星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

DICE PROJECT presents [DICE PLAY!#33] 明日、照らす『それから』release party!!@神戸 music zoo 太陽と虎(9/18)





出演:明日、照らす / DOOKIE FESTA / short film no.9 / 夕暮レトロニカ

今回の[DICE PLAY!]は、8/4にリリースされた、明日、照らすの1st full album『それから』のレコ発イベント。


開演は早いけど、4バンドなので長いかな、と迷った末、開場ギリギリになるけど先に食事をすることにした。


そして、17時過ぎにたいとら(太陽と虎)に行ったら、開場が遅れるとのこと。

あとで知ったが、いくつかのバンドが渋滞に巻き込まれて、神戸到着が遅れたらしい。リハの音がずっと聞こえていた。


なのでハコ前の↓は、『CLOSED』のまま。(裏返せば『OPEN』)


つか、前来たとき、これ、いたっけ?また動物が増えた?(笑)


友人がツイッターで、たいとらに向かっているけど遅れそう・・とつぶやいていたので、大丈夫、開場も遅れてる、と返信しておいた。ツイッターって便利〜



30分遅れてやっと開場。



(下にセトリあり)




今日のわたしのドリンクカードはしまうま。


   


裏のコラムを読んだり、到着した友人たちと喋っていたら、ドリンクカウンターのところに海北くん発見!


昨日は京都、明日・明後日は大阪でライブ、今日は夜にラジオ出演があるらしい。

昼間甲子園で野球観戦されたそうで、「阪神、勝ちましたよ!」って(笑)


あまり時間は無いようだが、明日、照らすに会いに来られたのかな?

海北くんの顔を見て、たいとらのスタッフさんが「え゛っ!?」とびっくりされていたのがおもしろかった。

わたしも嬉しくて顔がにやけてしまったけど。



ステージ両側にはかみてにペンギン、しもてにアヒル(のフィギュア)が門番のように立っている。


前にここに来たときよりお客さんが少ないので、じっくり内部を観察してしまった。

やっぱりここは、開場というより「開園」やな。


そして30分遅れで開演。



夕暮レトロニカ


01.50円の歌
02.シシカバブ
03.フレッシュな日曜日
04.住めば都
05.幸せまでも腹八分



(MCで紹介された曲タイトルの記憶より。間違っているかも)


おもに下北沢で活動されている3ピースバンド。

ちょっと暑苦しい感じと、爽やかさをミックスして、曲はノスタルジックな・・・って、ようわからんわね(笑)


1曲めの“50円の歌”がよかった。

あとでCDを見ようと思っていたのに、忘れてた・・・


ベースの方が、空中ループの松井くんに雰囲気が似ていて親近感を覚えた。



short film no.9


名古屋発のバンドで、ギターが女性だった。

女性のギターってありそうであまり無い?初めて観る・・・気がする。

丁寧で優しい感じのギターだった。


ボーカルのフルカワくんの声は高音で、ゆるい歌い方が好みです。


そのフルカワくん、1曲めが終わったら一旦楽屋に引っ込んでしまって、MCするギターのマリコさんが「どこ行っちゃったのかなー?」と。


機材にトラブルがあったようで、すぐに戻ってきて演奏を再開されていたけど、あとで明日、照らすの村上くんにMCで突っ込まれていた。


多分7曲演奏されたと思う。中盤のMC前にやった曲(4曲め?)がかっこよくて、あとで物販で尋ねたら、まだ音源になっていないとのこと。

あの曲、また聴きたいな。タイトル聞いてくればよかった。



DOOKIE FESTA


先月にセカンドラインで観て、かっこよかったので楽しみにしていた。

そのときやったセットリストとはだいぶ違ったみたい?だったけど、楽しかった。


ただ、ボーカルの朝陽さんのMCがちょっとキレがない感じだった。観るの2回めだからよくわからないけど。


明日、照らすのレコ発のお祝い言ってから、自分達はレコ発じゃないけどそのつもりで新曲やります、そのつもりで聴いてください、とか言われていた。


ラストの曲(“パブリック”?)では、朝陽さんはハンドマイクになって、ステージ両側に鎮座するペンギンとアヒルを抱えて歌っておられた。



明日、照らす



01.あの娘を返せ 
02.バレンタインコーリン
03.ワルツ 
04.ワゴンタイガー 
05.マリッジブルー  
06.ダウンタウンヒーローアンドヒロイン 
07.燃える夏 


En

01.浮雲



数日前から『それから』を聴いて予習してきたので、おそらくセトリは合っていると思うけどどうでしょう?


明日、照らすのライブを観るのは3回め。

名古屋を中心に活動されている3ピースのバンド。


Vo.Gt. 村上友哉くん
Ba. 伴佳典くん

ドラムはサポートの方だそうだ。


初めてライブを観たとき、村上くんの声の良さと声量の凄さと歌のうまさに驚いたが、それだけじゃない、何かもっと・・・と考えていた。

そうだ!村上くんの歌には「説得力がある」んだ。

上手い表現ではないけど、今回聴いていてそう思った。





たいとらの中に入ったときに、フロアかみての壁に掲げてある『笹を食うパンダ様』の写真が、この前より後ろに飾ってあるな、と思った。

それは、どうやらスクリーンを吊るすためらしい。

ステージの転換のときにそのスクリーンに、明日、照らすと親しい人たちのお祝いメッセージがVTRで映し出された。

“名古屋と言えばこの方たち”→mudy on the 昨晩のメッセージ、というふうに。


でもどの人も、ゆる過ぎるくらいゆる〜いコメントで、村上くんが、

「あれ、いやがらせですか?」(笑)

と言われていておもしろかった。


「名古屋ってそんな街なんですよ。」

とも。どんな街やねん(笑)


新譜からの曲が聴けて、特に好きな“ダウンタウンヒーローアンドヒロイン”が聴けて嬉しかった。


前のアルバムの曲も素晴らしくて、“マリッジブルー”のイントロが始まったときには「わっ!」という小さな歓声と拍手が起こった。


マリッジブルー”は前の2回のライブでも聴いたし、iPodでもよく聴いていて、いい曲だなーと思っていた。

だけどこの日のこの曲は、今まで聴いた中で一番っていいくらい素晴らしかった。

村上くんの歌はもちろんのこと、3人の鳴らす音がどんどん胸に迫ってきて、涙ぐんでしまった。


ライブでないと、伝わらないものってあるんだね。



そして、アンコールで“浮雲


そうそう、この曲をやらないなんてありえない。


村上くんは曲によって、歌に入る前にセリフを入れるんだけど、それはおそらく毎回少しずつ違う?

この日の“浮雲”では、そのセリフだけで泣かされそうになった。


「あの子が部屋から出れなくなったのは・・・・
大好きなバンドが解散したから・・・」


「・・・」の部分は記憶が定かではないけど、なんだかその言葉がずっしりと響いて苦しくなった。



 「半径メートル世界の中なら戸惑うことなど何もないよ。
 好きにならなけりゃ嫌われることもないんだし。」



ぐっと涙がこみ上げてきたとき、わたしの前と斜め後ろにいた友人たちが、涙を拭く気配がして少し冷静になった。


いい曲だよね。もっとたくさんの人に聴いてもらいたいね。


明日、照らすのことを複数の友人が日記に書いていて、それで気になってライブを観に行ったわたし。

わたしも書き続けたら、興味を持ってくれるひとが増えるかな?



終演後、明日、照らすのDVDを買って、家から持ってきたCDにサインをいただいた。

記念にアップ。





<余談>


前にもアップしましたが、太陽と虎の事務所で買ったチケット、めっちゃかわいいです。

あ、チケットじゃなくて入園券(笑)



で、券裏まで見ていなかったのですが、入場直前に見ておもしろかったので写メを撮りました。



ちなみに裏面に書いてある注意事項でおもしろい項目。

・園内の飲み物や食べ物の持ち込みはすごく禁止してるよ。すごくおこられるよ。

・お店の外ではさわがないで。近所の人にたくさんおこられちゃうと閉園するよ。

・園内では係員のおにいさん、おねえさんの言うことをきこおね。




こういう遊び心(というか、遊びオンリー?)、大好きです。