星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

 peridots ワンマン@大阪BIG CAT



今日6月30日は満月。

6月1日も満月だった。同じ月の間に二度満月があるのは非常に珍しいことらしい。その二度目の月を「blue moon」と呼ぶそうだ。(by ほっぺさん


初めて観たペリドッツのワンマンは去年の七夕だった。

そして今年はblue moonの夜。

タカハシさんのことはもう、彦星さま、または月の君と呼ぶしかない(違)


「満月を見てたらむらむらしません?」

「満月の夜はいいらしいですよ・・・・がんばってください!」

って、なんやねん。せっかくロマンチックにまとめようとしたのに・・・(何を?)




タカハシさん、白いシャツの上から珍しく黒のジャケットを羽織って登場。


2曲終わったらジャケットを脱ぎながら「早い?」ってお客さんにニコっと。

そして・・・前半白いシャツの右半分がめくれててチラチラおなかが見えてたことは、きっとあちこちで話題になっているだろうから省略(笑)


ギターをセッティングしにステージに出てきたスタッフさんが直してあげていたけど、わたしが直してさしあげたかったわ・・・(おい)



そんなことはさておいて、相変わらずの凄い声に魂を込めて歌うタカハシさんにずっと圧倒されていた。


バンドも、AKANEIROのときはしっくりこなかったけど、今日はとてもよかった。


キーボードのSunnyさんのコーラスもめちゃ綺麗だった。



<セットリスト>


01.when the sun goes down
02.愛を唄う
03.ハイファイゴースト(新曲)
04.ヘッドフォン
05.メトロ
06.トーキョー トゥ トーキョー(ずいぶん昔の曲、と)
07.9月の木漏れ日(新曲)
08.I believe絢香のカバー)
09.eyes
10."shoulder"
11.ケーブル
12.ナッシング イズ カミング
13.オールライト
14.労働
15.freesia


en1

01.秘密(新曲)
02.follow the stars (in your heart)
03.ライフワーク


en2

01.労働(弾き語り)



カバーの“I believe”は、ラジオで歌ったら大反響があった曲、と。

キーが高い!絢香さんのオリジナルのキーのままかも?

もともと曲もいいんだけど、タカハシさんが歌うと力強さが増してさらに素敵な曲になっていた。



まだ音源になっていない曲も、何度かライブで聴いてしっかり焼きついている。


特にハンドマイクでSunnyさんの演奏で歌われた“eyes”

聴いていて涙が出そうになった。

早く音源にしてくれないかな。iPodに入れてずーっと聴いていたい。



ハンドマイクでは他にも何曲か歌われていたけど、その姿は色っぽかった。(変な意味ちゃうよ!)



そして大好きな"shoulder"

最後までファルセットで綺麗に歌うのは大変だろうな、ラストのほうでこの曲を持ってくるのは、フィギュアの選手がプログラムの後半にトリプルアクセル飛ぶようなもんちゃう?とか思って聴いていた(違?)


“ナッシング イズ カミング”から本編ラストの“freesia”までは、聴きながらずっと鳥肌を立てていた。



タカハシさんがDJをつとめられているFM802のラジオ番組から生まれた“freesia”

「前は盲目だったけど、今はすべて見えている、という思いで作った曲です」と。

802さん、ありがとう!タカハシさんをラジオのDJに抜擢された、冒険心のあるスタッフさんの顔が見てみたい。(敬意を込めて、よ)



アンコール1曲目の“秘密”は、自分ではたいそう気に入っているけど、まわりの評判はイマイチな曲だそうだ。

歌詞は高校生の純愛っぽい感じかと思ったら、ドキっとするような生々しい部分もあって、照れながら(?)聴いていた。



“ライフワーク”はいつ聴いても心に響く。

「自分のライフワークは・・・音楽することと愛する人をちゃんと愛すること、と思って作りました」と。



タカハシさんの声は音域が広くて高音が綺麗なんだけど、よく響く低音も好き。

いつまでも聴いていたい・・・と思ってしまう。



ライブ中盤で、「今日という日は僕にとって忘れられない日です。今日ここに来てくださった人も・・・・詳しくは言えないんだけど(笑)」と。


そしたら最後に、

「ここでカミングアウトします・・・・カミングアウトの意味もよくわかってないんだけど(笑)」


静まり返る会場。


「・・・・あ、ギター置きます」


肩からギターを下ろし横に置いて、マイクの前に直立したタカハシさんは、レコード会社を移ったこと、9月にシングルを出すことをややぎこちない口調で語ってくれた。


MCにずいぶん慣れたもののあまり得意そうではないタカハシさんが、姿勢を正して真摯に語ってくれた姿に感動した。


そういえばメンバー紹介でギターの大渡リョウくんを紹介するときにタカハシさん、

「大渡リョウって、ペリドッツのギター弾いている人だよね、って言われるようにしてみせます」って言われてたっけ。


最後、お客さんの大きな拍手に、「本当にありがとう!もっと大きくなってまたここに帰ってきます!」とも。


音楽に賭ける並々ならない意気込みを感じた。



アンコールの曲が終わって両手を挙げて「ありがとう!」と手を振るタカハシさん。


「終わっちゃうよ・・・終わりたくないよ・・・」

と涙声!顔を歪めながら手を振り去っていったタカハシさん・・・・え?涙?・・・・



客電が点いても去りがたく、鳴り止まない拍手。


・・・タカハシさんひとり登場して・・・・


「泣いてません!!」


「泣くわけねえだろ!」


って言いながらも鼻すすってるやん!(笑)



「そのときの雰囲気で歌おうかと・・・・歌います」(大きな拍手)


「“労働”の弾き語りでいいかな?」


・・・イントロでつまずき(笑)、後ろを向いてチェックするタカハシさんの背中に女の子が、

「がんばって!!」

と。


「がんばれなんて言っちゃダメなんだよー」(爆)


そして無事“労働”が始まった。


今度こそ終演。名残惜しい・・・・


9月にシングル、9月にシングル・・・と呪文のように唱えながらロビーに出てジンジャエールを片手に余韻に浸った。




ぼーっとしながらBIG CATを出たら、偶然michiさん(from 鳥取)に遭遇。



そして・・・タカハシさんの影を引きずりながら、このあと今期初のライブハウスのハシゴとなるのでした。


後半へ、続く・・・じゃなかった明日の日記へ続く。



☆追記
厳密に言えばハシゴは初めてじゃなかった。ゴーイングコウベとバイン、ハシゴしてた…