the pillows TOUR 08 LOSTMAN GO TO CITY＠大阪BIG CAT（12/9）
実を言うとピロウズのライブで、このロストマンシリーズのツアー（ノーリリースツアー）が一番好き。
なので今回も本当は全会場のライブに行きたかったけど、この年末の忙しいときに仕事が休めず、大阪と名古屋だけの参加になった。ああ、去年のライブ休暇が懐かしい・・・
ライブ前に遠征組や関西のバスターズと再会したり、ピロウズのライブ初参加の、これから立派なバスターズになられるであろう方々にお会いできて嬉しかった。
ピロウズのライブに行くたびに顔見知りや友達が増えている気がする・・・
では、この下にすぐセトリありです。
01.Rain Brain
02.STALKER
03.Degeneration
04.Fun Fun Fun OK!
05.Juliet
06.Sick Vibration
07.Beehive
08.Moon is mine
09.ウィノナ
10.昇らない太陽
11.Nowhere
12.Wake up,Frenzy!
13.サヨナラサマー(puffyへ提供した曲のセルフカバー)
14.シュガー・ナイトメア(V6へ提供した曲のセルフカバー)
15.Skim Heaven
16.SUICIDE DIVING
17.サリバンになりたい
18.Ritalin202
19.Mole Town Prisoner
En
01.Paper Triangle
02.ムーンマーガレット
En
03.Rookie Jet
(SE) Beehive
●「久しぶりじゃあないか」
何曲かやっていつものセリフ。
「こないだな、DVDの編集見てたんだけど、去年のDVDと比べて俺、同じことばっかり言ってるな。ほんっとに同じこと言ってるんだ。さっきも“久しぶりじゃないか”って言っちゃたしな。」（笑）
“いい夜にしたい！”と男の子につっこまれて、
「（弱弱しく）人に言われると恥ずかしいんだよ」（笑）
そのあとふわふわでずいぶん伸びた髪の毛を何度もかきあげるさわおさんに、
“髪を切れ！”と声が飛んで、びっくりした顔になるさわおさん。
すかさず他の子たちが、
“かわいい！”“かわいいよー”“似合ってる〜”とフォローする。
さわお「・・・“知ってる”（巻き舌）って言い飽きたよ。」（笑）
「DVDで何回も“知ってる”“知ってる”って同じこと言ってたんだよなー」
そうつぶやいて、髪をくしゃくしゃかきむしって、ペットボトルを取ろうと後ろを向いたさわおさんの背中にひとりの女の子が、
“そんなさわおさんも大好きー！”（笑）
さわおさん振り向いて笑顔で人差し指を立ててマイクの前に戻り、
「・・それは知ってる」（爆）
●「作ったときはそれほどでなくても、意外と人気のある曲ってあるんだ。今からその曲をやるよ。
東京でやったらひどいことになっちゃって、失笑失笑また失笑（笑）
でも気づいたんだ、間違えてももう1回やればいいんだって。」（爆）
ツアー初日の新宿で、歌詞を忘れて歌いなおしたという『Beehive』
さわおさんが米倉千尋さんに提供した曲で、シングル『その未来は今』のc/ｗでもあるこの曲、わたしも大好きだ。
去年のLOSTAMN GO TO YESTERDAYのツアーで、やってくれないかなと期待していたのに聴けなかった。ここで聴けるとは！
この曲の歌詞がとても好きだ。
（http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B25929）
孤独から解放されていく過程が曲になっていて、聴いていて泣きそうになる。
初日よりはずっとよかったみたいだけど、一部歌詞が怪しかった（笑）
●こう見えて（？）バスターズ歴の浅いわたしには、初めてライブで聴く曲が続いて嬉しくてしょうがない。
STALKER、Moon is mine、ウィノナ・・・・
ずーっとにまにましながら聴いていた。
●「次にやる曲は『Thank you, my twilight』を作ってツアーをやっていた頃の曲。
確か青森に行くときに作った曲で、あの頃の俺は今考えると欝になりそうだった。
でも絶対違う！って自分に言い聞かせてた。
欝になっても病院なんかに行くなよ。知り合いで欝になっていくつかの病院に行ったら薬が多すぎて変になったやつがいる。
病院に行かずにピロウズを聴いてがんばれ、いやホント・・・こんなこと言ったらまずいかな？」
まずくないけど、一度サシで病院談義をしようよ、さわおさん（笑）
「帰り道、どんよりする曲をやってやるよ。」（笑）
『昇らない太陽』
さわおさんの曲はいつも自分の心情をそのまま表しているんだね。
曲を作るときにそれは当たり前かもしれないけど、当たり前じゃないかもしれない。
そういえば以前にさわおさん、「俺は、自分の歌と恋の歌とバンドの歌しか作れない」と言ってたね。
雨は何気なく降って
僕の名前削るだろう
『昇らない太陽』を聴いていて、胸が痛くなった。
●前半最後のほうで、“お誕生日、おめでとう！”“40〜！”の声が飛んだ。（さわおさんは12月7日で40歳）
「40歳？俺が！？」（笑）
「誕生日にたくさんの人からメールもらったんだ。その中でも怒髪天の増子さんのメール。
ふだん絵文字なんて使わなくて文字だけで真っ黒の増子さんが、この日は違ったんだ。
ピンクの背景にケーキの絵、4本のろうそくが立ててあって、 真ん中にうさぎが乗ってる。
そしてメッセージは一言、
“こちら側へようこそ！”」（爆）
増子さん、最高！！
「まわりにかっこいい先輩たちがいるから不安じゃないよ。」
隣にも後ろにもね（笑）
●「プレデターズと違って、ピロウズはきつい。疲れる。」（笑）
なぜに？わかる気もする（笑）
「せっかくなのでセルフカバーを」
と、puffyとV6に提供した曲を。
puffyのは女性ボーカルに提供した曲なので、（セルフカバーするとキーが）高くなったり低くなったりするよ、と。
●「ライブでやってない曲や久しぶりの曲を4割混ぜるつもりが、8〜9割になってしまって、めっちゃ練習したよ。」
いっぱい練習したのに歌詞間違えてる、とまた髪をくしゃくしゃ。隣で微笑むPeeちゃん。
●メンバー紹介。
淳くんは、途中からサポートベースとしてピロウズに参加しているので、マニアックな曲ばかりのライブでは苦労するそうだ。
淳「関係ない話をしていいですか？」（笑）
淳くんは、チャットモンチーのメンバーのひとりとメル友。この前ライブに行くよ、と伝えてから行って、受付で名前を言っても通じない。おかしいなと思って（招待客？）名簿をみたら、そこには「佐藤シンイチロウ様」と書かれていた。
淳「シンちゃん、行ったの？」
シン「？知りませんよ？」（笑）
一緒にライブやったのに認識されてない淳くん。でもメル友だって。
さわお「もしかして対バンしたのも覚えていないんなら、それはショックだな・・」（笑）
Pee「関係ない話してもいいですか。」
さわお「（笑いながら）いつもだろ？」（笑）
Pee「わたし、大阪に来るといつも恥ずかしい思いをするんですが・・」（爆）
（コンビニで買い物するとき財布を忘れたりした）
昨日大阪に来て、地下鉄に乗ったらまわりの女性が変な顔をして自分を見た。
よく見たら女性専用車両だった。東京では混雑する早朝のみで、あそこまで女性ばかりの車両じゃないのでびっくりした、と。
Pee「それでも降りずに梅田まで乗って行きました」（笑）
さわお「（手の甲を頬に当ててシナを作って）“それが何か？”って言えばよかったのに。」（笑）
シン「今回は何も話さないつもりです。」
えーーーーっ！！
みんなでブーイング。
シン「関係ない話してもいいですか？」（爆）
シン「さっきのチャットモンチーの話じゃないけど、以前さわおくんと三浦くん（マネージャー）が対談に行ったとき、対談相手の人が三浦くんのことをずっとピロウズのドラマーだと思って話が進んだんです（笑）
それで、相手を傷つけないように気付かせようと、三浦くんはわざと電話をしたりして（笑）
途中で気付いたようなんだけど、よく考えてみると僕と三浦くんの共通点って・・・・太ってることだけなのに。」（爆）
シンちゃんのMC大好き！
●Skim HeavenもSUICIDE DIVINGも初めてライブで聴いた。
そして何と言っても、『サリバンになりたい』
友人の日記で、新宿でこれをやったと聴いて、この曲だけ予習をしてきた。
まず、どのアルバムに入ってたっけ？、と（笑）
- アーティスト: the pillows
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 1992/05/21
- メディア: CD
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16年前の曲だよ？すごいね！
ライブで聴くとめっちゃかっこよくて、全然古くない。再録してほしい！！
●久しぶりに聴く『Ritalin202』、『Mole Town Prisoner』で盛り上がり、フロアの真ん中ヘンでゆったり観ていたのにいつのまにかモッシュゾーンへ（笑）
アンコールの『Paper Triangle』ではPeeちゃんが右手にドラムスティックを持って、ギターの弦を弾いていた。
かっこよくてしびれた。
●「久しぶりにやる曲」と言って『ムーンマーガレット』！
さわおさんでない人が歌うと、きっとダサくなっちゃう曲。
でも聴いているとあったかい気持ちになる歌詞とメロディ。
これまた大好きな曲。嬉しかったよ！
●Wアンコールで『Rookie Jet』
前にライブで聴いたんだかそうじゃないんだか、もうわからなくなりながら飛んだ。
バスターズのモッシュは心地いい。（変態ちゃうよ？ 笑）
最後にさわおさん、
「レアな曲ばっかりってどんなもんかと思ってたかもしれないけど・・・がんばっただろ？」
うんうん（笑）
「これからも新曲を作ってツアーをやっていくんだけど、そうするとやらない曲がどんどん増えるんだな。
1年に1回はこういうツアーもいいな！また遊ぼうぜ！」
なおも続くアンコールの拍手の中、流れる『Beehive』
みんなで手拍子して歌って、ライブ終了。
とにかく楽しかった！
『サリバンになりたい』、ぜひ再録をお願いします！ピロウズさん。
