新宿MARZであるライブに行くために東京に向かっていたところ、15時から渋谷タワレコで増子さんのトークイベントがあることを知った。
最近オフィシャルを見ていなかったので情報不足で、それを知ったのは品川に着く15分前。
15時開始。観覧フリー。
最初からは無理でも途中から観れるかも。
ひかりが予定より早く着いて、山手線のホームへ猛ダッシュ。渋谷に着いたらタワレコへ猛ダッシュ。
わたしの前をひとりの男の子が、そして二人の小学生らしき男の子を連れたお母さんが猛ダッシュしていたけど、行き先は一緒だった。
間に合った〜♪
1階のイベントスペースはローブでしきられていて、すでにライブ並みに人でいっぱい。
店員さんに『真夏のキリギリス』のジャケ写が描かれたうちわをいただき、促されて少しずつ前に行くと、さっき見かけた小学生兄弟がいた。
「見えないね、もっと前に行きたいね。」
と声をかけると、めちゃいい笑顔で「うん!」と。
さらに前に行くと、「リンコさん!?」と誰かに声をかけられた。
水戸のthe pillowsライブのときにお会いした方だった。
「なんでこんなとこに!?」
驚かれたので言い訳していたら増子さん登場。
人の頭の間から、なんとか顔が見える状態。
増子さんもそれを察して、「こりゃ立たなきゃ見えねえな!」と、背の高い椅子から時々立ってくれた。
前にも大阪のトークショーで来られていたテイチクのお姉さんが進行役で、質問形式でトークが進む。
『真夏のキリギリス』の話や、カップリング曲の話、夏フェスの話や、最近買ったオススメCDの話。
「『真夏のキリギリス』は、80'を意識した曲で、ロックバンドが触れちゃいけない部分に触れてしまった。」(笑)
『夏のお嬢さん』の話では、「郁恵さん派だったんですか?」と尋ねられ、
「いや、何派かというとピンクレディ派。
当時(郁恵ちゃんは)健康美!と言われていたけど、小学生だった俺のほうが健康だったからな!」(爆)
そしてカップリングに、友康さんは桜田淳子さんの曲をやりたかったそうだけど、その曲だと知っているのが増子さんの年代がギリギリだろう、とのことで、郁恵ちゃんの曲になったそうだ。
ツアー最後に行った沖縄で、痛風のため何年も禁酒していた坂さんの、お酒が解禁になったそうだ。(沖縄限定らしい)
坂さんは昔体重が90kgあったのに、「いつのまにかしわくちゃなじいさんになっちゃって」
でも、久しぶりに酔っ払った坂さんを見て、
「昔の坂さんがここにいた。どこ行っちゃったんだろうと思ってたら、沖縄にいた!」
沖縄はとても居心地がよく、東京に帰る朝、坂さんもシミさんも「離れたくねえ」と、半泣きだったとか。
増子さんの坂さんの真似、そっくりだった(笑)
オススメCD(&DVD)では、永ちゃんやTOMOVSKYの新譜に加えて、エヴァンゲリオンを。
「綾波レイの話を始めたら、あと2時間はかかるので、やめとくわ。」(笑)
壁にディスプレイされたメンバーの写真にツッコミを入れたり、
『大怒髪展』という、自分で書いた文字を見て、あんなにでかくなるならもっと太い筆でかけばよかった。
「あれじゃあ、昔印刷屋で働いていた、山中に作ってもらったステッカーと同じだ。」(笑)
細筆で書いてあったらしい。
そして同じくディスプレイされた唐草模様のステージ衣装を見て、
「あれ、最近着てねえんだよな。タイミングが難しくて。
対バンじゃあ相手に失礼な気がするし、ワンマンじゃあ、真面目な歌が歌いにくいし(笑)
泥棒の集まりがあったら着るわ!」(爆)
水兵さんの服着たポスターには、
「なんで水兵なんだよ!
水兵、リーベー、ボクノフネってか!」(爆)
そ、それは元素記号!?
新曲についても、
「前の曲(ど真ん中節)は真面目にやったけど、いや、今回も真面目だよ?(笑)
でも、前のを聴いて好きになったのに今回のは“ええっ?どんなバンド!?”ってな。
友達にすすめにくいと思うわ。」(笑)
あと、増子さんがサーフィンしているジャケ写についても、
「あれ、合成だよ?どんだけ波乗りがうまいんだ!ってな。」(笑)
一瞬たりとも聞く人を飽きさせない話術はさすがだ。
終わってから整理券のある人のみ握手会。
今シングルを買ってももらえると聞いたので、「真夏のキリギリス」を買い、握手会の列へ。
増子さんはひとりひとり丁寧に両手で握手されていた。
「神戸から来ました!また関西に来てください!」
と言ったら、
「おー!絶対行きますよっ!」
って。
いっぱい元気をもらって、新宿に向かったのだった。
続く・・・・