星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

 僕らは出会った それが全てだろう

大きな目標だったピロウズの武道館ライブが終わり、少々脱力しております。


何が心配だったかと言えば、自分が、息子が、そしてさわおさん・Peeちゃん・シンちゃん・淳くんが、病気になったらどうしよう、ということ。


職業柄、病に倒れる人を何十年も見てきたら、自分が健康で好きな場所に行けることが奇跡に思える。


素晴らしかった武道館での余韻から抜けきれないまま、現実に引き戻されるのはかなりつらい。

でも、切り替えなくちゃ。

とっくに先を見て走り出しているピロウズに、置いていかれそうだから。





と言いつつ、武道館レポに書ききれなかった916周辺の出来事を、忘れないように残しておきます。




まず、初めてお会いしたバスターさんからいただいたバスター君飴。

大阪のおばちゃんなら、「まー!かわいい飴ちゃん!!」と言うことでしょう。

そのバスターさんのお友達バスターさんが金太郎飴の会社に頼んで作られたそうです。ありがとうございました!



もったいなくて食べれないから置いていたら、何も知らない長男(22歳)に1個食べられた!くぉ〜ら〜!!






これは、物販の看板。暗くて写りが悪い・・・




そいで、物販でもらったパスステッカー。

この、タマネギの上に乗ってるバスター君のイラスト入りTシャツを着ているスタッフの方がおられて、うらやましかった。





そして、等身大バスター君。




終演後の武道館。






翌日、新幹線の時間まで余裕があったので、渋谷のタワレコに行きました。

TOWERの表紙が撮影されたところ。






武道館ライブ後のインタビューでさわおさんは、

「会場の大きさは特に関係ないけれど、武道館という場所でライブができて気が済んだ」

「21歳でまた振り袖を買ってもらうわけにはいかない」


と言われていたそうです。


う〜〜ん、そういうとこが好きやねん(笑)





そして今日1日で、『ハイブリッドレインボウ』読破。


ザ・ピロウズ ハイブリッド レインボウ

ザ・ピロウズ ハイブリッド レインボウ


大筋は数年前の「音楽と人」の記事で知っていたけれど、もっと詳しく書かれていて、読みながら何度も涙ぐむ(笑)



特にPeeちゃんの、『Please Mr. Lostman』は、山中の、バンドの、遺書なんだよ、っていうくだり。




あれは音楽業界へ「さようなら」って言ってるアルバム。

ひとつの作品として聴けるようになったのは最近らしい。



「同じ辛酸を舐めて、でもやっとお互いの才能を認め合うことができて、初めて山中の気持ちに寄り添えて、コイツとだったらどうなってもいいかな、ってところまで思えたのに、彼は『さようなら』って言ってるんだよ。冷静になれるわけないじゃん。」




それと、10年サポートベースをやってくれている淳くんが、なぜメンバーに入らないのかって話もわかった。



シンちゃんのインタビューはいつも笑いながら読んでしまうんだけど、この本もそう。

でもシンちゃんが、「バンドは解散しちゃダメなんだ!」って言ってくれたから、今のピロウズがある。



以前、音人で増子さんが言われていた、

ピロウズを好きになるってことは、山中さわおの人格を受け入れることだ」

という言葉の意味がよくわかったよ。



バスターズだけでなく、ちょっぴりピロウズが気になりかけている方は、ぜひ一度読んでみてください。




そうして、次のツアーのスケジュールを見ながら、あと1箇所どこかに行けないかな、と熟考しているところです。


神戸がないのは寂しいけれど、大阪で3回やってくれるし、しかも2daysはなんばHatchだから許したろ(笑)


ファイナルにも行きたいなあ。






タイトル曲:Please Mr. Lostman/the pillows