星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

怒髪天 オトナマイト・ダンディー・ツアー 2010 “NEO ダンディズム”@大阪BIGCAT(6/5)


  

『なんでやねん!!
  今やツッコミ 標準語』

怒髪天・増子さんによる6/5の『朝の怒号 107号』より。→http://ameblo.jp/dohatsu-ten/entry-10552975826.html




朝起きて、にまにましながら『朝の怒号』を読んで、お昼過ぎに三宮で友人Iさんと待ち合わせをして心斎橋に向かった。

開場までIさんとお茶をしながらぐだぐだ喋った会話の一部。


Iさん「まだ“武蔵野流星号”ライブで聴いたことないんですよー。今日こそは!」

私「そうなんや!今日やってくれるかな?」

Iさん「ふわふわも聴きたい!」

私「うん、わたしも!」

Iさん「“夏のお嬢さん”が聴きたくて、いろんなところにリクエストしてるんですよー」

私「あ!新曲のカップリングになってるやつ?

郁恵ちゃんリアル世代としては気になるんやけど、“チュウ チュウチュチュ♪”から歌ってるんかな?」

Iさん「そりゃそーでしょー」

私「そりゃそーかー」


怒髪天のライブ前は、やたらとテンションが高い。



このツアーの関西編、神戸と京都・滋賀には行けなかったので、今日をとても楽しみにしていた。

実生活ではイヤなこと続きだったので、怒髪天のみなさまに元気をもらって帰りたい。
真剣にそう思って来た。


開場前には何人かの怒髪天ピロウズ繋がりの友人・知人とも会えて、ますますテンションが上がった。


開場。


背の高い男の子や、髪の毛を長いまま垂らしている女の子を避けていたら、ど真ん中5列目に行ってしまった。
バリバリのモッシュゾーン。
最近体力に自信がないので、どうしよう下がろうかと迷っているうちに開演。

いいや、なるようになれ!


(以下、セットリストなどネタバレあり。MCはだいたいです)





「はい!こんばんはー!!」


こんばんはー!


増子さんはきれいなブルーのシャツ。

シミさんの髪はふつうの金色だ!

王子(友康さん)は胸の開いた黒シャツ、肩のところは金色のスパンコール?でキラキラしている。

坂さんは黒シャツに黒いズボン、黒い帽子。


後ろから押しが来たが、大丈夫、これくらいなら耐えられそう。<セットリスト>

01.やけっぱち数え歌
02.GREAT NUMBER
03.労働CALLING
04.蒼き旅鳥
05.ふわふわ
06.不惑 in LIFE
07.傷跡のバラッド
08.ゆきてかへらず
09.よりみち
10.武蔵野流星号
11.オレとオマエ
12.俺ときどき・・・
13.アフター5ジャングル
14.ドンマイ・ビート
15.酒燃料爆進曲
16.オトナノススメ
17.我が逃走


En1

00.悲しい色やね(上田正樹カバー・坂さんと増子さんがそれぞれ1番のみを)


01.真夏のキリギリス(新曲)
02.夏のお嬢さん(榊原郁恵カバー)
03.セバ・ナ・セバーナ



En2

04.ド真ん中節




ペットボトルの水を飲みつつ3曲続けてやってMC、だったかな?


●「昨日大阪に来て、まんだらけに行って来た!」(笑)

当然行くだろ?って感じで。


「大阪、すごいよなー。綺麗なおねえちゃんの会話。

“なあなあ、小腹(こばら)すかん?”

“すかん!”

“なんでー”

“すいてんのは大腹(おおばら)や!”

“なんでやねん!”って!」(爆)



「話の間(ま)がすばらしいんだよ!」(笑)

大阪好きな増子さん、関西弁も軽やかだった。



●「この前は茶番でごめんね。」(←公開リハのこと)

「あれは大阪でしか出来ない。 あんなの他でやったらシーン・・・だよ。

今のはここがおもしろくって、って、 ギャグを説明することほど面白くねぇことはないから。」

いや、めっちゃおもしろかったよ!



●「今朝起きてテレビをつけたら“ほんわかわっかほんわかわっか〜♪”って。」(←お昼の吉本新喜劇のオープニング曲)

「今日のはMr.オクレ社長の葬式だったな!」(笑)

増子さんも観てた!?わたしも観てたのでめっちゃウケた!


「吉本は、東京を飛び越えて北海道でも放映してるんだぜ。」

へーーー!!



そんな大阪ネタとともに、曲中、客にマイクを向けたらばっちりみんなで合唱できたり、拳を上げるタイミングが増子さんと合っていたり、どこの会場よりもノリがよかったみたいで、


「大阪はやりやすい!こっちが何も言わなくても全部わかってくれてる。

お客さんが来てくれるようになったのも、東京より大阪が先だったからな!
相性がいいんだよ。」


その言葉どおり、増子さんは本当に楽しそうで、曲の間も満面の笑顔だった。

唐突に「今、怒髪天は絶好調だ!」と言われたり。


そして、4曲めから11曲めまでMCを挟まずに連続で演奏して、

「史上最長だよ!8曲も連続でやったのは。

もう膝がガクガクだ。」(笑)

曲のテンポもいつもより速くて、わたしの膝もガクガクになった。




その中で特に8曲めの“ゆきてかへらず”がめちゃめちゃよかった。

初めてライブで聴いた曲だ。

 
友よ〜


っていうところの増子さんと王子のハモりも美しく、曲の終盤、「ヤバい!泣きそう」となって、気持ちをこめて歌う増子さんの顔を凝視しながら聴いた。


そして曲が終わり、後ろを向いて置いてあるペットボトルの水を一口飲んで、“よりみち”のイントロが演奏される中、マイクを握りなおして再び客の方を向いた増子さん。

表情が・・・“ゆきてかへらず”のときと全然違う、何かから開放されて心の底から生きていることを楽しんでいるような笑顔。

その笑顔を見たとたんになぜか涙がポロポロと。

歌っている増子さんから目が離せない。


 いつの間にやら陽が暮れて 家に着く頃真っ暗さ
 母ちゃん心配させたっけ ゴメン 未だにこんなだよ



本気で増子さんに惚れちゃった、そんな瞬間だった。

増子さんは今までわたしが思っていた以上に、すごいひとかもしれない。
いまさらそんなことを思った。


初めてライブで聴けた“ふわふわ”もよかった。

“オレとオマエ”では、「オレ」のところで自分を指し、「オマエ〜♪」のところで増子さんが客を指差し、客は増子さんを指差した。

増子さんはとても嬉しそうに、ステージの端から端まで歌いながら移動して、たくさんの客を指差していた。
自分に語りかけられているみたいで、「1対800」じゃなくて「1対1」だと感じた。



あ、そうそう、“武蔵野流星号

初めて聴いた札幌では、ラブい歌で照れくさくてどこ見て歌っていいのかわからんから空気中のチリ見て歌ってた、と言われていた増子さんが、この大阪ではしっかり客のほうを見て歌われていた。

好き同士でもちょっとだけ片思いだったのに、時間を重ねて両思いになったのかな、と思った。




●終盤、坂さんのミニ・オンステージ。

坂詰「大阪〜!、BIGCAT〜!、満員御礼〜!」

とやるところ、「大入り・・?・・満員御礼〜!」と噛んでしまい、客に突っ込まれて増子さんにも促され、言い直していた。

それでも、BIGCATがSOLD OUTした喜びは十分伝わってきた。

「目の前の現実が信じられませんが。」とも言われていた。


増子さんも、

「本当、こんなに集まってくれて。みんな今までどこに行ってたの?(笑)
部屋にばかりこもってゲームしてたらダメだって。

・・・あ、それは俺か。」(笑)


「楽しい。本当、楽しい大阪。

一晩中やってもいいんだけどさ・・・死んじゃうから、坂さんが。」(笑)


「今日はいつもより時間を延長するぞっ!」


大歓声。


●友康王子の黒シャツのスパンコールを見ながら、 

増子「今日の衣装・・・どうしたの?」

友康「いや、大阪らしいかな?と思って。」(笑)

増子「大阪のおばちゃん?」(爆)

派手好きのイメージ?(笑)


増子「さすがうちのプリンス。ギター貴族だね。常人では着こなせないよ。服に負けちゃう。」 (笑)


増子「(坂さんのほうを振り向いて)それに対して、コイツはゴミ袋みたいな衣装で。」(笑)

坂さん、立ち上がって神妙な顔でお辞儀を。



●酒爆の坂さんの雄たけびは「金龍ーっ!」

ラーメンかいっ!(笑)



●最後のほうは膝も腰も痛くなってしまい、なんたっていつもよりテンポが速くてついていけず、“オトナノススメ”の「バンババン♪」のところ、片手だけ上げて手抜きをしてしまった。



本編ラストの“我が逃走”、これもライブで初めて聴いた。野音でもやらなかったもんな。


 人のため義理のため 死ぬのが武士道
 愛のため夢のため 生きるが俺道


そして、


 最後に勝つために 戦線離脱せよ!
 勝負の時じゃない 今は逃げるが勝ちだぜ


前向きに逃げる曲。ギャグのようで、実は真実が詰まった曲だ。



●アンコール。

その前にスタッフさんが、友康さんのマイクになにやらカンペを貼っていかれた。
?新曲やるのにカンペはいらんし?


友康さんと坂さん登場。
坂さんの手には白い紙。ボーカルマイクの前に立って緊張した面持ち。

友康さんのギターの伴奏で歌い始めた坂さん。その歌は・・・


 にじむ街の灯を ふたり 見ていた
 桟橋に止めた 車にもたれて


“悲しい色やね”!?

坂さん・・・お経かと思ったわ(笑)


 Hold me tight 大阪 Bay blues
 「俺のこと好きか」 あんた聞くけど
 


会場から「坂さん、がんばれ!」の気持ちのこもったゆるーい手拍子が起こった。

後半、一部の歌詞を飛ばしてしまった坂さんに、友康さんが近づきうなずきながら歌いなおしをさせた。
そのときの友康さんの優しい笑顔、素敵だった!


 大阪の海は 悲しい色やね
 さよならをみんな ここに捨てに来るから・・・


なんとか歌い終わってほっとした笑顔でおじぎをした坂さん、定位置のドラムの前へ。

シミさんと増子さん登場。


「坂さんも大阪の海に捨ててくるから。」と言ったのはシミさん?それとも増子さんだったかな?

「ひど!」と思いながら爆笑。


増子「坂さん、ひでぇなあ〜」

友康「練習はばっちりだったんですけどね!」

増子「次からは練習を録っといて、それを流すから(笑)

それにしてもひでぇなあ。俺この歌すごい好きでいい曲なのに。」


両手を合わせて何度も「ごめんなさい」とお辞儀をする坂さん。キュートだ(笑)


客「兄ぃも歌って〜」「歌って〜」


増子さん、ちょっと躊躇したあと、アカペラで「にじむ街の灯を〜♪」って歌い始めた。おおっ!!

友康さんが伴奏をつけようとしたらキーが合わず、

増子「それ、俺のキー?」

首を横に振って、坂さんに視線を向ける友康さん。

増子「よし、わかった!」

と、そのキーに合わせて歌い始めた増子さんはかっこよかった!もちろんカンペ無し。

やっぱり凄いボーカリストだ。

歌い終わったら大きな拍手と歓声が起こり、「カラオケでよく歌ってるから。」と言った増子さんは、ちょっと照れくさそうだった。



“真夏のキリギリス”

「中2の夏休み」をテーマにした怒髪天流サマーソング、だそうだ。7月14日リリース予定のシングル。

最近あちこちのラジオ番組で流れているそうだが、聴くのは初めて。すぐ覚えられそう。楽しい!



“夏のお嬢さん”


 チュウ チュウチュチュ♪


おおっ!やりますか!!

ライブ前の友人との会話を思い出して愉快になった。

そして客のノリのいいこと!


ライブ初披露?少なくとも関西初披露だと思うのだけど、

「アイ、スクリーム!ユー、スクリーム!」

のところで大合唱するわ、踊るわモッシュするわ、えらい盛り上がり(笑)

なんで若い人、この曲知ってんの!?


最後の「お嬢さん、お嬢さん〜♪」は、メンバー全員で声を低くして、右手のひらを自分のほうに向けてから客に差し出して。

ホラあの、「おひけえなすって!」のときのポーズに似てる?

コミュで「誘拐ソング」って呼ばれているの、理解できたわ(笑)


歌い終わった増子さん、目を丸くして、「夏のお嬢さんでどんだけノルんだよ!」と、あきれた感じで。でも嬉しそうだった。

フジロックでもやろうかな?外国のアーティストは喜ぶかも。

“ホワッツ オジョーサン?”って。」(爆)


●最後はくだらん歌で、って。いつもこの曲のことを増子さんはそう呼ぶけど、大好きだよ!

“セバ・ナ・セバーナ”


 明日から会社や学校で イヤなコトあっても そン時は
 俺達の歌を思い出し ニヤニヤしながら待ってておくれよ


うんうん。即、実行する!


 またな!すぐ会おう またな!忘れんなよ
 またな!その日までちゃんと生きてろ 約束だゼ



●Wアンコール。


坂さんから順番に兄ぃ以外の3人が再々登場。


黒のツアーTシャツに着替えて、ドラムの前に座った坂さん、お客さんにお礼を言って何か喋られた。(←内容忘れた)


MCが終わるタイミングで、

客「坂さ〜ん、大阪〜?」

坂詰「・・大好きー!!(右手を挙げてジャンプ)」(笑)


ナイス!坂さん!!(笑)


シミ「このあと・・・ 話しにくいなあ。(笑)

大阪、今回のツアーで一番かも。なんかね、全部がちょうどいい。

(両手をいっぱいに広げて)大きさもお客さんの数も。

もうこれ以上、増えなくていい、って思う。」


どの会場でも「今日が一番!」って言われているとしても(それは当然のことだし)、「もうこれ以上増えなくていい」っていう言葉は本当の気持ちのように思えてぐっときた。

シミさんは時々、短い簡単な言葉で、心をわしづかみにするような言葉を言ってくれる。



続いて友康さんのMC?みんなの視線が右に動く。

ギターのチューニングを続けている友康さん。と、そのとき、

客「王子ー!胸元っ!」

夢中でギターを弾いていて胸元が大きく開いてしまって色っぽいことになっている王子。

男性客の指摘に、はっと顔を上げて照れ笑いしながらシャツの胸元を閉じる王子に萌えました(笑)

ギリギリだけど、いいタイミングの素敵な声かけだったな。グッジョブ!キミ。(ちょっと間を外すとひどいヤジになる。さすが大阪!)


友康「昨晩の滋賀のライブが本当に暑くて。

今日が心配だったんだけど○○○○(入浴剤の名前)を入れてお風呂に入って、お弁当食べて栄養△△△△(ドリンク剤)飲んだら大丈夫でした!
いいライブができていると思います。」


おおっ!(大拍手!)


そして増子さんが登場。


さすがの兄ぃもかなり消耗している様子。髪の毛もぼさぼさだ。


客から、「兄ぃ、大丈夫?」という意味の声が飛んだからだったかな?


増子「ちょっと頭が痛いけど、大丈夫だ。
“ふわふわ”で首を振りすぎたからかな?

(友康さんのほうを見て)「ちょっと、今日俺にも○○○○ちょうだいよ。(笑)
俺、昨日は金運がアップするとかいうパールが入った風呂に入ったんだ。
だから肌がツルツルだよ。今さらこんなおじさんがツルツルになっても仕方ねぇのに。」(笑)


改めて客のほうに向き直って真剣な目で、

「これから、いくらだって辛いこともあると思う。

嫌われたり、いじめられたりすると思う。でも、大丈夫だ。

(両手を客に向かって広げて)ここにいるみんながいるからさ!

最後に、俺たちのものをお前らにやるから。お前らも分けてくれよ!」



それから、いや、その前だったかもしれないけど、

「全力でやらないと伝わらない。

手ぇ抜いてやって、それを見たやつに、なーんだこんなもんか!って思われるのはイヤなんだ。

全力でやって、ダメならあきらめつくけど。」

という意味のことも言われていた。


もう十分伝わっているよって思うけど、増子さんはまだまだだって思うんだろうな。



“ド真ん中節”


 歩けど歩けど 見えない明日の光
 あぁ暗い森に 道を誤るな


「道を誤るな」のところ、叫ぶように歌う増子さん。

そんな兄ぃの熱唱に、友康さん、シミさん、坂さんの、身を削るような演奏に、ただただ圧倒されて腑抜けのようになって聴いていた。


みんなが上げる拳が、きれいだな、と思って見ていた。


終わってからふらふらになりながら一人ずつ退場。

増子さんとシミさんはしばらく床に倒れていた。

やがてシミさんも客に手を上げながら退場。増子さんは・・・


しばらくうずくまってからなんとか立ち上がり、客に頭を下げ、そのあと上げた顔はくしゃくしゃだった。

「兄ぃの泣き虫!おっさんのくせに」

心で突っ込み入れながらも、もらい泣きしそうになる。


そのあと増子さんはステージしもての客のほうに行き、両手でみんなにおいでおいでの合図を。

増子さん周辺に客が圧縮されていく。

ステージの縁に立った増子さん、集まってきた客の上に覆いかぶさるように倒れ、できるだけたくさんの客の肩を抱こうとした。

増子さんに触れた客が、頭をなでたり肩を叩いたりするのが見えた。


起き上がった増子さん、今度はかみて側に行き同じように。

ダイブにも見えるがダイブとは違う。


最後にステージ真ん中でお客さんを呼んで同じ動作を。

そこが一番近かったので、わたしも突進していったが全然届かず。

増子さんとハグし合っている客の肩をハグしている客の肩をハグ、という感じ?(笑)


ああ、そうか。

増子さんは、ここにいるお客さん全員と抱き合いたかったんだな。増子さんと800人のハグ。

そんな気がした。


もう一度増子さん、客のほうを向いて、

「渡したぞ!伝わったか?

でも・・・それは、ちょっとずつ減ると思うからさ。

減ったら、また会いに来いよ!」



うん。うんうん。また会いに行くよ!

いちいち感動してしまうよ。でもちょっとクサいとも思うよ(笑)

けど、そんなクサいところが怒髪天の魅力で、そんな増子さんが、怒髪天が大好きだ。

素晴らしいライブをありがとう!

確かに伝わったよ。




【追記】


前のほうにいたので気づかなかったけど、終盤、フロアの真ん中あたりでサークルモッシュが起こっていたらしい。

コミュの書き込みや友人の日記で知った。

そういえば後ろからギューギュー押されていたのが途中からなくなり、その代わり時々どすん、と変なタイミングでぶつかって来た子がいた。振り向くとその子はステージの反対側を向いていた。
なんで後ろを向いてんだ?意味わからーん、と無視したが、あれがそうだったのかな?
それに、Wアンコールの直前振り向くと、真ん中へんに不自然なスペースがあった。。。


友人がそれに巻き込まれて、はじかれたりぶつかられてアザができて、ライブに集中できなかったそうだ。
「せっかくいいライブだったのに」って嘆いていた。


ライブの楽しみ方は人それぞれでいいとは思うけど、他人に迷惑をかけないというのが基本にないとダメだ。
この「基本」っていうのがそのバンドによって違うとは思うけど。
だから、サークルモッシュを促すアーティストもいるだろうし、その場合はみんなでそうやって楽しむのはアリだと思う。


でも、怒髪天は違う。


兄ぃの歌っているときの表情を見ずに、シミさんの笑顔を見ずに、王子の弦を弾く指を見ずに、坂さんのスティックさばきや、時にはボケを見ずに、「怒髪天のライブを観た」って言っちゃダメだ。


ステージを無視して楽しみたいなら、別のバンドのライブに行けばいい。

なぜなら、怒髪天は、「伝える」バンドだから。

「伝えたい」「渡したい」バンドなんだ。


兄ぃのおもしろいMCや、歌っている間のフリやダンスだけで誤解しちゃいけない。

“ド真ん中節”を聴いたらそれがわかると思う。


これからフェスやイベントが続くと、暴れたりサークルモッシュする輩が増殖するかもしれないけど、そのうち自然淘汰されたらいいな。



・・・って、怒髪天ファンとしては新参者のわたしなので、的外れなことを言ってなきゃいいけど。