星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

 VINTAGE LEAGUE TOUR 2009“Seven Stars”京都MUSE(3/25)


出演:UNISON SQUARE GARDENcinema staffTHE NOVEMBERS/LOVE LOVE LOVE


       (LOVE LOVE LOVEは時間がなく観れませんでした)






VINTAGE LEAGUE TOUR 2009“Seven Stars”とは・・・

上に書いた4バンドと、FoZZtone/Laugh Line/People In The Boxの、合わせて7バンドがいろんな組み合わせで各地でライブを行うイベント。


3/25は、京都MUSEUNISON SQUARE GARDENcinema staffTHE NOVEMBERS/LOVE LOVE LOVE、

同じく3/25、大阪・福島セカンドラインFoZZtone/Laugh Line/People In The Box


どちらも観たいのに同じ日か、という前に平日なので行けないとあきらめていた。

それが偶然前日に夜勤が入り、夜勤明けで行けるとわかったので、迷った末に京都のチケットを取った。




お目当てはTHE NOVEMBERS


ところがこの日までに、ライブ遠征〜日曜日の研修〜送別会が続き、夜勤も忙しかったので、当日朝には行くのをやめようと思ったいた。


でも、帰宅途中にTHE NOVEMBERSを聴いていたら、どうしてもライブで“こわれる”が聴きたくなってしまった。


で、京都に向かう。足どりは重く、頭ははくらくら、電車の中では爆睡。

そんなにまでしてライブに行く自分は、やっぱりアホやと思う。



(以下ネタバレありです)






京都MUSEに来るのは、2007年7月のthe pillowsのWake up! Tour以来。

改装されたと聞いていたけど、確かにきれいになっていた。


昔フロアにあった変な段はなくなっていて、ステージは高くて見やすい。


両側の壁際には、造り付けのベンチがあり、後方のドリンクカウンターの前にはテーブルがあった。



今日のお客さんはとにかく若い!

自分が300人の保護者になった気分(笑)



入場後30分で開演。



UNISON SQUARE GARDEN


01.フルカラープログラム
02.センポサキマイライフ
03.クローバー
04.MR.アンディ
05.マスターボリューム
06.ガリレオのショーケース


(セトリは近くにいた方に教えていただきました)



ニゾンはトリだと思っていたので、メンバーさんが出てこられたときビックリした。




1月にBIG CATで観て以来2回目。

そういえばそのときもTHE NOVEMBERSと対バンだった。



6/8のユニゾンのツアー、京都・磔磔でも、THE NOVEMBERSがゲストらしい。

月曜日なんや〜〜〜(がっくり)



「京都は久しぶりです。3年ぶりかな?今日は熱いバンドばっかりなので、楽しんでいきましょう」


「今度出るアルバム、自分で言うと安っぽくなっちゃうけど・・・言わないと買ってもらえないし、渾身の作なので聴いてください!」


ベースの方はイチローのモノマネをされていた。


2回目となると、聴いたことのある曲が始まると嬉しくなる。かっこよかった。




cinema staff


01.AMK HOLLIC
02.チェンジアップ
03.サイクル
04.部室にて
05.優しくしないで
06.KARAKURI in the skywalkers


(セトリはyu-sukeさんからいただきました)


初めて観るバンド。


cinema staffです。演奏を開始します」


曲は激しめなのに、MCになるとひどく丁寧で、そのギャップがおもしろかった。


「ダンスタイムです〜優しくしないで」と始まった曲、すぐに演奏ストップ。
ベースのボリュームが下がってしまったらしい。


変拍子の曲が多くて、おもしろかった。ちゃんと音源聴いてみよう。






THE NOVEMBERS


01.philia
02.Keep me keep me Keep me
03.dnim
04.Arlequin
05.ガムシロップ
06.こわれる
07.白痴



小林くんの金髪にパーマが当たってた。

初めて金色の髪を見たときは黒髪のほうがいい、と書いたけど、見慣れてきた。



THE NOVEMBERSの登場で、会場の温度が下がった・・・感じがした。

そして暗い、のは、照明のせいだけじゃない。




“philia”

あ、新譜の1曲目だ。

前にファンダンゴで聴いた“para”と対なのかな?




“Keep me keep me Keep me”は、ライブ仕様になると、ずいぶん曲の印象が違う。

この曲を聴くと涙が出そうになる、と言われる方がおられたけど、まったく同感。

でもライブで聴くと違ったテイストでおもしろかった。




それにしても彼らの曲のタイトル、おばちゃんには覚えるの、大変(笑)

3/18にリリースされた『paraphilia』の曲タイトルは、


1.philia(ピリア)
2.dnim(ドニム)
3.keep me keep me keep me
4.chil(チル)
5.para(パラ)
6.mer(メール)


意味を知りたくなるな。



MCはそのアルバムの紹介を。

「気になったら聞いてください。よかったら前作、前々作も聞いてください。ノベンバーズでした」


“Arlequin”からあとの小林くんの壊れっぷりといったらなかった。

今まで見た中で最高。(と言ってもそんなにたくさんは見ていないけど)



そして“こわれる”は、最高。


ギターの歪んだ音や小林くんの絶叫を聴くと、「生きてる!」と感じる。

決してそういう曲じゃないのに(笑)



最後は“白痴”


終わるの早い!早くワンマン観たい。



それでもまた今日も、もっと小さいハコで観たい!と思ってしまった。

京都MUSEでもまだ大きすぎる。


演奏してるほうは気持ちよさそうだし、小林くんの絶叫もよく響いて迫力があってよかったけど。


なんででしょ?


ひとつ思ったのは・・・


大きいハコじゃあ渦ができない。


彼らの音楽の持つ、孤独や狂気の渦が。


その渦に巻き込まれたいと思うなら、やっぱり小さいハコがいい。




なんて、身勝手やね(笑)



THE NOVEMBERSにかなり入り込んで聴いたので、疲労もピークに。

トリのLOVE LOVE LOVEは観るのをあきらめて帰った。



6月の磔磔、月曜日じゃなかったら行きたいのに・・・


磔磔でのTHE NOVEMBERSを観てみたい。







ここからは愚痴(笑)



4バンド出演のイベントだし、お客さんも若かったからしょうがないけど・・・いや、若いのは関係ないか。



・ヒールで来たお嬢さん、近づかれて怖かったです。


・ユニゾン登場で「きゃ〜」はまだいいとして、曲の最中に「きゃ〜きゃ〜」叫ぶのはやめてくれ。


・ユニゾンとシネマが終わって、前にいる友達のところに来た男の子、「なんでみんなモッシュせんの?」は、ないやろ。やりたけりゃ自分でやれ!


THE NOVEMBERSのとき、1曲目のあと続けてギターが鳴っていて、みんな息を呑んで見ているときに、ど真ん中6列目にいて談笑していたカップル。ガン飛ばして悪かったね!

でも喋るならどうぞ外へ。お茶の間でテレビを見ているモードって何?



・この↑ふたり、曲の真っ最中に、「髪がふわふわ〜」とか、「耳がキーンって言ってる〜」とか言うし(怒)



・この↑ふたりの連れらしき男の子に、「このおばちゃん、何?」みたいな顔して見られたのは妄想か?(笑)←慣れたもん


・こういう周りが見えない子に限って、自分がいかにライブによく来ていていろんなことを知っているかと、ウンチクを垂れるもんだとわかった。




THE NOVEMBERSが終わって後ろに下がるとき、女の子の二人連れが「ボーカルの人、怖かった・・・」と話していたのが聞こえて、思わずごめんね、と謝った(なんでやねん)


確かに小林くんが金髪の髪を振り乱して絶叫しているときの目はイッちゃってて怖かった。


かも。


ふふふ(何)





以前日記に書いたTHE NOVEMBERSってどんなバンド?という質問に対するわたしなりの答え。


「暗いけど轟音、ときに絶叫。でも実はピュア」


そして「孤独と狂気の渦」



・・・ますますわからんように・・(笑)