街に冷たい雨が降る 暖めるものは何だろう?
お金がないときに限って、目の前ににんじんがぶら下がるのは何故?
お給料日までギリギリだというのに(直前のライブ費用はヘソクってある)、某電気店CDコーナーから電話が入った。
「ご注文のCDが入りました〜」
このお店にはバーコードで試聴できるマシン以外に、昔の曲まで検索できて欲しいCDの名前をプリントして注文できるというスグレものがある。(もうどこにでもある?)
数週間前にそれで3枚のCDを注文したが、「メーカーに問い合わせていますが、いつ入るかわかりません」という返事だった。
それですっかり忘れていたら、そのうち2枚が今日入ったと。
ん〜、どうしよう・・・・お給料日まで放置しようか・・・・早く聴きたい・・・お金がない・・・・
さんざん葛藤したあげく、結局引き取りに行った。
No Regret Lifeの『Tomorrow Is The Another Day』と『My Life,My Song,My Mind』。
インディーズ時代(?)の1stアルバムとミニアルバム。
(え〜っと、正直言ってインディ−ズだとかメジャーデビューしてるだとかは、まったく興味ないし知らない。ただ昔のCDが手に入りにくいからインディーズかな、と思う程度の知識しかないです)
んで、帰って早速聴いてみた。
おおっ、「Wonderful World」と「静寂の歌」は前のレコ発のときに聴いたぞ!
和奏さんの声は昔から力強いけど、声が若い!(あたりまえか)
1stの帯には“結成わずか1年ながらすでに80本以上のライブを行い、最近では集客数も100名を数えるほどになりました”と書いてある。
そんな文章や歌詞カードを読みながら1stを聴いていると、胸が熱くなってきた。
歌詞ってやっぱりその時代時代の作り手の心情が表れるのかな。
“探す”、“歩き出す”、“旅に出る”・・・・
今よりずっと不安定な状況だっただろうけど、前だけを見つめて唄い続けてきたんだろうか。
そして今もそれは変わっていないのだろうか、何かが見つかって変わってしまったのだろうか。
「No Regret Life」は「悔いなき人生」って意味だよね。
彼らにとって大切なものはきっと変わっていないのでは?
・・・・なんて、曲を通してでしかわからないけれど勝手にいろいろ思い描いたりして、ますますNo Regret Lifeというバンドが好きになった1日。
タイトル曲:魂が揺れている/No Regret Life