時分の花
今夜は三日月です。
世間は3連休だというのに、わたしは明日、仕事です(涙)
今日家でぼんやりしていたら次男に、
「今月はライブに行かへんの?」と聞かれました(笑)
来週末には行くよ、と答えつつも、いまひとつ気力が湧いて来ず・・・・
最近妙に自分が老けたような気がします。
ライブに行くだけじゃなく、ライブハウスに行って若い人たちのエネルギーをもらわないとダメだなあ。
そんな、ちょっとぼんやりした頭に、ガツンと喝を入れられたような言葉に出会いました。
前から少しは知っていたのですが、世阿弥の花伝書の中の「時分の花」という言葉です。
ある方のHPに、とてもわかりやすく書かれていました。
10代は10代の花が咲き、
20代は20代の花が咲き、
30代は最後の花が咲きそして散る・・・・。
ここまでは時の勢いで誰もが咲く花、「時分の花」
ここからが新たな旅立ちで、
もう自然には花が咲かないから老いが始まる。
40才からは時分の花は枯れているので、
自分の花を咲かせて行かなくてはいけない。
それが出来る人と、醜く老いていくだけの人。
今までの時の勢いとは違い、自分の意思や哲学が問われるのだ。
いかに自分で種をまいて、
大切に育てて花を咲かすか、
そして美しい真の花を咲かすか。
これを「まことの花」と言うそうです。
そういうことが、10代の頃からわかっていたらよかったのに。
失ってから気づくものが多すぎる。
・・・・・って、歌詞、どこかにあったよね?(笑)
人と比べなくてもいいんだ。
自分の花を咲かそう。