星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

sleepy.ab 「Mother Goose Tour」@東京グローブ座



(下にネタバレあり)



最近ライブへのパッションが低調?で、今月結局3本のライブを流してしまった。

加えて極度の出不精になってしまい、今日の東京行きもギリギリまで迷っていた。


でも、夏頃までさらに仕事が忙しくなるのは目に見えていて、遠征なんて当分できない=スリーピーにも当分会えない、と思い、自分を叱咤して東京へやってきた。


何度も泊まっているホテルなのに、新宿駅の出口がわからず迷い、やっとたどり着いてチェックインして、山手線に乗るために新宿駅に戻ったら、今度はJRの入り口がわからない。


まったくとほほの状態で新大久保に着いた。

幸いグローブ座はすぐに見つかり、時間つぶしにお茶してから会場入り。



ここは、シェイクスピアが活躍したロンドンのグローブ座を模した劇場で、円形になっている。

外の建物を見ると小さく見えるが、中に入ると掘り込みのようになっていて下にステージがあり、客席は3階まである。意外に広い。

座席数は703。もちろん指定席。


もともと椅子ありライブは好きではない。楽だけど、自分の聴きたい場所で聴けないのが何よりイヤだ。

前の方の端っこより後ろの真ん中が好きだ。


でも、スリーピーのバンドスタイルのワンマンで指定席のときは、ずっと端っこの席しか当たらない。

前の道新ホールなんてステージが半分見えないところだった。



今日もスピーカーの前。なんとかステージは見えるけど。明日もそう。

くじ運悪いから?


いつも良番、良席をゲットしている人に、あやかりたいものだ。


とかなんとか考えているうちに開演。






ステージ後方には白っぽい幕が張られ、どうやらスクリーン代わりになるようだ。


天井から小さいたくさんのライトが、蝶々結びのリボンみたいな形で吊るされている。

華やかだな。<セットリスト>


01.マザーグース
02.アクアリウム
03.ドングリ
04.メロウ
05.街
06.四季ウタカタ
07.インソムニア
08.現実の箍
09.Maggot Brain
10.シェスタ
11.君と背景
12.メロディ
13.ダイバー
14.sonar
15.トラベラー
16.flee
17.遊泳スローモーション
18.かくれんぼ


En1

01.夢織り唄
02.24


En2

03.Scene




始まりの曲のとき、後ろの幕にアルバムの赤いジャケットが映し出された。

その後も曲によって、映像が使われていた。

前にも映像ありのツアーがあったけど、そのときより今回のほうがしっくり来て楽しめた。できればステージを中央から見たかった(しつこい)


照明も工夫されてとてもきれいだった。



ステージ上、なんか違和感あるな、と思っていたが、それは成山くんがボーダーでもなくアコースティックスタイルのシャツ姿でもなく、シャツの上にVネックのセーター姿だからだと思い至った。なんでそこやねん(笑)



とにかく、津波くんのドラムがすごかったな。

座っているおなかにまで響いてきた。

音は上から降ってくる感じなのにな。

斜めからステージを観る形になり、山内くんの身体に隠れて顔は全然見えなかった。残念。




本編のセットリストは大阪と同じで、“メロウ”のときにはドキドキ緊張してしまいました(笑)


“四季ウタカタ”〜“インソムニア”の流れがドラマチックだった。

音も照明も。



“現実の箍”

こんな難しい歌詞は飛ばんのになーとしつこく思う(笑)



“Maggot Brain”のあと田中くんが、経過報告ツアーのときはまだ仮タイトルで“ゴジラ”でした。最初にやった“マザーグース”も、仮タイトルは“マンモス”でした。山内がつけたんだけど、と紹介を。



成山「山内、マンモス見たことあるの?」(笑)


山内「・・・空想の世界で」(笑)


成山「山内も空想の世界だもんな。(客のほうを向いて)(山内のこと)見えてますか?」(爆)


山内くん妖精説?(笑)



“ダイバー”〜“sonar”で、ぐっと来て泣きそうになる。

今日はここなのか。なんで・・・(自問自答)



 胸に絡まった
 想いを止めないで
 壊れないと知っていたなら
 君に会えるよ


   (ダイバー)




田中くんの表現を借りると、後半は「肉体的な」セットリスト。


“トラベラー”


聴きこんでいくうちに好きになった曲。


映像もおもしろかった。自分が空間に引き込まれる感覚。(下手したら酔いそう)


“flee”〜“遊泳スローモーション”は圧巻!

座って聴くのがもったいないくらい。




アンコールのときだったか、田中くんが、「このツアーファイナル、スリーピー初めての映像になります!」と。

7月くらいにライブDVDが発売されるらしい。うわあ。

映像的にもきれいだろうなあ。



山内くんが田中くんのマイクを借りて、珍しくハンドマイクで新しいグッズの説明を。

山内くんの描いた新しいキャラクターはフクロウ。

マトリョーミンの第2弾、フクリョミン・・・らしい(笑)

あとで物販覗いてみよう。





大阪では聴けなかった“夢織り唄”聴けて嬉しい。


“24”のイントロだったか・・・山内くんのギターがバイオリンのような音を出して、ぞくっとした。すごいわ〜〜



そして最後は“Scene”


すっごい久しぶりに聴く。山内くんがギター弾きながら立つと、やっぱり感動するわー




終演後、フクリョミンなどの缶バッジを購入。



トラベラーを口ずさみながらホテルに帰る。

もう迷わないぞ!(笑)



 ダイヤルで体温合わせて
 光の束に乗る