星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

憂鬱なこの日々が 誰かのせいならよかったのにな

8d124cf2.jpgさっきまで冷たい雨が降っていたけど、今はやんで雲の切れ間から月が顔を覗かせている。

二十日月とか呼ばれるこの時期の月は、夜が更けてから月が昇るそうで、もうじき日付が変わるというのにまだ東の空の低いところにいる。月待ち月とも呼ばれるそうだ。

 

疲労が溜まってくると心まで沈んでいき、愚痴とも弱音ともつかないようなことをつらつら書いてしまった昨日は、実は深夜入りで仮眠室にいました。コメントいただいた方々、本当にありがとうございました。一言ひとことが沁みました。

仕事は決して嫌いじゃないんだけど、どうも夜勤の前には欝になる。人が眠っている夜に働くということは、ブレーキをかけながらアクセルを踏んでいるようなものだそうだ。昔研修でそんな話を聞いて、それは身体的なことだと思っていたけど、精神的にもきっと同じなんだろうな。1回夜勤をするたびに、確実に1日寿命が縮まっている気がする。

 

数年前に「ピーターパン症候群」という言葉が流行っていたことがあった。おとなになりきれない若者たち、いやおとなになりたくない若者たちのことだったっけ?

心理学上でもいろいろ分析されていたけど、そんなふうになる一因は、きっと周囲のおとなのせいもあるのかもしれない。

あんなふうなおとなになりたくない、あんなふうに歳を取りたくないって思ってしまうようなおとな。

 

生活のために夢を捨てた。

努力もしないで人を妬む。

誠実なだけでは生きていけないと思う。

学歴優先。

勝ち組とか負け組とか分類したがる。

自分の不幸は他人のせい。

・・・・・・・・・・

思いつくままあげてみたけど、全部自分に跳ね返ってきたよ(笑)

すべてこの真反対で生きたいと思っていても、油断するとむくむくわき上がる悪魔のささやき。

 

あんなおとなになりたいな、と思ってもらえるようになるのは無理だけど、自分が歩いてきた道を、言い訳せずに生きていけたらな。

 

 

今日の1曲:残像/LOST IN TIME



コメント プレイバック

1. Posted by すぎまる 2005年12月22日 20:23
20代の頃はずっと早く歳をとりたいと思っていたから、30歳になったときは嬉しかったなぁ。
やっと自分自身と自分の年齢が合ったような気がして…。
今はちょっとだけ若くなりたいと思ってます。35歳くらいに。すごい中途半端(笑)。
でも歳をとるのもそんなに悪くないな、と思う今日この頃。ジタバタしなくなりました。
まあ、ジタバタしてるうちが花かもしれないけど。

P.S.
Rinkoさんにそそのかされて、ブログ着々(?)と進行中!


2. Posted by Rinko 2005年12月23日 12:10
すぎまるさーん>素敵に歳を重ねている方がまわりにたくさんおられるので、その方たちを目標にがんばりましょうかね。
ブログ!楽しみにしています。ぜひぜひリンクさせてくださいませ


3. Posted by すぎまる 2005年12月23日 21:04
自分がイメージしているような歳のとり方が、果たしてできるか? 大きなテーマです。
ここまで来たら、結構内面が勝負だよなぁ…と思いつつせっせとパックなんかしてたりして…。

ブログこっそり教えます。でもどうかあまり期待しないで、さらっと流していただければありがたいです。この三連休と年末年始休暇あたりでビシッと決めたい……なぁと。


4. Posted by Rinko 2005年12月23日 21:21
すぎまるさん>わかりました。さらっとですね、流しませんけど(笑)URLを教えていただくのをワクワクして待っています