唄うたいのうた

今日は珍しく仕事が早く終わったので、やっと本屋に行けた。

もう発売からずいぶん経ってしまったけど、“bridge”を買ってきた。

みんなのブログを読んでいて、ずっと読みたかった記事。

ELLEGARDENの細美くんのインタビュー。

読んでいると、2月のZEPP OSAKAのライブが蘇ってきた。

ライブ中、靴をなくした女の子に自分の靴を脱いで貸してあげた細美くん。

ちらっとでも、パフォーマンス？って思ってしまったわたしを許してね。

気分が悪くなって倒れた子に気づいたとき、もの凄い勢いでギターをおろしてフロアを覗き込んで飛び降りそうになった細美くん。

溺れた子を助けるために川に飛び込むような勢いだった。あのときは心底驚いた。

Ｗアンコールで出てきてくれて、「恒例になったらイヤだから、おまえら人に聞かれるまでしゃべっちゃダメだぞ」と言って、客電が点いたままで唄ってくれた“So Sad”。

まるで昨日のことのように目の前に浮かび上がってきた。

そしてそのすべてが繋がった。

やっとあのライブが、あのツアーの意味がわかった気がして胸が熱くなった。

「かっこいい」ってのはこういうひとのことを言うんだろうな。

−−当時の自分が今の自分を見たら、どう言うと思う？

「褒めてくれる気がします。よくやってるなって言ってくれるような気がします」

「そのときの自分は裏切ってないと思います」