セカイイチpresents“光風動春”@梅田Shangri-La(3/27)
セカイイチ主催の“光風動春”、今年で何回目だろう。
今まではなぜか歓迎会や送別会とかぶってしまい、一度も行ったことがなかった。
やっと今年行ける。
セカイイチのライブを観るのも約1年ぶりで楽しみ。
(大阪が初日なので、これから行かれる方はご注意ください。↓下にネタバレあります)
開演前に、清水音泉の野原さんが「ソールドアウトです!ありがとうございます!」と言われた。
ライブのとき野原さんの顔が見えると落ち着きます(笑)
◆鴉(Opening Act)
初見。秋田発の3ピースバンド。
実は最初、「鴉」(からす)という字が読めなかった。
登場してきた3人は、みんなスレンダーでオトコマエでかっこいい。
見た感じの印象では、美メロで優しい曲なのかと思いきや、ガンガンのロックで時にシャウトあり、曲はエモかった(なんつー表現・・・)
とにかくかっこよかった!
目の前にいるベースの一関さんに見惚れた。
4曲目?にやった曲が印象的で、あとで物販に行ってCD買って帰ろう、と思った。
近野さんのMCは淡々としていて、6/5にセカンドラインでライブがあることを紹介され、
「25分なので曲を詰め込んできました。
ゆっくり閲覧してください。」
と。「閲覧」という表現に笑いが起こった。
6曲くらい演奏して終わった。もっと聴きたかった。またライブが観たい!と思った。
01.(新曲)
02.黒点
03.BRUTUS
04.School
05.NIRVANA UNIVERSE
06.石コロブ(セカイイチ カバー)
07.フラッシュワープ
08.Elevator
09.JUMPING GIRL
10.音楽
11.平らな世界
(セットリストはいただきものです。ありがとうございます)
FoZZtoneのライブは今までに2回観たはず・・と思っていたら、1回しかなかった。
2007年の心斎橋DROP。
そのときお目当てだったsleepy.abとTHE NOVEMBERSのライブを観終わって、ほっとして後ろのほうで観たのであまり印象に残っていない。
ボーカルの方がイケメンだったということしか覚えていない始末で、まったくもって失礼な話ですみません。
で、この日。
1曲目から「おおっ!いいやん!」となって、ややアウェイ感の漂うフロアの中で、ほとんど初めて聴く曲に踊りまくった。
もっと盛り上がりたいなー、と思っていたら、最初は後方にいたらしいひとりの男の子がスルスルと前に来て、とても楽しそうにノッてくれたので、それに便乗して一緒に飛んだり踊ったり。
彼は人を押しのけるわけでもなく、前方でおとなしく聴いていた人たちが少しずつ道を開ける感じで前に来た。
そうそう、こんな感じで2月末のファンダンゴでも前に行けばよかったんだ(しつこく今でも悔やんでいる)
本当は対バンの場合、ファンが前後入れ替わるのが理想なんだけどね。なかなか難しい。
じっくり聴くのもいいけど、曲によってはお客さんが楽しそうに踊っているほうが、演奏している側もノレるのではないかと思った。
ボーカルの渡會さんがめっちゃ素敵な笑顔で、お客さんの顔を見ておられたのにドキドキした(笑)
現在FoZZtoneもツアー中だそうだ。
セカイイチのこのイベントに、3箇所(大阪・仙台・名古屋)帯同されるとか。
そして・・・「ハメられて」こういうことになったそうだが、セカイイチのカバーをやります、と。
「めっちゃ緊張しています」「セカイイチのファンの方の前で、プレッシャーです」と言いながらやってくれた曲は、“石コロブ”
イントロがアレンジされており、最初は何の曲かわからなかったが、
つまずきながら 僕の坂道
の歌いだしに、「おおっ!」と思わず隣にいた友人と顔を見合わせた。
大好きなこの曲を選んでくれてありがとう!
セカイイチのメンバーさんも、かみてにある高くなっているドリンクカウンターのところでライブを観ておられたみたい。
あとでこのカバーをやったことを、
「なかなかの評価も得られたようですし・・」
とお客さんの顔を伺いながら言われたので、みんな笑いながら大きな拍手を送った。
ラスト2曲の、“音楽”と“平らな世界”が特によかった。今度じっくり音源を聴いてみよう。
FoZZtoneが終わって、前にいた人が下がってくれたので3列目まで前に出た。
さっきいい感じで盛り上げていた男の子が前にいたので、思わず「ありがとう」と声をかけたら、
「周りの人に迷惑かけちゃって・・・」と照れくさそうに言われた。
そしたら隣にいた女の子も、「FoZZtone、初めて観たけどすごく楽しかったですよー」と言ってくれて、初対面同士で笑いあった。
いいなあ、これがライブのいいところだね!
その男の子は、セカイイチはウッチーのほうで観たい、と一旦下がって行かれた。
それでわたしと友人と、「FoZZtone初めて」と言われた女の子で話をしていたら、彼女もピロウズファンということがわかり、嬉しくて手を握ってしまったという(笑)
そうこうしているうちに、セカイイチ開演!
01.あかり
02.Jaipur Town
03.あたりまえの空
04.ぷれぜんと
05.音楽(FoZZtone カバー)
06.それはイイ!(新曲)
07.井の中の世界
08.RAIN/THAT/SOMETHING
09.New Pop Song Order
10.カプセル
En1
01.ハローグッバイ(新曲)
02.合言葉
En2
03.石コロブ
慧ちゃんの髪、伸びすぎ!もう少し短いほうが好みです(笑)
ウッチーは前髪短めでよく似合っていて、健ちゃんはオトウサンらしい貫禄が出てきた?
全然変わらないのはドラムの響ちゃんで、慧ちゃんの身体で響ちゃんが隠れて見えなくならないように、少し左に立ち位置をずらした。
最初慧ちゃんがアコギを持っておられたので、“あかり”から?と思ったら、当たりだった。
そして“Jaipur Town”で拳を上げたり踊ったり。最初から汗かいた。
「今の季節にぴったりの曲を」と“あたりまえの空”
そして“ぷれぜんと”
探しにいこう 二人のプレゼント
君を知ること 僕を知ること それを
愛していこう
こういう語りかけるような歌をうたう慧ちゃんの声は最高だ。
このあと、FoZZtoneのカバーを。
慧ちゃんが、お互いカバーをやろうと言い出したらしい。
FoZZtoneの“石コロブ”を褒めながらも、緊張した表情。
やっぱカバーって緊張するんだろうね。本人たちの前だし。
“音楽”
さっき聴いたオリジナルよりスローテンポで始まって、後半はテンポを上げて歌い上げる。
やっぱり慧ちゃんは「うたうたい」だ。
演奏を終えたとき、ギターのウッチーが満面の笑顔で慧ちゃんを見て、すごい嬉しそうだった。
そして新曲。楽しい曲で、初めて聴くのにサビで拳を上げてしまった。
その新曲のアウトロからそのまま次の曲へ。
!!!!
“井の中の世界”!!
あああ嬉しい!!
越えてゆけ どうせ君が作った限界なんでしょ
この部分でいつも泣きそうになる・・
ワンマンに比べて持ち時間の短いイベントで、聴けて本当に嬉しい。
そして“RAIN/THAT/SOMETHING”からラストまで、わーっと盛り上がって。
気づいたらさっきの男の子が隣に来ていて、目が合ってにこっと笑い合った。
あれ?いたいのはここじゃないんじゃあ、と思いながら最前付近のみんなで飛んだ。
なんと!セカイイチのライブ10回目にして初モッシュ体験!決して激しいモッシュじゃなかったけど。
今までだって盛り上がりがないわけじゃなかったが、だいたいまったりした感じのライブが多かったから、ちょっとびっくりした。
“New Pop Song Order”のときだったかな?
慧ちゃんがお客さんのほうにギターを弾きながら身体を傾けてきたので、みんなで慧ちゃんのほうに両手を伸ばしたら、くるっと身体を180度回して後ろを向いた慧ちゃんがわたしたちの上に倒れてきた!
ええっ!?ダイブ!?
気づいたら慧ちゃんの背中を周りの子たちと両手で支えていた。重いっ!(笑)
次はベースの健ちゃんがお客さんの頭上にベースを差し出した。
そちらに移動し両手を伸ばして触ろうとしたら、健ちゃんが手を離してベースがわたしの手の中に。
あ!これどうしたら?と思いつつ掲げて持って飛んで、みんなも触って堪能?したふうだったので健ちゃんに返却(笑)
いやー、嬉しかったです!
最後は“カプセル”
この日一番の汗をかく。
慧ちゃんに促されて、みんなで「あ〜〜♪」とシンガロング。
アンコール。ノリノリ(死語?)のみんなで「セカイイチ!」コールを。
慧「ありがとうオオサカ!」
お礼にもう1曲新曲を、と“ハローグッバイ”
そして合言葉。
合言葉はgooood
調子に乗ってWアンコールの手拍子を。
「大阪だけだよ!」と言いつつ応えてくれた。
「カバーされてるの聴いてたら、俺も歌いたくなっちまったぜ!」
と、“石コロブ”
ちょっと歌詞間違えたけど(笑)2回も聴けて嬉しかった。
終演。
例の男の子とグータッチ(笑)
合言葉はgooood!だもんね!
楽しかった!
やっぱりセカイイチのライブは最高!
FoZZtoneも鴉もよかったし、これで前売り2800円は安いよなー。
と、最後に下世話な話でスミマセン。
帰りに鴉のインディーズ時代のCDを買って帰った。

- アーティスト: 鴉
- 出版社/メーカー: インディーズ・メーカー
- 発売日: 2009/03/04
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アルバムタイトルが素敵。
「自分の道が暗く影の落ちたものにみえたとしても、それは背に光を受けているからこそ。」
という意味らしい。
この日の前日、神戸スタクラでライブがあったとか。
ボーカルの近野さんがご自分のブログに、
「二回目の神戸はまだまだアウェイ。だからこそまた来るのさ。」
と書いておられた。
ハイ、また来てください。次には行きます、ライブ観たいです。