星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

 月より遠いトコを旅してるんだよ

 
数年前に亡くなったわたしの祖母は、まだ元気だった頃、畑仕事に行った帰り道に転んで立てなくなり、たまたま通りかかった人に3時間後に発見され病院に運ばれた。途中雨まで降ってきて、大腿骨骨折に肺炎まで併発し、手術は成功したが結局寝たきりになってしまった。
 
 
ひとりぼっちの3時間を想像すると耐えられない。よくみつけてくださった。
 
 
それで現在田舎で一人暮らしをしている70歳の母にも、携帯電話を持ってもらうことにした。いくら元気でも何があるかわからへん。
 
 
使い方がわかるかな、と心配だったが、お手ごろの携帯を探してくれた電気屋のおじさん(なぜ電気屋さん?)に教えてもらって、通話はできるようになった。
 
 
ただ・・・母の性格を把握していないわたしが甘かった。
好奇心旺盛で新らしもの好きで、すぐパニックになる・・・・え、わたし似?(笑)
 
 
しょっちゅう電話がかかってくる。
 
「この携帯、古いんとちゃう?着メロ(言葉を覚えたらしい)に氷川きよしの歌が入ってないねん」
 
 
いや、ないって。
 
 
 
「だれからも電話がかかってこんから、あんた携帯にかけなおして」
ガチャ!!(電話を切る音)
 
 
おいっ!
 
 
 
・・・・ま、いいか。
メールの打ち方を教えるべきか、今悩み中。
 
 
 
 
 
今日の1曲:Everything is wonderful/syrup16g