星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

この鎧は重すぎて やさしささえ伝わらない

北斗七星

送別会の帰り道、久しぶりに星を見た。私の真上に北斗七星があった。小学生のときに初めてこの星を見たときのことを思い出す。

 

理科で「星の観測」とかで習ったんだっけなあ。夜遅く二階の部屋の窓を開けて驚いた。手が届きそうなところに星が瞬いていた。おそらく「感動」という言葉を初めて実感したのはこのときだろう。

 

そんな昔のことを思い出したり、涙もろくなっているのは年のせい?いつもバカばっかりやってて、元気だねって言われても、ときにはため息をつく。

 

遙か遠い彼方から、何億光年も昔から、星は変わらず瞬いている。私たちの生きている時間なんて、ほんの一瞬。悩みなんて永遠に続くわけじゃない。重さに耐えかねて立ち止まっているヒマはないよね。

 

Rinko

 

<今日のBGM> CROW/鬼束ちひろ

写真: HP 星の写真展 http://www.watv.ne.jp/~nishidas/