星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

一億人の骨


このところ更新できていませんが、

巷で猛威を振るいつつある種々のウィルスにも負けずわたしは元気です。




実はこのところ、高校サッカーに続いてわが家はアジアカップ一色です。


予選リーグからハラハラドキドキ。


不可解な主審の判定に泣き、

レッドカードに泣き、

10人で2得点に感動し、

素人目にもチームの成長が手に取るようにわかり、

5年半ぶりの日韓戦勝利に沸いたところなのに・・・・




今日の香川真司選手の、ドイツに帰る前の松葉杖での記者会見に泣きました。



調子が出ないときでも献身的にディフェンスをし、

相手に倒されてもすぐに立ち上がりボールを追いかける姿。

(カタール戦での走行距離は10.85kmでチーム最長だったそうです)



カタール戦でゴールを決めたときの笑顔を思い出すと、

胸が痛いです。。。



このニュースが流れたあとのツイッターで、

「香川骨折の報をいま知る。俺の骨と換えてやりたい・・・」

とつぶやいていた人がいました。


まったく同感!これほど共感できたツイートは初めてです(涙)


本当にそんなことが可能なら、日本中からいったいどれだけの骨が集まることでしょう。



ザッケローニ監督からは、

「残念だが、しっかりけがを治して、また一緒にやろう」

と声をかけられたそうです。



どのくらいでピッチに戻れるかわからないけど、

「日本の10番」だけじゃなく、「世界の香川」になれる可能性のある選手だから、

とにかく今はきちんと治療をして、1日も早くピッチに戻ってきてください。



日本代表のことは(決勝戦のことは)あまり心配していません(笑)


勝ち負けはわかりませんが、香川の無念さを全員が胸に秘めて、

「楽しんで自分たちのサッカーを」やってくれると思います。



どんなに厳しい局面でもピッチに立てるということは、

これ以上ない「楽しい」状況だとわかっているからです。




とにかく、いろんなことを考えさせられたアジアカップもあと二日。



おかげで次男とは、一年分くらいの会話(サッカー談義)をしました。

親子で熱く語れるものがあって、幸せです。

選手のみなさん、ありがとう!