RADIO CRAZY@インテックス大阪(12/29)
ライブを観たバンド:世界の終わり(2曲のみ) / 怒髪天 / ストレイテナー(2曲) / モーモールルギャバン(1曲) / OKAMOTO'S / OGRE YOU ASSHOLE / 毛皮のマリーズ / DOES / 斉藤和義(5曲) / Cocco / CRAZYMAN CLUB BAND
今年もRADIO CRAZYの季節がやってきた!
と思えるくらい、すでにわたしの中で浸透しているこのイベント。(と言っても今年で2回目?)
大阪の会社?が主催するイベントは、ゆるくて好きだ(笑)
少し早めに着き、開場を待って中に入り、リストバンドをもらって荷物を預けにクロークへ。
12時開演で、そのあともいつ食べられるかわからないので、先に飲食ブースで食事をした。
今年は屋内の飲食ブースにもこたつが置いてある。風除けのビニールを張った休憩スペースも設置されていて、寒さ対策がしてあった。
2ステージの今年のトップは世界の終わりと怒髪天。
両方観たいので、途中で移動することにした。
◆世界の終わり(R-STAGE)
会場のスクリーンに「世界の終わり」の名前が映し出されたら大歓声が。
夏フェスで観て以来だなあ。
1曲目、深瀬くんはハンドマイクを持ってステージ上を動きながら歌った。
この曲聴くの、初めてだな。
深瀬くんの声は相変わらず凄い。透明感があって、よく通る声。
3曲くらい聴けるかと思ったが、怒髪天の出囃子から観たいので、2曲で移動。
最後まで観たかった・・・
01.ファンタジー
02.虹色の戦争
3曲目の“天使と悪魔”を後頭部で聴きながらL-STAGEへ。
同じ事を考えている人たちがたくさんいて、集団で移動した。
◆怒髪天(L-STAGE)
01.労働CALLING
02.ロクでナシ
03.ド真ん中節
04.ビール・オア・ダイ
05.酒燃料爆進曲
06.オトナノススメ
●増子さんの飛ばした櫛は、わたしの3人くらい後ろに。方角は合っていたのに。ああ残念。
●「向こう(R-STAGE)は世界の終わりだけど、こっちは人間の終わり・・・人間的に終わってる。」(笑)
あとはお得意の?時事ネタ。
今日は友康さんの演歌調ギターのメロディをバックに、
「今年もいろいろありました。
船がぶつかってきたし(笑)
灰皿で殴られもした(笑)」
「示談になってよかった(笑)」
●ビール・オア・ダイの歌詞を聴きながら踊っていたら、泣きそうになった。
先日mixiの日記で、「毎日しんどいことがあるからこそ、音楽聴いて溶けそうなくらい幸せを感じられるのかな?」みたいなことを書いた。
それをまさに実感。
わたしがなんの苦労もない金持ちのマダムだったら(ありえんけど)、怒髪天の音楽に感動することもなかったかも。
●オトナノススメではFM802DJの中島ヒロトさんも法被姿で登場して盛大に。
アウトロで増子さんが客全員「しゃがめー!」って座らせて、ジャンプフィニッシュを。これ好きやなー!
とまどっていた人もいたけど、なんとか成功?
このあと用があってクロークへ。
そこでスタッフさんとちょっとしたトラブルになる。
われながらおとなげないと思うけど、テンションがだーっと下がってしまった。
だけど・・・・
◆ストレイテナー(L-STAGE)
時間が押していたのか、L-STAGEに遅れたと思って行ったらまだ始まっていなかった。
で、1曲目。
KILLER TUNE!
これで一気に気持ちが盛り返す(笑)
01.KILLER TUNE
02.VANISH(新曲)
それでもやっぱり入り込めなくて、2曲だけ聴いて休憩しに行った。
◆モーモールルギャバン(R-STAGE)
休憩から戻ってR-STAGEに行くと、最後の曲が始まるところだった。
ドラム&ボーカルのゲイリーは、今日もトランクス型海パン?1枚。
最後に、お客さんの心意気に答えて極限まで脱ぎます!と言われて、パンツを脱いだ。
もちろん下にはもう1枚(笑)
「これがJ-POPの限界です!(笑)
下のが一緒に脱げそうになって焦りました!」(笑)
「こんなバンドですが、僕らはいつも真剣です!」
大きな拍手に見送られて退場。
◆OKAMOTO'S(R-STAGE)
モーモーのあとに出てきたOKAMOTO'Sは、めっちゃ垢抜けて見える(笑)
相変わらず演奏はうまいし、ボーカルさんのライブパフォーマンスも堂に入ってきたし、盛り上がってモッシュが起こった。
なんだかんだ言っても結構ライブを観ているが、なんだろう・・・
いまいち熱くなれない。
音楽がかっこよすぎるからかもしれん。
わたしはどこかいびつなところや陰のあるバンドが好きだから。
・・・って、表現悪いかな。
それにしてもドラムとベース、めっちゃうまいわー。
◆OGRE YOU ASSHOLE(R-STAGE)
久しぶりに観るオウガ。実は怒髪天と並んでわたしの今日のメイン。
でも、L-ATAGEは布袋さんで、お客さん、だいぶあっちに行っちゃったなあ。
それでも、OKAMOTO'Sが終わったら、「次、オウガ!」と言いながら前に詰めてきた人もたくさんいて、嬉しくなった。
チューニング、そしてメンバー全員で「コインランドリー」を途中まで。
大好きな曲なので嬉しかったが、今やるってことは本編ではやらないのかな?
準備が終わって一旦楽屋へ引き上げていく出戸くん。
ふいに立ち止まってマイクに戻って、
「布袋さん観に行かないでくれて、ありがと。」(笑)
にこっと。
うわあああ。出戸くん、そんなこと言うキャラだっけ?
温かい拍手が起こった。
タイミング悪くしばらくライブに行けなかった間に、アルバムもリリースされているがそれも聴けていない。
ちょっと後悔しながら開演を待った。
メンバーが登場。
出戸くんがギターを抱えて客席を見渡した。
そして、ふっと笑顔が浮かんだ。
・・・なんか、いいもん見た!(笑)
表にあまり感情を出さない人だと思っていたので、意外な一面が見れて嬉しかった。
オウガは11月にアメリカツアーに行っていて、帰国して初のライブが今日だと。
「僕らは長野出身で家も長野にあるのですが、アメリカで“長野ってどこにある?”って聞かれて、面倒だから“大阪の近く”って答えました。
だから今日はご近所さんの前でライブしています。」(笑)
前半4曲は最近の曲。
その曲調のせいか、新しいファンが増えたからかわからないけど、オウガのライブで拳を上げることはなかったし上げにくかったけど、それが違和感なく上げることができた。
出戸くん、というよりバンドの雰囲気が変わった?
自分達のやりたいことをやって、それが好きならついてきて、って感じから、こんなこと思ってこんな曲作ったよって心を開いて見せてくれている感じ。
わたしが久しぶり過ぎて、勝手にそう感じただけかもしれないけど、ワンマン観たいなあ、って強く思った。
後半に前の曲やってくれて、大満足!
01.
02.
03.
04.
05.フラッグ
06.アドバンテージ
(↑わかれば追記予定)
◆毛皮のマリーズ(R-STAGE)
01.ビューティフル
02.ボニーとクライドは今夜も夢中
03.
04.Mary Lou
05.すてきなモリー
06.
07.コミック・ジェネレーション
曲数も定かではないが・・・少しはセットリストがわかるようになりました(笑)
フロア中央のコの字型になっている柵のところで観た。
志磨くんは美しく、王冠がお似合いだった。
愛も平和も欲しくないよ
だって君にしか興味ないもん
と歌う、「コミック・ジェネレーション」が大好きです。
志磨くんが、「来年も良い年になりますように。」と両手を胸の前に組んで言われたとき、なぜか胸が熱くなった。
来年もいい年になりますように!
◆DOES(R-STAGE)
そのまま残ってDOES。
OTODAMAでは次のステージに移動していたのでちゃんと観れず、まともにライブを観たのは、4年前のミナホまでさかのぼる。
ぶっきらぼうなように見えて実は繊細な感じの音楽。
アウトロが短くて1曲ずつが短いところはピロウズに似てる(笑)
彼らは絶対ライブバンドだと思う。友人もCDよりライブがずっとよかった!と言っていた。
最後に「明日は来るのか」をやってくれて、おおおおっ!となった。
そのあと食事をして、迷いながらL-STAGEへ。
◆斉藤和義(L-STAGE)
01.Are you ready?
02.Small Stone
03.ずっと好きだった
04.彼女
05.Stick to fun!Tonight!
06.罪な奴(途中まで聴く)
実はせっちゃんのライブ、まともに観たことがなかった。
せっちゃん大好きな友人がたくさんいるので、このことは内緒だった(笑)
で、感想。
いやもう、素敵でした!
2曲くらい聴いて移動しようと思っていたが、もう1曲、あと1曲と引っ張り込まれるように観てしまった。
MCはゆるい感じなのね。
3曲目のとき、バックのセットと照明がスクリーンで観ると星空のようだった。それがまたお似合いで。
あ、サポートギターはフジの山内総一郎くん、ドラムは100sの玉田さんで、ひそかにひとりで盛り上がっていた。
6曲目は「ポッキーの歌を作りました。この曲でしか使わないギターで」と、ポッキーギター(ボディがポッキーのパッケージをイメージしたデザインのギター)が登場。
総ちゃんのギターも同じデザインだった。(ポッキーギター3台だったそうだ)
間奏でおもしろい振り付けをして、めっちゃウケた。
6曲目を聴きながら移動。
◆Cocco(R-STAGE)
01.絹ずれ(標準語)
02.玻璃の花
03.Spring around
04.(新曲)
05.ニライカナイ
06.カラハーイ
07.あたらしいうた
(セットリストはいただきものです)
バレエ仕込みの美しい舞いも舞って、ただただCoccoの世界に圧倒され、息を呑んだ。
人間の業を搾り出すようにうたうCocco。
般若のような表情をしたかと思うと、天使のように微笑む。
スクリーンの近くにいてステージが遠かったので、両方を交互に見ながら曲を聴いた。
周りのお客さんも、Coccoから目を離しちゃいけない、という雰囲気だった。
MCは「良いお年を」の一言。
あっちゃんもね。
◆CRAZYMAN CLUB BAND(L-STAGE)
今日のトリは、CRAZYMAN CLUB BAND。今宵だけのバンド。
・key 奥野真哉(ソウルフラワーユニオン)
・g 山内総一郎(フジファブリック)
・b 隅倉弘至(初恋の嵐)
・dr クハラカズユキ(The Birthday)
家から遠いし、このバンドをちらっと見て早く帰ろうと思ったのが間違いの元(笑)
ゲストボーカルがこれまた凄くて、1曲〜3曲ずつ歌った。
★須藤寿[髭(HiGE)]
「1曲しかやらないのに、歌詞いっぱい間違えちゃったよー」とストーくん。
なんだっけ?1曲しかないから歌詞に没頭したらよけいだめだった。勉強になりました。みたいなことも言われていた。
01.別れても好きな人
02.HEAVEN'S KITCHEN
03.バンザイ〜好きでよかった〜
「別れても好きな人」の歌詞は大阪バージョン。
別れた人と会ったのは渋谷じゃなく梅田。「肥後橋」とか出てくるし(笑)
曲を紹介したのはマーキーさん。
ロッテ歌アルバムの玉置さんみたい。1週間のご無沙汰でした、ってやつ。(分かる人は同世代)
このバンドが大真面目に演奏して、バックコーラスまで付けていたのがツボでした(笑)
ふたりの共通点は、関西人ということ。
同じ事務所なのに、今日が初共演とか。
01.ダーリング(沢田研二カバー)
02.IMAGINE(清志郎日本語バージョン)〜Strawberry Fields Forever〜
二人は同い年とか。
斉藤「チ○○(←放送禁止用語)は吉井くんのほうがでかいよ。」(笑)
「おい!」と、どん引きの吉井さん。
奥野さんも、「次の曲のMCの流れじゃないわな。」
さすがせっちゃん!(笑)
次の曲とは・・・IMAGINE!
吉井さんとせっちゃんのデュエットに萌えた。
イマジンに泣けた。・・・これが聴けただけでも、今日来てよかったと思った。
そして最後にこの全員に毛皮のマリーズが加わって、みんなで、
「雨上がりの夜空に」
キヨシローさんのでかいウサギの風船がステージしもてに立てられて、それを見上げてみんなニコニコ。
総ちゃんもニコッとしていて涙ぐみそうになった。
こんな素敵な光景を見せてもらえて幸せだった。
素晴らしいロックの大忘年会だった。
ありがとうございました!