[イベントテーマ]阪神淡路大震災を風化させず語り継いで行き、イベントを通じて神戸を活性化させることを最大のテーマとします。
[目的]阪神淡路大震災に際して全国からいただいた復興支援をチャリティで恩返しします。
今年のGOING KOBE'08では、会場で集まった募金を2007年に起こりました新潟県中越沖地震の復興にお役立て頂きます。そして昨年の募金先であった能登半島沖地震の復興支援としまして能登PRキャンペーンを実施します。
そのようなチャリティフェスなのだけど、なんと入場無料!(モバイルでゲットしたパス要)
出演してくれるバンドはすべてノーギャラ!
ワールド記念ホールを借りるだけでもものすごい費用がかかるだろうに・・・
神戸のライブハウス『スタークラブ』の松原店長さんを中心に、そのスタッフさんやボランティアの方々のおかげで続いているこのフェスは神戸が誇れるもののひとつだと思う。
いつも予定が合わなくて、やっと去年初めて行けて、楽しかったので今年も参加することにした。
去年と違うのは、ポートライナーの記念乗車券が発売されたこと。
三宮〜市民広場まで片道240円。往復使えるこの記念乗車券は500円だった。(もっと高いのかと思っていたので拍子抜けした。さすがだ)
おもな出演者↓
森山未來(DELL THE FUNKYとS.E.Pと森山未來とLUCYと) / ガガガSP
TRICERATOPS / 175R / Jitterin'Jinn / フラワーカンパニーズ
怒髪天 / ラマサ☆ / Jackson vibe / SCOOBIE DO / 岩瀬敬吾
倭製ジェロニモ&ラブゲリラエクスペリエンス / Natural Punch Drunker
うつみようこ&YOKOLOCOBAND / UNCHAIN / ONE OK ROCK
RAZORS EDGE / POSSIBILITY / サクラメリーメン / No Regret Life
ghostnote / PINKLOOP / STANCE PUNKS / supreme sound recreation
ワタナベフラワー / PAN / susquatch / REAL REACH / レトロ本舗
ラングセルモ / コザック前田 / ガンジンルー / セックスマシーン
メガマサヒデ / Dear Loving / FOX LOCO PHANTOM / 四星球
THE PINK PANDA / SUNSET BUS / ユウテラス / MIX MARKET
突起物勃起症候群 / ちょまた〜ず / phonodion / SHIDARE
真夏日か?と思えるほど朝から気温が上がって暑かった。
家の用事をすませてから向かったので、ワタナベフラワーや怒髪天には間に合わなかった。
大分から遠征してきたてんちゃんと、久々のノーリグを観にまず大学のアリーナへ。
◆No Regret Life(神戸夙川学院アリーナ・KSGU STAGE)
01.キッド
02.マウンテントップ(新曲)
03.憧れの果て
04.失くした言葉
05.メロディー
(ノーリグ・ゴースト・トライセラのセトリはてんちゃんからいただきました。ありがとー!)
“メロディー”が聴けて嬉しかった。
ただ記念ホールに比べて音響がいまいちなので、和奏さんの声が聴き取りにくくてちょっと残念だった。
ジッタリン・ジンも観たかったが、フラカンに遅れそうだったので記念ホールに向かうことにした。(ジッタリン・ジンでは規制がかかったそうだ)
大学のほうにしか物販がないのでぐるっと一回りして、息子のお土産に?SCOOBIE DOのタオルを買った。
オフィシャルのTシャツはとっくに売り切れているみたいだった。明らかに去年より人が多い。
大学の門の向こうに見える茶色い建物がワールド記念ホール。
人が多くて歩きにくいのと暑くてしんどいので、ダラダラ歩いて記念ホールまで8分くらいかかった。
ホールに入るとNatural Punch Drunkerが歌っていた。
2階のスタンド席で休もうかと思ったが、思い直してアリーナに降りた。
大学のアリーナもここもステージがホールの両側にあり、交互にライブをやってくれる。
片方のライブが終わるとダッシュして反対側のステージに向かう人も多いし、ずっと2階のスタンド席で観ている人もいる。
◆ghostnote (ワールド記念ホール・ROKKO STAGE)
01.キラキラキラ
02.ラブソング
03.スタート
04,最終列車
しばらくライブを観ないうちに、いつのまにかメジャーデビューが決まっちゃってるし(笑)
初めてゴーストノートを観たのは2年前の3月。LOST IN TIMEの「時計」ツアー、神戸スタークラブだった。
そういえばあんときナチュパン(Natural Punch Drunker)も一緒だったな。思い出すとちょっと切なくなる。
◆フラワーカンパニーズ(ワールド記念ホール・WORLD STAGE)
01.馬鹿の最高
02.空想無宿
03.この胸の中だけ(新曲)
04.深夜高速
05.真冬の盆踊り
今日のわたしのメインはフラカン。もうすご〜く聴きたかった。
それで1番前のブロックに行った。
圭介さん「ここ2階もあっていい感じだね〜〜。スクリーンもあるし」(メインステージだけ両側にスクリーンがある)
グレート前川「スクリーン、あるの?」
圭介「あるよ。フラカン初スクリーン!」(拍手〜)
圭介「お客さんもいっぱいで・・・まるでB'zとかミスチルになった気分(笑)」
圭介「このままワンマンやっちゃおか?トライセラ、まだ来てないみたいだし(笑)
・・・うそうそ!変なこと言ったらまたブログで・・じゃなかった2ちゃんねるとかで叩かれる!(爆)」
初めて聴いた“この胸の中だけ”
ある日自分が卒業した小学校の校庭にぶらっと遊びに行ったボク。そこでひとりの少年に出会った。
「キミは誰だい?」
「ボクはキミだよ」
ふたりの会話の部分が歌ではなく長いセリフになっているんだけど・・・
こんな汗だくのフェスに場違いだと思いながら泣いてしまった。汗を拭くふりして涙を拭いた。
圭介さんの声が素敵だった。
“深夜高速”
生きててよかった 生きててよかった
フラカンを初めて聴いた若いひとにも響けばいいな。
7月のワンマン、行こうかどうしようか迷っていたけど、やっぱり行きたい。
そんなことを考えていたらあの曲が始まった。
ヨッサホイ ヨッサホイ ヨッサホイのホイ♪
どんどん押されて2列目まで行ってしまった(汗)
楽しかった〜ワンマン行きたいよ。
そのあと反対側のステージで盛り上がっているPOSSIBILITYを遠めに見ながら(みんなでタオル回して楽しそうだった)、次のトライセラを待った。
トライセラは前から名前は知っていたし、和田くんのインタビューも何回か読んだことがあったけど、音源を聴く機会がなくライブも今日が初めて。
「ご高名はかねがね存じ上げておりました。お初にお目にかかります」モード(なんじゃそりゃ)
◆TRICERATOPS(WORLD STAGE)
01.彼女のシニヨン
02.Going To The Moon
03.僕らの一歩
04.Warp
05.Raspberry
06.トランスフォーマー
かっこいい!
盛り上げ方うまい!
和田くんオトコマエ!(メガネが似合ってた)
ちゃんと音源聴いてくればよかったな。3曲目と4曲目が特によかった。
このあと5日はピロウズも出演するMAG ROCK FESTIVAL'08 に出るのね、ついて行きたいわ〜と思った。
◆SCOOBIE DO(ROKKO STAGE)
実はこちらもライブは初めてだけど、次男が好きなので土産話をするためにがっつり聴いて踊ってきた。
さっき買ったばかりのタオルもしっかり活用した(笑)
◆森山未來(WORLD STAGE)
ボイパに合わせたダンスパフォーマンス。
森山くんはじめ6人くらい?で、映像と音楽を駆使しながら踊ったり叫んだり、最後には白い大きい紙にペンキをぶつけるようにして何かを表現していた。
彼は神戸市灘区出身の俳優さん。10歳のころに震災にあったそうで、当時クラスメートと作った歌も披露してくれた。
前衛的で難しかったが、テーマは「震災〜過去から未来」という感じだった。(勝手に解釈)
本当は大学のほうにも行ってUNCHAINや倭ジェロを観たかったが、歩く根性がなかったので記念ホールにいることにした。
ROKKO STAGEではONE OK ROCKのライブが始まっていた。疲れたので柵にもたれて休憩した。
暑くて脱水になりそうだった。アリーナ内は飲食禁止ということでがまんした。(気づかず一度ペットボトルに口をつけたらコワモテのスタッフさんに丁重に注意をされた。スミマセン・・)
◆175R(WORLD STAGE)
01.opening〜The roads lead to 175R〜
02.お前はスゲぇーよ!
03.ハッピーライフ
04.一番星
05.空に唄えば
06.Thank you for the music
(セトリ、他の方からのいただきものです)
そろそろエンディングに近づいてきて、お客さんもいっぱいになってきた。
初イナゴだったが、知っている曲になるとテンション上がるね。
「初めてのゴーイングコウベです!
以前スタクラ(神戸スタークラブ)でのライブのあと店長の松原さんと熱く語り合って、このイベントに出してもらうことになりました〜」とSHOGOくん。
175Rは今年結成10周年だとか。いつまでも若いバンドのようなイメージだったけど、もう中堅なんだね。
◆サクラメリーメン(ROKKO STAGE)
神戸発のバンド。
GOING KOBEにはずっと出演しているけど、年々出させてもらうステージが大きくなって、今年はとうとうROKKO STAGEのトリです!と嬉しそうだった。
2月にスタクラでライブを観たときよりずっと堂々とした感じだった。
今度ちゃんと音源聴いてみよう。
◆ガガガSP(WORLD STAGE)
01.青春狂時代
02.神戸駅
03.卒業
04.人間っていいな(ガガガDX)
05.一瞬で(新曲)(ガガガDX)
06.線香花火
07.つなひき天国
En
01.弱男
ガガガSPのライブも初めて。
コザック前田さんとは2年近く前にスタクラでテルスターとBaconのライブがあったときにお会いしたことがある。
お客さんで?ライブを観に来られていて、ライブ終了後になぜかコザック前田さんに握手を求められ、そのあとしばらく手を握り合ったまま話をした記憶が・・・(笑)きっとテルスターのライブにこんなおばさんが来てる、と珍しかったに違いない。
「神戸のゴキブリ、ガガガSPです。今日はライブの前からかなり飲んでいます」
と言いながらも、トレードマークの帽子を脱いで、何度も何度もお客さんに「ありがとうございます!」と頭を下げられていた。
ライブで聴く“神戸駅”、めっちゃよかった!うまく表現できないけどあれは名曲です。
「90歳までこんなライブを続けたい。みんなはそのとき86歳くらい?」(笑)
わたしはもうこの世にはいねえよ!(笑)
少し前にMステに出たときはガガガSP(スペシャル)でなくガガガDX(デラックス)で出演。
ガガガDXは、メガマサヒデとセックスマシーンの森田くんが入った期間限定ユニット。
日産・セレナのCM曲“にんげんっていいな”(アニメ「まんが日本昔ばなし」のエンディングテーマのカバー)、すごい盛り上がりだった。
わたしも脱水気味、膝はガクガクだったけど、“でんでん でんぐり返って バイバイバイ♪”と一緒に歌った。
楽しかった!
新曲の“一瞬で”はプロレスラーのナントカ氏(名前忘れた→長谷川穂積選手でした)が勝ったときに流れる曲らしい。
「関西だけでなく、こんな規模のイベントを無料でやるなんてどこにもない。
すべてスタクラ店長の松原くんのがんばりのおかげです。毎年松原くんを泣かせてしまうんだけど、今年は泣かせないように・・」
とみんなでマツバラコール。
ステージの後ろのほうにいたという松原さん、全速力で走ったみたいで、ステージに上がってもしばらくは息が弾んでいた。
スタッフやたくさんのボランティアのおかげで今年も開催できた、と言おうとする松原さんを遮るようにコザック前田さんは松原さんをねぎらう言葉をかけ続けた。
何度も大きな拍手が起こって・・・やっぱり松原さん、泣いちゃいました(笑)
「ガガガがトリでなくていい。また来年もぜひやりたい!」と前田さん。
最後のほうは前田さん、ステージ下のアリーナの真ん中に作ってあるスタッフ待機スペースに降りて柵に登って熱唱。
「ゴキブリ」とか言って泥臭い感じだけど、めっちゃかっこよかった!
アンコールの“弱男”のあともまだ歌い足りなそうな前田さんだったけど、すみません暑くて限界でした(笑)
でかいホールもいいけど、野外だともっと気持ちよかっただろうな。
過去のGOING KOBEに比べると最高の動員数だったようで、延べ人数は去年が25000人、今年は31000人だったそうだ。
これだけの規模になるといつまでも無料ってわけにいかないかもしれないけど、できるだけ長く続けばいいな。
松原店長さん、手弁当で出演してくれたバンドのみなさん、開催を支えてくれたスタッフの方々、ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。