星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

GOING KOBE'09 @ワールド記念ホール他(4/29)


観たアーティスト

・片山ブレイカーズ&ザ☆ロケンローパーティ
岩崎愛(途中まで)
・四星球
ワタナベフラワー
EASY GRIP
・plane
Natural Punch Drunker
・GELUGUGU
175R
・SA
サンボマスター
・EGG BRAIN

今年のGOING KOBEは5周年記念ということもあるせいか、ワールド記念ホール神戸夙川学院大学にくわえて、神戸国際展示場3号館が会場になった。


出演アーティストは120組。


神戸市役所に市長表敬訪問に行って、そのとき参加ミュージシャン約40名で神戸市役所ロビーでライブをしたり。

こちらにそのときの動画も紹介されています→http://kobebiennale.blog.eonet.jp/default/2009/04/goingkobe-2b06.html


ほんと、仕事が休みなら市役所に観に行きたかったわ。

ってか、やるなあ、神戸市役所さん!


・・・それが言いたいんじゃなくって、ライブは無料、出演者はノーギャラ、なのに5年間も続いていて、協賛してくれる企業も増えて、どこまでがんばるんだ松原さん!


そしてグッズの売り上げやら集めた募金は、毎年災害の起こった地域の自治体などに寄付される。


ここまで気概を見せつけられると、何かで協力したいと思ってしまうよね?




わたしは今年3回目の参加。

夕方から別のライブがかぶっていたため早退したけど、とりあえすパンフを買って缶バッジのチャリティーガチャポンをやってきた。


ポートライナーの記念乗車券は発売所が長蛇の列だったのであきらめ、オフィシャルのタオルは売り切れで買えなかったのが残念だった。



ありがたかったのは、去年は大学の会場まで行かないと食べ物が買えなかったけど、今年は神戸国際展示場の中や前の広場に出店が出たので移動が少なくて楽だったこと。




きちんとしたステージだけでなく、小さい会議室や通路でもライブをやっていて、そりゃあ音はいまいちだけど、どこにいても音楽が聞こえてきてとても楽しかった。




ボランティアの方もあちこちで誘導の看板を持って立っておられたり、ごみの処理をお客さんに教えたりされていて、規模は大きくなっても手作りのイベントという感じで気持ちよかった。


協賛の企業の宣伝の看板があるのはあたりまえで、そういうふうに支えてもらえるからわたしたちは無料でライブを観ることができる。

この不景気の時代に、こんなイベントにお金を出してくれるのはありがたい、と思ったり。


今年初めて発売された公式パンフレットを買ったら、お菓子とサービス券をもらって得した気分(笑)



最後までいられなくて残念だったけど、のべ4万人も集まった大きなイベントで、ばったり何人もの友人にも会えて、本当に楽しかったです。



では、観たライブの感想を簡単に。








◆片山ブレイカーズ&ザ☆ロケンローパーティ@神戸国際展示場3号館 Corona Extra STAGE


10:10開演のトップバッター。

京都のバンドなので、朝5時起きだったとか。


「朝起きたらすごい顔をしてました。こんな時間にライブをやるは初めてです。

みなさんもそうでしょ?あ、ライジングとかならありかな?」


「今日はこのあと神戸に残って朝まで飲むよ!見かけたら声かけてね!」

と片山さん。


朝早くて身体が動きにくかったけど、めっちゃいいライブで楽しくて気づいたら踊ってた。


初っ端から汗をかいてしまった。今日は1日長いから、まったり観ようと思っていたのに。




ライブ後、同じ国際展示場の片隅に造られた小さいステージで、岩崎愛ちゃんの弾き語り。


そのステージの横が物販になっているので、みんな列に並びながらライブを観ていた。


わたしは愛ちゃんの曲を2曲聴いて、隣のワールド記念ホールへ。




◆四星球ワールド記念ホール evian STAGE


前から観たかったバンド。


ワールド記念ホールでのトップバッター、11;00開演。

早めに着いてステージを見ると、メンバーがみんな椅子に座って目を閉じていた。


???


ボーカルさんは上半身裸、白いブリーフ一丁。

他のひとはハッピ姿。


大きな横断幕が貼ってあり、そこには、


四星球 ライブに向けて
精神統一中


そして時折、

「なんで俺たちがサブステージなんだ〜〜」

「3年連続サブステージ〜〜〜」

と嘆く声が(笑)




それだけでも十分おもしろかったのに、ライブはもっとおもしろかった。

ステージだけでなく、メインステージとサブステージの間にあるPAブースの柵まで使ってはっちゃけたライブ。

途中、宇宙人を呼んだり(笑)




「俺たちがここのトップで、ガガガSPがトリって言うことは、このホールをライブハウスにしろってことなんだ!

だから、よろしくな!」


・・・ちょっとかっこよかった。




MCも曲も楽しくて、笑顔の中ライブ終了。



次は同じホールの、evian STAGEの反対側にあるメインステージ。




ワタナベフラワーワールド記念ホール Kit Kat STAGE


まともにライブを観るのは初めて。


こちらはメインステージなので、両側に大きなモニターがある。


そこにいきなり『撮影タイム』の文字が出て、ボーカルの方が、

「撮影していいよ〜でも他のバンドではやらないでね」と。


慌てて携帯で撮った写真がこれ↓



ピンボケ(涙)


ギターの方が交代されたばかりのようだけど、明るいいいライブだった。


「四星球のあとはやりにくいんだよ〜〜」と言われていたけど(笑)







ワタナベフラワーのあと、再び国際展示場に戻った。


今日は少し離れている大学の会場には行かず、省エネの予定(笑)



EASY GRIP@神戸国際展示場3号館 Corona Extra STAGE


ピロウズつながりで知り合ったKさんがよくライブに行かれているバンド。

やっと観れる。



ライブ前ロビーでひと休みしていたら、そのKさんに声をかけられた。あ、やっぱり?(笑)



EASY GRIPのライブはスピード感があって軽快だけど、曲はメロディがきれいでとてもよかった。


ファンの人たちもとっても幸せそうな顔して踊っておられた。


最後の方で、さっきあったKさんが肩車されているのが見えてびっくりした。楽しそう。


やっぱスレンダーでないと・・(そこ?)





ライブの合間には岩崎愛ちゃんが朝唄っていた小さいステージで、ワタナベフラワーのメンバーさんと女性DJの方が進行役で、今日出演するアーティストをゲストに迎えてトークショーが開かれていた。

題して『TALKING KOBE』

主催者の松原さんも登場されていた。


相変わらずのダミ声、というか、酒焼けの声(笑)




◆plane@神戸国際展示場3号館 Corona Extra STAGE



01.はなればなれ
02.シスター
03.あなたの声を聞くだけじゃ(新曲)
04.少年


いつ以来かわからないくらい久しぶりのplane。


菊地くんは少し痩せたように思える。


相変わらずの目力(めぢから)は健在。


3曲目は違う曲をやる予定だったそうだがパソコンの調子が悪く音が出ず、急遽新曲をやることに。


「いつも練習してるから出来ちゃうんです。」(笑)


できなかった曲は“arrow”だった気がした。なんとなく。



そして「“桜はまだ咲いている”を最後にやるつもりでしたが、パソコンが動かないので・・」


えーーーー!聴きたかった・・・


「GOING KOBEの主催者の松原くんは、ずっと昔から隣にいたやつで、そんな彼に呼んでもらって今年も来ることができました。

そんな松原くんに・・・“少年”を。静かなバージョンで。」



菊地くんのそんな言葉のせいかもしれないけど・・・



 愛の手で この指とまれ
 泣きたいなら 朝まで呑もう
 会いたいなら この指とまれ 
 会いたいな 友...



のところで泣けてしょうがなかった。


2年前だったか、主催者挨拶でステージに立った松原さんが、みんなの拍手に感極まって号泣されていたのを思い出した。






planeのライブに満足しながら、展示場の前で軽く食事をした。


そこでもライブをやっていた。(HITORIで出来るかな?STAGE)


お天気がよくてよかった。




Natural Punch Drunker/GELUGUGU/175R/SAワールド記念ホール Kit Kat STAGE・evian STAGE交互に



疲れてきたのでホールの2階スタンドで座って観ることにした。


Natural Punch Drunkerは去年はサブのほうだったように思うけど今日はメインステージ。

メロディがきれいな曲が多いな。

一度きちんと音源を聴いてみよう。



ライブは続いているが、どうしても上から見下ろすとステージよりお客さんのほうが気になって集中できない。

ノリのいいお客さんを見るのは、それはそれで楽しいけど。

みんなとても楽しそうだ。



175Rの“SAKURA”や“空に唄えば”を聴いていると、胸が熱くなってきた。

がんばってるなあ、175R!いいライブだった。




あと少しでここを離れてファンダンゴに行かなくちゃいけない。


しばらく座っていて疲れが取れたので、アリーナに降りた。




サンボマスターワールド記念ホール Kit Kat STAGE



暑い、いや熱い!(笑)


世界はそれを愛と呼ぶんだぜ”は、やっぱりいいな。


「俺たちがロックなんじゃない。ガガガがロックなんじゃない。

キミたちがロックなんだ!!」


とか言われて、テンションが上がらないわけない。



最後に「ありがとう!」と山口くんが言って退場・・・と思ったら、

左端のマイクで山口くんがアカペラで歌い始めた。



タイトルはわからないけど、「キミの前に扉は開いている」みたいな歌詞で、めっちゃきれいな曲だった。


声もきれいで感動した。




◆EGG BRAINワールド記念ホール evian STAGE



「神戸代表でやってきました!!」


嬉しいセリフ(笑)



ずっとライブが観たくて、しかも神戸スタクラでしょっちゅうライブしているのに観れなかったEGG BRAIN。


やっと観れて嬉しくて、終わってからKさんにメールしてしまった。



演奏も唄もよくって、キラキラ輝いていた。いつもこんないいライブしてたのか・・・今まで観れなくて損した!




わたしは後ろの方で踊っていたが、ステージに集中しすぎて、知らない間に近くで発生していたサークルモッシュに弾き飛ばされてしまった(笑)



1枚アルバムを持っているので、帰ってからもっとちゃんと聴いてみようと思った。





省エネ計画はどこへやら、最後の2バンドでがんばりすぎて足がガクガクだったが、いっぱいのお客さんの間を縫って外へ出た。




泉谷しげるさんに(あ、ガガガにも!)後ろ髪引かれながら、ポートアイランドを脱出し、大阪に向かったのでありました。



THE NOVEMBERSのレポに続く・・・