ELLEGARDEN TOUR 2007@Zepp Nagoya(10/22)
初めての名古屋でのライブ参戦。
初めてのZepp Nagoya!
初めて行くライブハウスって、アガる(笑)
そういやわたしの夢は、全国食べ歩き・・・じゃなかったライブハウスめぐりやったわ。
名古屋のマダム、レムさんに名古屋駅から車で拾ってもらって一路Zepp Nagoyaへ。
駅から近いと聞いていたけど、ほんとにあっという間に着いてびっくり。(徒歩でも15分くらい?)
Zepp Osakaの、あの果てしなく遠いイメージがあったので、街中に建つ(しかも隣はショッピングモール)Zepp Nagoyaは神々しく見えた。
4時過ぎに着いたのに、すでに先行物販待ちの列ができていた。
建物の左側にまわるとリハ中の音が聞こえる。シャッターに耳を当てると歌詞まで聞き取れる。
わたしたちはこのときの音モレで、アンコールで起こる素敵な出来事をすでに知ったのでありました。
わたしはといえば、バスターズTシャツにピロウズの(3本の剣の)リストバンド、首には赤いエルレのマフラータオルというなんとも中途半端ないでたち。
だってエルレも好きやし、ピロウズを兄貴分としてずっと慕ってくれてるエルレに敬意を表したわけです。
このところ嫌なムードのイベントが続いたので、今日は楽しかったらいいなあ、と思いながらも、多数のエルレファンに混じってやってきたバスターズを見つけては、「あ、ピロウズTの人がいた!」」「あの子ピロウズのトートバック持ってた。これで6人はいたね、バスターズ」とか、うちらのほうがよっぽどセコイ(笑)
もうどっちのファンでもいいやん、仲良しのバンドのライブやもん。(勝手に兄弟対バンと思ってる)
空がきれいな気持ちのいい風の吹く日で、Zeppの正面に夕陽が沈むという最高のロケーション。
向かいにはサーカステントがあって、ライブ前から幸せな気分だった。
開場まで時間があったので、レムさんとお茶をしに隣のショッピングモールへ。
コーヒーを飲んでいたら、あとから入ってきたピロウズTのふたりの女性が満面の笑みを浮かべてわたしたちに近づいて来られた。
(あれ?知ってるひとだっけ?見たことある・・・)
と戸惑いながら会釈をした。(レムさんはわたしの知り合いだと思ったらしい)
そしたらピンクの[PLS]ロゴのTシャツ着た彼女が、
「あちこちでよくお会いしてるんですよ!」と。
どうやら大阪や神戸のライブでしょっちゅう一緒になっていたらしい。
まさか名古屋でもお会いできるとは・・・もうひとりの彼女は東京からの遠征らしい。
愛されてるね、ピロウズ!
整理番号の早いわたしはみんなと別れて、先に入場待ちの列に並びに行った。
偶然近くに[LOSTMAN GO TO CITY]のTシャツを着ている女性を発見。嬉しくなって話しかけた。(こだわらないと言いつつこだわっている 笑)
名古屋在住というその女性と入場後も開演までずっとお話できて、おかげで楽しかった。
翌日10/23(今日やん)がお誕生日というその女性は、今日もエルレ(w/B-DASH)のライブに行かれるとのことでうらやましい限り。
お名前聞きそびれましたが、お誕生日おめでとうございます!(ここで言っても伝わらんけど)
会場は柵で細かく仕切られていた。エルレライブでのモッシュは激しくてついて行けない。どこで見ようか迷った末、無謀にも最前ブロックへ。
バスターズ少ないからさわおさんが寂しがるし(?)、エルレになったら下がればいいやン。
それで「エルレファンのみなさん、お世話になります!」っていう気持ちで前から6列目、Peeちゃんの前あたりにすべりこんだ。
去年だったかのエルレのツアーで北海道の3会場くらいでピロウズとの対バンがあった。
それに行きたくて行きたくて・・・でもさすがに遠すぎて断念。だから2年越しの夢だったんだよ、エルレ&ピロウズ。
この前のスペシャでの細美くんとの対談(あのモジモジくんのやつ)、あれ見てさらにライブに行きたくなったしね。
そして対バンライブでのピロウズが、またワンマンと違った味を出してくれていいんだよ。
特に相手が超人気バンドだともっといい。相手バンドのファンをいじったり、自虐ネタをかましながら燃えるさわおさん(笑)
「俺のほうを振り向かせてやるぜ!!」って思っているに違いない(勝手に想像・・)
待っている間後ろにいたエルレTの女の子たちが、「ピロウズもいいよね〜さわおさんカッコイイ!」「うん!楽しみ〜」と話しているのが聞こえて、思わず振り返って「お友達になりましょう!」と言いそうになった(笑)
いつものSEが流れてピロウズ登場!
押しが来た。
さすがエルレファン。ライブ好きなだけあって気持ちよく盛り上がってくれたし、ピロウズファンそして両方好きなんだよっていうひとも多かったみたい。(ちょっとほっとした 笑)
<セットリスト>
01.Hello,Welcome To Bubbletown's Happy Zoo
02.ROCK'NROLL SINNERS
03.I think I can
04.Ride on shooting star
05.(新曲)
06.Ladybird girl
07.ストレンジカメレオン
08.この世の果てまで
09.サードアイ
10.ハイブリットレインボウ
●「今日はエルレファンに優しくしてもらいに来ました!」(笑)と話すさわおさん。
●さわおさんは赤×黒のボーダーのポロ、サマソニで着てたやつだ。Peeちゃんは黒のTシャツ。
淳くんとしんちゃんは・・・忘れちゃった。ごめん。この前のツアーと違ってドラムが定位置だからしんちゃんが見えにくい。
●『ROCK'NROLL SINNERS』のとき、「What do you want?」と叫んでる声が周りから聞こえて、わたしもがんばろう、と思った。
●「この前スペシャで細美くんと対談したんだけど、見たヤツいる?」(ぱらぱらと手が上がる)
「・・・半分くらいだね。あれあるでしょ?エルレがHPで着てた黒い全身タイツの顔しか出てないやつ。(モジモジくんの衣装)まったく何考えてんだよ!(笑)
それで細美くんが対談のときに“あれ着て行っていいですか?”っていうから、“なんだよー、俺のも用意してくれよ!”って言ったんだ(笑)
そしたら俺のこんな性格を知らないスタッフの人が、(細美くんに)“おまえら、なんてことを”って注意したんだ。で、“いや、それ俺が用意してって頼んだんです”って」(爆)
「それであの格好で俺たちめちゃ真剣な話をしたんだよね」(笑)
さわおさんあのとき「なんだよー、これ!?」とか言いながら嬉しそうにポーズまで取ってたもんね。自分で催促してたとは知らなかったよ。
(モジモジくんがわからない人は、エルレのHPのプロフィール参照してね→http://www.ellegarden.jp/ja/index.aspのprofile)
●さらにスペシャの対談で、
さわお「今度名古屋で対バンやるから、最後にこれでセッションしよか。お客さんにも着てもらって」
細美「えー、全員モジモジくん!?」
さわお「いいじゃねえか!物販で売るよ?」
とか言われてた。
わたしのところからは見えなかったが、Peeチャン側の最前にモジモジくんのタイツを着ていた二人組がいたらしい。
さわおさんがその話をし始めたときに「着てきたよー」と叫んでいた。
その声でそっちを見たPeeちゃん、下向いて「くっくっく」って感じてしばらく笑って・・・その笑顔がかわいかった(笑)
名古屋の彼女が、「わたしさっき見ました!黒とピンクでした!」って。ピンクのモジモジくん〜!?
●「Quipという雑誌で今俺対談コーナー持ってるんだけど・・・次号の対談は細美くんだよ。音楽の話なんかほとんどなしで、細美くんの小学生時代はどんな子だったのとか・・そんなのばっかり」(笑)
買わなきゃ!(10/31発売)
●「今度移籍前のキングレコードからシングル集が出ます!そのツアーで12/2に名古屋ダイアモンドホールでライブやります。シングル曲ばっかりやるよ!」
行かなきゃ!(チケット取れてない・・)
●新曲!アップテンポのいい曲だった。Wake up!ツアー中、いっぱい曲が出来てるって言ってたからそのうちのひとつかな?楽しみにしていいよ、みなさん!(誰?)
そういえばこの前読んだ雑誌で細美くんが、
「自分は曲作るときには集中して閉じこもらないとできないんだけど、さわおさんはいつでも浮かんできてできていくんだって。いつも自分が開いた状態っていうのか・・・自分もそうなってみたい」みたいなことを言っていたのを思い出した。
●「ほんとはやる予定じゃなかったんだけど、細美くんがどうしてもやってくれって。だから1曲増えるけど・・・いいかな?」
もちろん!大きな歓声と拍手。ありがとうエルレファンのみなさん(涙)
その曲は・・『ストレンジカメレオン』!
さわおさん「僕らにはヒット曲らしい曲はないけど・・・代表といってもいい曲です」と。
あとで知ったけど、この曲あたりから2階の関係者席に細美くんがおられたらしい。リクエストしてちゃんと聴いてくれてたんだ〜細美くん、いいひとやな。
●「連れて行ってやるぜ!この世の果てまで!」
えーーーーーー!!
まさかこれが聴けるとは思わなかった。
嬉しくて泣けた。
●『サードアイ』は知っているひとが多かったみたいでめちゃ盛り上がったな。
そしてラストの『ハイブリットレインボウ』
この曲をライブで聴いて心を揺さぶられないひととは口聞かない!(え)
たった10曲だったけど楽しかった!
早く次のワンマンに行きたくなった。絶対ダイアモンドホールにも行くぞ!
次に出てくるエルレにむけてじりじりと後退(笑)
でも最後にきっとセッションがあるはず。だからもっと下がるという最初の予定を変更して最前ブロックの中にいることに。
結局そのブロックを仕切っている後ろの柵にくっついて身を守ることにした。
セットチェンジの間に流れている曲もすごくよかった。細美くんのiPodの中の曲をランダムに流しているらしい。さすがにセンスがいい。
<セットリスト>
01.Salamander
02.モンスター
03.Gunpowder Valentine
04.Fire Cracker
05.Missing
06.Sliding Door
07.Supernova
08.BBQ Riot Song
09.Space Sonic
10.スターフィッシュ
11.The Autumn Song
12.風の日
13.Marie
14.ジターバグ
15.Red Hot
16.Make A Wish
En1
01.高架線
02.サンタクロース
03.No.13
En2
01.Funny Bunny(the pillows・さわおさんとセッション)
最前ブロックに残ったのはいいけど、そこはダイブの発射台になる位置だった。
最初肩に人がよじ登ってきたときは「げっ」と思ったけど、そのうちあきらめた。
10人目くらいかな、ダイバーを送り出しているうちに自分に余裕ができてきた。
ダイブにもうまい、下手があるのね(笑)上手な慣れている人のは登られても痛くないもん。
みんなの上に登ったら、ステージと平行に転がっていくのがコツだと思うけど、どうでしょう?
それとむやみに足をばたばたさせないこと。(学習してどうする)
うまくいかずに墜落しそうになった子を周りのみんなが持ち上げたり、頭から落ちるのを必死で支えたり。
そして落ちた子も「ごめんなさい」「ありがとう」を表わすように両手を合わせておじぎしていったり。
へ〜〜、ダイブにもマナーがあるんやな、と(笑)
最後のほうで登ってきた子の足かひざかがわたしの首に入って倒れそうになった。でもギュウギュウだから倒れるスペースもない。
ライブ知らない人が見たらまるで地獄絵図やな、と思った。(やってるほうは天国)
後ろから前に転がってきて着地していくと、最前ブロックの人口密度が無限大に多くなる気がするけどそれほどでもなかった。あれは一体どういう仕組みでしょう?(単に抜けていく人もいるってことか?)
細美くんはずっとご機嫌で、「今日はロックなヤツばっかりだな!」と言いながらお客さんを煽っていた。
わたしはといえば、ダイブのサポートをしたりモッシュで弾き飛ばされた人と柵の間で押しつぶされるという最悪(?)の状態ながら、今までのエルレのライブの中で一番曲が聴けたと思う。なんか不思議。
細美くんが元気だったからかもしれない。
正直言ってわたしはエルレの、もの凄いファンってほどじゃない。
だからエルレにまつわるいろんなことや想いなんかは、雑誌やHPの日記で細美くんの言葉を読んで推測するしかない。
それでも細美武士というひとは、自分の言葉で自分の想いを語れるひとだなあ、ファンにも自分にも嘘をつかない、というか嘘をつきたくないんだ、っていうひとだと思う。
えらそうなことは言えないけど、去年ZEPP OSAKAで見た細美くんは霧の中にいるみたいだった。(2007.3/10)
それ以来、チケットが取れなかったり、都合がつかなかったりで一度もライブに行けなかったんだけど・・・
今日の細美くんは元気だった!
凄いパワーが感じられて、今までで一番響いてきた。
「ふっきれた。もう大丈夫!つらいときにおまえらがそばにいてくれて嬉しかったよ」
ってMCで言われたとき、ああ、そうか、そうなんだ、と思った。
エルレとファンのつながりって熱いね。いいなあ。
密集地帯で汗だくになりながら、アンコールの『高架線』に感極まって泣いてしまいました。
「冬の曲やります」って言って演奏した『サンタクロース』も凄くよかった。初めてライブで聴いたかな。
最後のほうで細美くんが2階を見上げて「兄貴たちもありがとう!」と手を振った。
後ろを見上げたら2階の関係者席にピロウズのメンバーが。
いいな、いいな。
信頼し合える仲間がいるって本当にいいな。
「いつもアンコールの拍手をもらってアンコールやって、また拍手をもらってやって・・・と際限がないので今日は1回しかアンコールをやりません」って。
ブーイングの嵐(笑)
そう言われてもアンコールするんだけど。
1回目のアンコールが終わったときスタッフさんがもう1本のマイクとさわおさんのギターをステージに持ってこられた。
あれだ!リハのとき音モレで聴いちゃったあの曲やるんだ!
わくわくしながら待っていたら、さわおさんが・・・・
ひとりで・・・・
全身黒タイツで・・・・
モジモジくんで登場(爆)しかも缶ビール片手に。
ほんまにやりおった〜〜〜!!
惚れ直すわー!!
セッションやるとは思ってたけど、まさかモジモジくんでやるとは・・公約どおりやン(笑)
「俺ひとりで喋ってつなげってか!?」(笑)
すぐに雄一くんが、タカハシくんが、ウブさんがモジモジくんで登場。
ウブさんの髪の毛が納まりつかずはみ出してる。
少し待って細美くんがもちろんモジモジくんで・・・ってかみんな着替えるの早っ!
兄貴を待たせられません、って感じ?
5人のモジモジくんは壮観!みんな似合う〜。
「明日はこれやらないから、おまえらお得だよ!」って細美くん。お得お得!(笑)
さわおさん持っていた缶ビールを細美くんに手渡し、細美くんもちょっと飲んでた。
仲いいな〜、クソぉ!(ヤキモチ?)
「本当はアンコール1回で終わろうと思ったのに、さわおさんがモジモジくんの格好でスタンバってて、やらないわけにいかなくなって・・・」(笑)
そして「いいことばっかりはないと思うけど・・・」と細美くんがMCを始めたとき、
「おい!この格好でいい話するのかよっ」とツッコミ入れるさわおさん(爆)
楽しくて気づいたら柵を離れてまた6列目くらいに上がっていたわたしでした。
ピロウズの他のメンバーは2階で見物。
Peeちゃんさっきみたいに笑ってるんだろうな。
Peeちゃんのモジモジくんも見たかったな。絶対やらんやろけど。
始まった『Funny Bunny』夢の共演!
出だしはさわおさんのボーカルから。
間奏のウブさんのかっこいいギターリフのときに、さわおさんと細美くんが向き合ってとっても楽しそうにギターを弾いていて、どっちも見たくて目が左右に分かれて変になった(笑)
飛べなくても不安じゃない
地面は続いているんだ
好きな場所へ行こう
キミならそれができる
目を閉じて聴くとふたりの声がきれいに響いてじ〜んと・・・
目を開けたらモジモジくんが5人いて。ぶぶっ。
あんたたちみんな素敵だよ!ありがとう。
熱いセッションが終わって脱力。
気づいたら足腰が痛くて・・・老体に鞭打つとはまさにこのこと。
でも無理して名古屋に来てよかった。
数人のお客さんにはちょっと言いたいこともあったけど、楽しかったので許したろ(え)
エルレしか知らないでライブに行かれた方も、少しでもピロウズを好きになってくださったら嬉しいです。
レムさん、MIRUさん、東京から遠征の彼女、地元の今日(10/23)お誕生日の彼女、みなさんありがとうございました。
またお会いしましょう。