MINAMI WHEEL2007 2日目(10/27)
メジャーデビューアルバム『三千世界に鳴り響け』がとても好きで聴き始めたC-999。
インディーズ時代の曲「海底6マイル」がこれまた好きで、去年のワンマンで新宿まで行っちゃった。
そのあとミナホで見て以降、3回くらい大阪や神戸であったライブには行けず、結局この日が1年ぶりのライブになった。
午前中職場の用事をすませて一度家に帰って昼と晩御飯の用意をして・・・心斎橋に着いたのは開演ぎりぎりの18時前だった。
AtlantiQsは狭くてステージの低いハコで、後ろだと見にくい。背の高いわたしでも、ドラムの増子さんは背伸びをしないと見えなかった。
あっという間にお客さんでいっぱいになった。
◆C-999@AtlantiQs
01.3年間の雨宿り
02.(新曲)
03.六花の結晶
04.心、今を歌え
05.(ジークリフ)
06.リセット(新曲)
相変わらず慎平くんはノセかたがうまい。
声もわたしの好きな寒色系(?)
でも・・・ちょっと音が荒い感じがしたのは気のせいかな?
特に4曲め、リズム隊とギターがかみ合ってない気がした。「ジークリフ」で持ち直した感じだったけど。そのあとの新曲の「リセット」、よかった。
「年明けにはCDを出せると思う」と言われていたので、出たらじっくり聴いてみよう。
今日は絶対やらないとわかっていたけど、「海底6マイル」が聴きたかったな。
星の数ほどあるバンドの中で、生き残って長くやっていけるのはほんの一握り。
次のアルバムが正念場だと思う。ってわたしって何様?(笑)
なんとなくね、なんとなく心配なんだ。
慎平くんや増子さんと話がしたかったけどAtlantiQsは物販もなく、そのチャンスがなかった。
まあ、1年もご無沙汰しちゃったから忘れられちゃってるだろうな。
またこっちでライブがあったら会いに来よう。
ライブ後人がはけたら、C-999のライブのたびに出会っていた神戸の女の子と遭遇。
彼女とも1年ぶり。1年見ないうちにちょっとおとなっぽくなっていて、時の流れを感じた。
わたしも歳取ったっていうことね・・・
このあとmonobrightを見る予定だったけど、なんとなくその気になれずおなかも空いたので食事をした。
ぐずぐずしているうちに規制がかかっちゃった。これも予測はしていた、次がシークレットだしね。
AtlantiQsで一緒になって、C-999が終わってすぐにBIG CATに向かったてんちゃんは、ぎりぎりで入れたみたい。よかった。
monobrightは去年の12月に神戸URBAN SQUAREという小さいハコで見て以来。
(そのときのレポ→http://d.hatena.ne.jp/firesign0916/20061213/p1)
BIG CATみたいな大きいとこで、どんなライブやるか見たかったな。残念。
そのときのMCで「もう二度と会わないだろうけど、バンド名覚えてください」って言ってたけど、来年にはワンマンでツアーがあるね。
もう全国ツアーするくらいになっちゃったんだねぇ。勢いあるなあ。
どこかに行くのもしんどいので、そのままBIG CATの階段に並んだ。
シークレット待ちのお客さんがほとんどだろうけど、わたしはその次のplaneのために並んだ。シークレットも興味あったけど。
「もう定員以上のお客様が入られているので、今からは出て来られた人数だけ先頭の方からご入場いただきます!」
とスタッフさんが何度も叫んでいた。
どうも今日は盛り上がらない(自分の中でよ)。
素敵メンツいっぱいなのに、ひとつ歳とって気力が落ちたのか?
いや、昨日のスリーピーでわたしの中で完結してしまったのだと思う。
とかなんとかモヤモヤしていたら、列と逆行して行くろびさんに遭遇。
「シークレット、ドーパンって噂ですよね」
って。長〜い行列横目に迷いながらも、ろびさんはどこか違うところに行かれた模様。
そう、迷うんだよね。
シークレット見てみたいけど、並んでる時間もったいないし。
シークレットが誰かはお客さんの中で情報がもれたりガセネタつかまされたり。
お楽しみとも言えなくないけど、今日でもmonobrightタオルを首に巻いた女の子たちが中に入れずあきらめて列から離れていったのを見てフクザツな気持ちになる。
自分の好きなバンドがシークレットの前で、開演前に来たのに入れなかったら・・・と想像したら悲しい。
なんとも微妙な演出やな。
いっそシークレットは一番早い開演時間にしたらどうやろ。
または3つのハコで同じ時間にシークレットをぶつけるとか・・・それはそれで風評被害に合うかな(笑)
そうこうしているうちにmonobrightのライブが終わり、列が進んであっという間に中に入れた。
フロアの後ろ1/4分くらいのお客さんが入れ替わった感じかな。
ステージは幕が閉まっていて中ではチューニングが行われていた。
聴いたことのないバンドだということは確かだ、と思いながら開演を待った。
あとで知ったことだけど、シークレットに出演されるバンドのメンバーさんの日記を読めば、今日の出演がわかるように書いてあったらしい。
それと物販のところでそのバンドの名前が書かれたダンボール箱が封を開けずに置かれていたとか。
すごい!みんな探偵さん!(笑)
客電が消えて幕が開き、ステージをライトが照らす。
かっこいい演出。
そしてDJ風に「DOPING PANDA!」とアナウンス。
歓声をあげながら一斉に前に詰めるお客さん。一緒についていった(笑)
◆DOPING PANDA@BIG CAT (シークレット)
前方にいたお客さんは、やっぱりドーパンと確信していたみたいで、モッシュが起こっていた。
2曲くらい聴いてから外に出るひともいたし、腕組みしながらそれでも最後まで聴いているひともいた。いろいろなひとがいてシークレットならではの光景?
わたしは、曲は全然わからなかったけど一緒に盛り上った。
すぐ前にいたお兄さん、角刈りで一見怖そうな(ごめん)風貌だったんだけど、本当に楽しそうに踊っていて、わたしまで楽しくなった。
わたしったら最後のほうで勢い余って挙げた右手を下ろすときに、彼の頭をポカっって殴ってしまって、慌てて「ゴメン!」って今度はその頭を撫でてしまいました。
重ね重ねごめんなさい!(汗)
思わぬところで汗をかいてしまい、ドーパンライブ後一旦ロビーに出てplaneのタオルとTシャツを買った(なんでやねん 笑)
タオルはマフラータオルでいい感じ。
ドーパンとplaneじゃあ客層違うよな、と思ったとおり、お客さん総入れ替えに近い状態。
この日のトリはクアトロでオトナモードがあって、planeとどっちにしようかだいぶ迷った。
でも長いことplaneを見てないのでね。こっちにしました。
サイトウさんもここのはず、とメールしたり、他のハコに行っていたてんちゃんに誘惑メールを送ったりしながら開演を待った。
BIG CATでplaneのライブ見るの、初めてやな、と思ったら、テンション上がってきた。
3日目の明日は多分来れないし、今年のミナホはこれで最後、と思うとテンションが上がってきた。
到着したてんちゃんやサイトウさんと喋っていると、てんちゃんに、「このあとのエクストラ、行きましょうよ〜、オットー出ますよ〜」と逆誘惑された。
昨日も帰りが遅かったし、このあとなんばHatchへ行く根性ないわ〜と丁重にお断りする。
菊地くんの前の6列目くらい?かなり前でスタンバイ。planeは菊地くんの眼を見ながら聴かなくちゃ。
サイトウさんはライブ後ダッシュでplaneの次のチケットを買いに物販に行くから、と後ろに下がって行かれた。
◆plane@BIG CAT
01.炭酸少年
02.グランドライン
03.Disco もう会えない
04.花火
05.はなればなれ
06.象の目
1曲目が始まったときに、24日に発売されたばかりの新しいアルバムを聴いてこなかったことに気づいた。(遅っ)
だから「グランドライン」と「はなればなれ」以外は初聴きだった。
でも大丈夫。菊地くんの声は温かく、広いBIG CATでもちゃんと届く。
そんなに通る声じゃないのに不思議。
「来年、またここでワンマンやります。2月・・・・えー、1月だったかな?」
思い出そうとしている菊地くんに向けて、指で「1」「1」「8」って示したけど、見えたかどうかは不明。
そう1/18。青森行き(予定)の日だよ。見れないよ(泣)
でもそのバンドのチケットが取れなかったらplane見てから秋田に行こうか?とか無謀なことを一瞬考えた。それだけこの日のライブはよかったんだ。
とくに「花火」。
歌詞に、メロディに、ラストの菊地くんの消えそうで消えない声にあやうく泣かされそうになった。そのときの照明の美しかったこと!
「はなればなれ」〜「象の目」の流れもよかったな。
結局「グランドライン」以外は新しいアルバムの曲だった。
でも、でも、それなら・・・・
「arrow」やってくれてもいいやんか!聴きたかったよ〜!
と思ったら、ライブ後てんちゃんが同じこと言ってて笑えた。
昨日に引き続きのミナホで、planeが始まる前は結構疲れていて、「これで最後だからしっかり聴こう」と思っていたのに、終わったらまた元気が出てきた。
「てんちゃん、オットーだけ見て帰るわ!ハッチに行こう!」
とてんちゃんの手を引っ張りながらハッチへ向かう。
実際は方向音痴のわたしを、福岡娘のてんちゃんが案内してくれたんだけどね。(なんでやねん)
一緒にエクストラを見るというこがらすさんと、帰宅組のサイトウさんとTさんと、なぜか5人でなんばへ急ぐ。と言っても喋りながらゆっくりと。
BIG CATからハッチまで徒歩20分でした。(もう少し早歩きしたら15分ちょっとで行けるかもよ、Aさん)
ミナホエクストラとは、ミナミ周辺でのミナホのライブサーキットのあと、22時から朝までコースで行われるライブ。
なんばHatchで行なわれ、会場の後ろに畳が敷いてあって休憩もできるし、手の甲にスタンプを押してもらえば途中の入退場も自由。まわりにコンビニや遅くまで開いているカフェもあり、前から一度体験してみたいと思っていた。
もちろん終電で帰るけどねっ。
この日は22時から8otto!
できるものならお泊りしたい!それは無理〜♪(テンション変 笑)
で、8ottoだけでも見て帰る!
そのあとのセカイイチも、
サカナクションもがまんする。
だから8ottoをわたしに見せてください。
と祈りながら痛む足を引きずり歩くわたしって、何かにとりつかれていたかも。
途中で帰宅組のおふたりと別れて、3人で歩き続けた。
いつもなら地下鉄の駅からハッチに行くので、地上からは初めて。
横断歩道(のないところ)をダッシュして、長〜い石段を登って、ハッチの入り口に着いたのが22時3分!
あー、もう始まっちゃった!?
焦って入り口を通り抜けるとスタッフのお兄さんが「お急ぎくださーい、まもなく開演ですよ」と。
間に合った〜〜〜
お客さんはまだまばら。みんな本編のトリを見てからだったり休憩してから来るんだろうね。
開演に間に合ったことに気をよくしたわたしは、後ろにいるというこがらすさんに一方的に荷物を預け、てんちゃんを置いてけぼりにして前に突っ込んで行きました・・・ね(汗)
おふたりさん、その節はごめんなさい(深々)
・RUNNING POP
・1977
・0zero
・China
・RIWO
・Counter Creation
・VOO DOO バウアー
曲順全然覚えてない。ラストの「VOO DOO バウアー」だけ確か。
あのときはテントの下だったからか、ハッチの音響がいいのか、とにかくこの日は音がめちゃよかった!!
マエノソノくんのドラムボーカル、見慣れてきて最初の衝撃は薄れたものの、何回聴いても体中にビンビン響く。
いつも彼の声を聴いたらしばらく耳から離れない。
天野くん・・・じゃなかった(キャイーンの天野くんに激似)TORAくんは、いつものように笑顔でベースを弾いて楽しそう。
そしてツインギターのリョウさん、セイエイさん、うますぎ!安心して彼らの音に身をまかせられるっていう感じ。
「“8”と書いて“オットー”と言います」とマエノソノくん。
「僕ら大阪出身で、今でも大阪に住んでいます。だから、こんな大きなステージでライブできることを嬉しく思います」
MCは、文字では表わせないけど気持ちのいい大阪弁だった。
後ろの男女ふたり連れ。女の子のほうは8otto見るのが初めてだったようで、1曲終わるたびに、
「めっちゃ、かっこいい!!ありえへん!ほんまに大阪に居てるんの〜!?」
と大絶賛。
某バンドのライブのときにはこういう言葉がウザかったのに、今日は心地いい(笑)
やっぱり聞くほうの気持ちの問題なのかな、と思った。
とにかく最初から最後まで、疲れを忘れて踊りまくった。
何もかも忘れて音を浴びているみたい。
とくに『RIWO』のときは陶酔状態だったと思う。短い曲でよかった・・・
ドラムの前に置いてあった「8」の作りもの(?)みたいなやつ、ラストの「VOO DOO バウアー」をハンドマイクで唄っていたマエノソノくんがステージと最前の柵の間に投げ捨てたけど、あれ、ワンマンだったらお客さんに渡してフロア中をまわすんだよー。(まわしてほしかった・・)
彼らはアルバム『Real』でメジャーデビューしたばかり。そのレコ発のツアーが10月から始まっている。
11月のクアトロワンマンに行きたかったなあ。ゴーイング&ピロウズにかぶっちゃってるもんなあ(涙)
自分でも不思議なくらい最後までハイテンションでライブ終了。
楽しかった〜〜〜
終わってハッと我に返り、後ろにいたふたりのところに行って荷物をもらって、挨拶もそこそこに神戸に帰った。
おかげで終電に間に合いました。
ありがとう、てんちゃん、こがらすくん。
そしてありがとう、ミナミホイール。
いろいろあったけど、今年は3日目行けないけど、やっぱり最高のイベントだと思う。
来年はミナホ10周年。楽しみに待ってますね。