星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

雨の夜の月づくし

上弦の月 

満ちてゆく半月のことで、月の入りの頃には弓に張った弦が上向きになって見えるので上弦の月と呼ばれるそうです。

今夜は上弦の月のはずなのに、神戸は小雨模様。月も星も見えず寂しい夜です。真っ黒な空を見ていると、なにやら取り残された気分になる今日この頃。

雨月 

雨夜の月。雨のために名月がまったく見れないことをこういうそうです。こんな言葉を見るたびに、日本語ってきれいだなと思います。

 

世の中にはいろんなひとがいて、十代でも世の中を見切っていて疲れ果てているひともいれば、いくつになっても大人になりきれないひともいる。でもそれが本当の姿なのか、フリだけなのかは他人にはわからない。

太陽の位置に影響される月のように、何かに影響されていろんな姿に見えるのかな。できたら本当のまあるい姿を見たいのにな。

雨雲の向こうにキミはいるんでしょ。弱い光でいいから自分で輝いてごらん。

三日月 

恋に悩むアナタにセカイイチの「三日月」を。

月の小舟

 

 

 

 



 思えばあのとき出会わなければ

 僕らはここにはいない

 お互い何かを探し求めて

 今は同じ月を見る

 そして僕らここにいる

 月は何も変わらない

 

 

写真:「月の小舟」/星の彩より