星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

消えないで 照れないで 君がいて 宇宙の中へ

Quipという雑誌がある。そのvol.38は確か去年の夏の終わりに買ったもの。
 
 
トップのバンプの記事だけ読んで忘れていたため、最近取りだして読んでみた。
なんと!バンプとシロップがお互いについて語っている記事が後ろに載っていた。
 
 
バンプが初めてシロップのライブに行ったのは、まだ18、19歳の頃で、お客さんが全然いなかったがめちゃめちゃ感動して、その感想を伝えたくて、スタッフにお願いして楽屋に挨拶にいったそうだ。だからシロップは、バンプのメンバーが初めて楽屋に挨拶に行ったバンドらしい。
 
シロップのふたりもそのときのことを覚えていて、「“握手してくださーい”って言われて“あーそんな感じなんだ”って思った」(中畑さん)。「藤くんなんか“泣きました”とか言ってくれて。」(五十嵐さん)
 
シロップのふたりも何回かバンプのライブを観て「やっぱりすごいなあ」と思って、仲良くなって対バンをするようになったそうだ。
 
 
五十嵐さんのバンプ評:
「洋楽も咀嚼して、その上できちんと自分の音楽として出すことのできるバンドが出てくるといいですね。その人間が見えるカタチで出してくれないと、俺はその人もそのバンドも愛せないから。だからそういう意味ではバンプはすごいと思いますよ。本当に藤原くんの歌でしかないから。(中略)やっぱり藤原くんの作るものはバンプの音楽なんですよね。それを良いか悪いか量ることは誰にもできないんですよね。洋楽好きな人はバンプなんてくそだと思っているかもしれないけど、じゃあ洋楽の何がいいんだって言われたら、洋楽だからいいんだって答える人がいる。そんな価値観って、違うと思うし。」
 
 
藤くんのシロップ評:
「シロップ16gというバンドのすごさは、俺らなんかが語らなくてもみんながホントわかってると思うし、それはもう僕らみたいなミュージシャン側もそうだし。(中略)とにかく僕らはシロップ16gの音楽が好きで、向こうさえよければ、いつかまたツアーを一緒に回れたらなと思っています。」
 
 
 
Quip自分の好きなバンド同士が、お互いに認め合っているのを知ると嬉しくなるね。
 
 
 
 
 
 
 
 
<今日のBGM> 水色の風/syrup16g
 




コメント プレイバック

syrupとBUMP、色んなBUMPファンサイトからの情報でもこの2つのバンドは繋がりが深いんだな、と感じさせられていました。
syrupの曲初めて聴いたのはごく最近で、でも圧倒的な何かを伴っている世界観にすぐにのめり込んで行きました。BUMPの皆さんとはまた感じ方が違うと思いますが、私はsyrupの人間の醜さも愛しさも、それに答えを出さず唄っているような感じが好きです。まるで、自分の内側を曝されているような…怖くて、でも不思議な気分です。
私はその雑誌読んだことないので、色々と興味深い内容の話聞かせていただいて面白かったです。アリガトウございましたRinkoさん。
Posted by ソラマメ at 2005年04月15日 11:35