出演:tacica/LOST IN TIME/GINBACK/monaural tone
三宮から阪神なんば線に乗って新大宮(奈良)へ。
1時間25分かかったけど、車体は新しいし揺れは少ないし、なんたって乗り換えなしで神戸から奈良へ行ける快速急行。
夜勤明けだったので、気持ちよく爆睡・・・しようと思ったけど、どういうコースでこの電車が走るのか、なんばまで気になって眠れなかった。
先に新大宮に着いていた友人が駅で待っていてくれて、ふたりでNEVER LANDへ。
NEVER LANDは上の写真にあるように、壁面が青色、ドアや窓枠が黄色で看板が赤色の、かなりカラフルな建物だった。
キャパは250くらい?(ロッカーは中に30個あった)
特徴的なのは天井が低いこと。
長身の海北くんや三井くんなら、ステージ上でバンザイしたら天井に手が届きそうやな、と思った。
前方真ん中へんは、高校生くらいの背の高い男の子がかたまっていたので、少し左に寄って彼らの頭の間から観ることにした。
◆monaural tone
地元奈良のバンド。
ボーカルの方が「僕らを知ってる人〜」とお客さんに尋ねかけて、「やっぱり怖いからやめときます」(笑)と。
5曲やったけど、「風車」という曲と最後の「愛の詩」という曲がよかった。
音がかっこよかった。
◆GINBACK
熊谷発の女の子の3ピースバンド、ジンバック。
かわいいのだけれど力強い。特にドラムの女の子から目が離せなかった。
ピシパシパーン!と(なんじゃそりゃ)キレのいいドラムがかっこいい。
タイトルはわからないけど、3〜5曲目がすごくよくて、その3曲が収録されたCDを物販に置いていると言われていた。
でも帰りの電車の時間が迫っていたので買えなかった・・・次の神戸では必ず。
01.合い言葉
02.トライアングル
03.列車
04.花
05.希望
06.ハローイエロー
海北くんはチェックのシャツ、三井くんはtacicaのツアーTシャツ(白)、源ちゃんはGENNOZI.COM Tシャツ。
うん、やっぱり前のふたりは天井に手が届きそう(笑)
“合い言葉”
君の笑った顔を春風のにおいを
胸にどうやってとどめよう
のところのギターの音が好きだ。
“トライアングル”で三井くんのギターを弾く姿を見ようとしたけど、前の男の子の頭で半分しか見えず。
「今回tacicaのツアーを一緒にまわらせてもらっています。
このお話をもらったときに5箇所くらいかな?と思っていたのですが・・・
スケジュールを見せてもらったら、37箇所中23箇所!!
“そんなに僕たちのこと好き?”って(笑)」
うん、好きなんだと思う。
「tacicaのアルバムをずっと『ジャカランダ』って読んでて。
猪狩くんにやさしく・・・あ、僕の方がちょっとだけ年上なんだけどね、やさしく突っ込まれました(笑)
『ハカランダ』・・・
(ちょっと不安そうに)『ハカランダ』だよね?」
目が合った気がして大きくうなずいた(笑)
「これも違ってたら、明日から一緒にまわれないな。」(笑)
この日の海北くんのMCの声がとてもやさしくて、わああ・・・って思いながら聞いていた。
ここで源ちゃんが物販の紹介したんだっけな?GENNOZI.COM Tシャツの。
ロゴと一緒にちょうど左胸のところに源ちゃんの顔のイラストが描いてある。
源「あなたの胸にいつも僕を!」(爆)
海北「物販覗いてみてね。」
このとき「やさしい声・・・」というつぶやきが聞こえてきて、自分がついに声に出してしまったのか!と驚いたけど、隣の女の子の声だった。
ああ、びっくりした(笑)
「tacicaのメンバーは前から僕らの曲を聴いていてくれていたようで、特に好きだと言ってくれたシングル『群青』から、“列車”」
という海北くんのMCで始まった“列車”
『群青』というタイトルを久しぶりに耳にしてじ〜んとした。
そのくせ、「シングルのタイトルが曲名じゃないのは珍しいよな」なんて思ったりして。
そのあと海北くんが続けて曲のタイトルを。
「“花”」
ライブで聴くの、いつ以来?思い出せないくらい久しぶりだ。
あとで確かめたら2年前の日比谷野音以来だった。
「僕らはこの曲から始まりました」って言ってたよね。
聴けると思わなかったので嬉しかった。tacicaのファンの子たちも身体を揺らしていた。
そして“希望”
ほんとにこの曲のタイトルはナイス(死語?)だよ源ちゃん。
海北くんが何かしゃべって、みんながクスクス笑って、
「小さい笑いだけど(笑)」みたいな意味のことを海北くんが言われて。
「インフルエンザだとか、不況だとか、暗いニュースばかりで、
明るいニュースは話題にもならない時代だけど・・・
でも、大丈夫。笑えるから・・・大丈夫。
僕やあなたが光になって、暗い時代を明るくしましょう。」
そんな意味のことをいつものように話す海北くん。
「笑えるから大丈夫」
こんな短い言葉に泣きそうになった。
“ハローイエロー”は、sleepy.abのメロディという曲の、「苦しいから笑おうよ」という言葉に似てるな、とこのとき思った。
本当の意味は知らないけど。
6曲と短かったけどとても満足して後ろに下がった。
トリのtacica。なんとか最後まで観れるかな?
01.鼈甲の手
02.人鳥哀歌
03.アトリエ
04.ジャッカロープ
05.蜜蜂の毛布
06.メトロ
07.γ(ガンマ)
En.HERO
(曲順違うかも)
1年前にワンマンを観て、その翌月のクアトロであったイベント(tacica・KAREN・竹内電気・lego big mori)を観て以来のtacica。
相変わらず演奏がうまくて3ピースなのに音が厚い。
ただ、音響のせいか、疲労のせいか、猪狩くんの声が出にくそうに感じた。
“ジャッカロープ”のときにギターの調子が悪くて、調整している間、恒例のトシくんの物販トーク(笑)
声、ちっさ!(笑)
猪狩くんがチューニングしながらMCを始めて、
「2つの事を同時に出来ないから今、上半期一番頑張ってる(笑)
6月って・・・上半期だった?」
物販のところにおられた海北くんが、小さく「上半期!」と助け舟を出された。
それが聞こえたのか猪狩くん、「上半期」ともう一度。
「GINBACKとLOST IN TIMEとツアー回ってて、すごい楽しい!
完全に恵まれてる。完全に!完全ってなかなか無いからさぁ」(笑)
えーっと、MCは相変わらず苦手そう(笑)
tacicaは後ろで観たけど、ここ、後ろが意外と観やすいのを発見。
“γ(ガンマ)”がよかった。
わーっと盛り上る曲もいいけど、抑えた感じで唄う猪狩くんが好きだ。
“Silent Frog”とか、“オオカミと月と深い霧”とか。
アンコールの“HERO”では、若い子たちと一緒に拳を上げて飛んだ。
9月にBIG CATで追加公演があるそうだ。ううっ、どうしよう・・・
'09 TOUR 追加公演 "パズルの続け方"
9月12日(土)SHIBUYA-AX
9月21日(祝月)大阪 BIG CAT
9月22日(祝火)名古屋BOTTOM LINE
終演。
18:30始まりだったおかげで最後まで観れた。
22時4分発の電車に乗りたかったので、ロストの物販で新色のタオルを買って海北くんと言葉を交わして、
源ちゃんと三井くんにご挨拶して、神戸のときにTシャツ買います宣言をして、駅までダッシュした。
5日のファンダンゴに行けないのが残念。
このツアー中、一番観たかったハコなのに。
三井くんがロストのサポートしてくれて、初めてのファンダンゴだよね、確か。
行かれる方、わたしの分まで楽しんできてくださいね(涙)