「俺は腹ペコ、俺は音楽を食べたい」
ライブのあとしばらく、いろんな思いを引きずってしまうのはいつものことなんだけど。
どうしよう、“supernova”が鳴り止まない。
CDを買って初めて聴いたときよりさらにさらに、この曲が響いてくる。
ライブで聴いた“supernova”は、本当に感動的だった。
画像はビッグイシュー(THE BIG ISSUE JAPAN)のちらし。ライブ終了後に城ホールの出口でもらったもの。
そのビッグイシューは開演前に販売員さんから買っていて、今日改めて雑誌とちらしをゆっくり読んだ。
ちらしによるとこの雑誌は、ホームレスの自立応援雑誌といわれロンドンで1991年に始まり、日本では2003年に創刊された。簡単にいうと、定価200円の雑誌をホームレスである販売員さんが路上で売れば、110円が彼らの収入になるというシステムらしい。ビッグイシューの使命はホームレスの人たちの救済(チャリティ)ではなく彼らの仕事をつくることにあるそうだ。
それの41号にBUMP OF CHICKENのインタビューが載っている。
「俺は腹ペコなんですよ・・・俺は『音楽』を食べたいんです」とは藤くんの言葉。彼らの音楽に対する思いや、露出度の少ない彼らがなぜビッグイシューに登場したのか?という質問の答えなどが書かれていて、見開き2ページしかない短い記事(うち1ページは写真)だが、なかなか読み応えがある。
途中で“supernova”について触れてあった。メンバーではなく、この記事を書かれているライターさんの言葉。
〜「どうしようもなく哀しいから、幸せを呼び込むために強く優しく音楽に心と身体を委ねよう」とする、まさにソウルを伝える1曲だ。〜
言葉が胸に迫ってきた。
誰が書いてんの?文末を見た。
・・・・鹿野淳さんやった。
ああ、やっぱり(笑)
まさに、“supernova”は心と身体を委ねられる曲。
そんな曲に出会えたことこそ幸せだ。