- 作者: ハロルド作石
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/10
- メディア: コミック
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ああ、終わっちゃった・・・
月刊誌のほうでずいぶん前に最終回だったのは知っていたけど、コミックスが出るまでは、と立ち読みせずにがまんしていた。
1999年7月号から月刊少年マガジンで連載が開始されたこのマンガ、ついに9年間の幕を閉じてしまった。ううっ、大好きだったのに・・・
もう何回読み返したかわからないほどコミックスを読んで、いつかはBECKのライブに行こう、なんて妄想するくらい好きだった。エディが射殺されたシーンでは号泣したり。
全部で34巻、それにガイドブックも全部持っている40代女性(笑)
次男と競い合って読んでいた。
最終巻の34巻は今日買ってきた。
通常版でなく、Tシャツつき特別エディションのほうを買った。
高いから迷ったけど、9年間の記念と思って。
それでそのTシャツがこれ↓
最後のライブシーン、GREATFUL SOUND 9でコユキが着ているTシャツとお揃い(笑)
襟元には『GREATFUL SOUND』のタグが。
バックプリント。
これ、すべてわかる自分が怖い(笑)
平くんの実家の平モータースとか、ライブハウスMARQUEEとか。
そして、最終巻。
GREATFUL SOUNDを始めた佐藤のおばちゃんのお姉さんのセリフ。
「世の中に氾濫しているもっともらしいポップ・ミュージック。
そういうものを否定はしないけど、私が聴きたいのは・・・・
ミュージシャンの深いところから出てくる“真実”
聴いている人の人生と一緒に歩いていく“音楽(真実)”よ。」
それから、最後のライブのシーンでのコユキの言葉。
「世界中の人でなくていい。
こうして誰かの心に寄り添う歌をつなぎたい。」
同じような思いを抱いて音楽を続けている誰かさんの顔を思い浮かべて、ちょっと泣きそうになった。
終わっちゃった今、次男とふたりでガックリしている。
この寂しさは、やっぱりライブで解消しないと。
ああ、本当にBECKのライブ、観たかったな。
『BECK ガイドブック』全4巻(0、00、MUSIC GUIDE、AT LAST) ハロルド作石 監修、講談社
●1999年〜2008年 月間少年マガジン連載。
●2002年 第26回講談社漫画賞少年部門受賞。
●2004年10月〜2005年3月 アニメ放送。