星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

夢を泳ぐ魚に 僕はなりたかった

日常の揉め事とか、

それが解決しなくても進んでいってしまう時間とか、

夢を食べては生きていけないことなんてとっくに知っているのに

夢を捨てずに生きているふりをしていることとか・・・・・



おとなの顔してても人生のことなんてちっともわかっちゃいない。


いくつになったら鎖から解放されるのか。



いくら目を閉じても見えてしまう自分の嫌な部分に、

押しつぶされそうで、

泣きそうで、

息が止まりそうで。


本当はそんな毎日の繰り返し。




でもね。



あの日久しぶりに海北くんのうたを聴いてから、ウソのように気持ちが軽くなった。


自分のまわりを覆っていた霧が晴れたよう。


癒しではなく救い。


音源を聴いていただけではありえないこの現象。




すごい。


どんな魔法を使ったの?




それにしても・・・・・




彼の、「唄いたい」っていう感情は、いったいどこから湧き上がってくるんだろう。


唄うことで気分を発散したり、気持ちよくなったり、楽しくなったり、それは誰にでも経験があること。


そういうことではなく、


誰かに向けて唄いたい、あなたのために唄いたい、

そういう情動みたいなものはどこから生まれてくるんだろう。



ときには、今日は唄いたくない、あなたに会いたくない・・・そんな日もあるだろうに。



ライブで聴いた曲を、帰ってから繰り返し聴いてみても、同じ感動は蘇らない。


うたは聴くものではなく、感じるものなんだね。


でもそれがうまくいかないときは一体何が残るんだろう。


うまくいきますように。


うまく伝わりますように。





ああ、なんか、自分でも何が言いたいのかよくわからなくなってきた(笑)





次のライブを目前にして、妙に緊張している自分がいて。






タイトル曲:翔び魚/LOST IN TIME