!人の上を歩けるもんなんや!」と感嘆して見ていたけど、今日はまりこさんがずんずん近づいてくる。

ハンドマイクを途中で投げ捨てついに目の前の集団の上までやってきたまりこさんに思わず両手を伸ばしたら、ルーズソックスを履いている左足がわたしの右肩に乗り、続いて裸足の右足がわたしの左肩に・・・(もちろんまりこさんは手で壁際の梁をつかんでいる)


見上げたらまりこさんの○○○が丸見え、という状況だけど、まりこさんを落とさないように必死で両足を持っていたわたしには見上げる余裕なんてありませんでした・・・


無事に後ろの集団にまりこさんを送って振り向くと、えいやっと頭上の遥か上方にある足場によじ登って、ちょうどわたしの横(というか真上で身を乗り出し歌おうとされていた。


さっき投げ捨てたマイクをちょうだい、というように右手を伸ばしておられたが間に合わず、マイクなしで歌おうとしていたまりこさんにかぶせるようにお客さんみんなでモッシュしながら「えーっさ えーっさ えっさほいさっさ♪」の大合唱。


めっちゃ気持ちよかった!


そして曲の終盤にフロア前方のお客さんが密集しているところに向かってダイブ!

男の子たちがまりこさんを見事キャッチ、ステージまで運んだのでありました。


以前着地に失敗して骨折したこともあるそうだよ。そのときのまりこさん「お客さんにケガさせなくて良かった!」って言われたそうな。


まりこさんを両肩で担ぐという光栄に預かったけど、まさかこんなおばちゃんの上に乗ってたってまりこさん夢にも思ってないやろな。

踏まれたけど、ありがとう!って気分(笑)


たったひとつ残念だったのは、『あんたは誰や』が聴けなかったこと。

ほんとに残念やった〜〜〜





セットチェンジの間にお客さんが総入れ替え、と思いきや、最前付近にはミドリTシャツを着た長身の男の子の集団が6人くらいそのまま居残り、周りをVOLAファンが囲み、後方は初めてVOLAを見る人や、遅く来て荷物を持ったままのお客さんという、ちょっとおもしろい雰囲気になった。


前に詰めると男の子の頭しか見えない状態だったので、ベースの有江さんの前8列目くらいに移動した。



VOLA & THE ORIENTAL MACHINE


<セットリスト>


01.セルフディフェンス(新曲)
02.Principle of machine
03.噛む猫
04.ダブルスタンダード(新曲)
05.イミテーションスーパースター(新曲)
06.羽根の光
07.blue song
08.夢診断
09.A communication refusal desire
10.comeback in darkness
11.Mexico Pub
12.ORIENTAL MACHINE


En
01.Song of Ruin




いつのまにか7回目のVOLAのライブ。

どこがどういいのか、どういうところが好きなのか、うまく説明できないのだけど、とにかく好きなのです(なんじゃそりゃ)




この日は、有江さんの笑顔に癒されたライブだった。


中畑さんのドラムも冴えて、時々笑顔が見えた。


演奏しながら有江さんがドラムのほうを見てアイコンタクト取ってる姿にドキドキした(笑)


もちろんアヒトくんも青木さんもかっこよかったよ。




「神戸で初めてのライブです!」


ようこそ!




アヒトくんの横にはシンバルとスネアだけの電子ドラムが置かれていて、前方の男の子たちに向かって「これ、あとで使うからね」と言われていた。




アヒトくん、スタクラの楽屋の自販機で、4個の数字が揃ってもう1本ジュースをゲットしたらしい。

「人生で2回目の幸せ」という言葉にみんなで「おめでとう」の拍手(笑)




「かーむ・・・かむかむ」→『噛む猫』


いつものことながら変な曲紹介(笑)



最初は、明らかにVOLAのファンという人たちだけで盛り上がっていたけど、『A communication refusal desire』の頃にはかなりみんな熱くなっていた。(後ろの様子はわからないけど)


『comeback in darkness』で、アヒトくんが中畑さんとドラムの競演を始めてから、明らかに周りの男の子のテンションが上がるのがわかった。



『Mexico Pub』では後ろにいたミドリファンの男の子が前に突っ込んできて、気持ちよ〜くモッシュに巻き込まれながら3列目まで突っ込んでいったわたしでした。


久しぶりに「L・O・V・E」やったし(笑)



アンコールで出てきたアヒトくん、「何やろうかな〜」と何やらつぶやきながらみんなに合図。


イントロのドラムが威勢よくなってお客さんが「わっ!」と盛り上がったと思ったら、フロントの3人が一斉に振り向いて中畑さんを見た。


みんな笑ってる。


どうやら中畑さんだけ『夢見人〜』をやろうとしたらしい(獏)

中畑さんもめちゃ笑ってた。


仕切りなおして無事『Song of Ruin』を(笑)





ライブ終了後、友達と来られていたでんちゃんと再会。


青木さんと中畑さんが楽器の片付けをされているのをしばらく眺めてから物販へ。



物販には有江さんがおられて少しお話して握手をしてもらった。



以前ファンダンゴのワンマンで有江さんが投げたピックをキャッチしたことを話したら、

「大事にしてくださいねっ」って笑顔で話してくださった。




はい、大事にしてますよ!↓


また神戸に来てくださいね。

ロストのライブにも行ってます、有江さんのベース大好きです!


と告白できてよかったです、ありがとう(笑)