ごめんなさいとありがとう
ブログを始めて3年と4ヶ月、よくまあ続いたもんだと思う。
最近は「音楽」と「ライブ」のカテゴリーばっかり使っているような気がするけど、最初の頃はもうちょっとまともなことも書いていた。生活のことやら人間関係のことやら。
書いている内容を読み返すと、その時々の自分の傾向がわかっておもしろい。
その傾く方向によってコメントをくださる方も変わったりするし。
だけど楽しいことばかりじゃなくて、どういうわけかただのひとりのおばちゃんが書いているここが、ある場所で叩かれたり「イタイ」とか「自分に酔ってる」とか言われたりするんだよねー。
あたりまえやろ!
日記書くのに自分に酔わなくてどーする。
イヤなら来るな!!
とか。
まあ、そんなことだけじゃなくて、少々仕事やプライベートが忙しくなってきたこともあって、いっそブログを閉じようか、なんて最近思ってた。
だけど、ある出来事があって閉じるのはやめました。
少し前のライブ後、あるバンドのメンバーさんに対してとっても申しわけないことをしてしまい、帰ってからも落ち込んでいた。人から見たらしょうもないことかもしれないけど。
それで、そのひとが開いておられるブログにアドレスが載せてあったので、ごめんなさいと素敵なライブをありがとう、という気持ちをメールした。
うまく書けなかったので、ライブの感想を書いていたここのURLも一緒に書いて送った。
そのときはもうここを閉じるつもりだったので、これで最後の気持ちだったから。
そしたら丁寧なお返事のメールをくださった。
ブログのことを、「噛み砕くように大事に読みました。」って書いてあった。
そのひとの言葉を読みながら、泣きそうになってしまったよ。
そのひとのうたううたのように温かい言葉だった。
まわりのごちゃごちゃにトゲトゲしていた自分が恥ずかしくなった。
そして、たったひとつの言葉がこんなに力を持つんだということに気づいた。
そんなこと、とっくにわかっていたはずなのにね。なんでいつも大事なことが後回しになるんだろうね。
でも、今気づいたおかげで、あなたやキミにありがとう、ってまた言える。
まだ間に合うかな。
花。そのひとの言葉のようにやさしいいろ。