フラワーカンパニーズ <鈴木圭介 41歳の春>@なんばHatch(4/29)
福岡からのぞみに乗って、地元神戸を通り過ぎて新大阪へ。
さすがに疲れてちょっとテンションが下がり気味だったが、ハッチに着いたら壁のスクリーンにフラカン(フラワーカンパニーズ)の“元少年の歌”のPVが繰り返し流れていて、その前に棒立ちになって圭介さんの声を聴いていたら元気が出てきた。
(でもよく見たら名前が間違っている 笑)
怒髪天やピロウズつながりの友人たちと久しぶりに顔を合わせて、さらに元気になってきた。
今日の出演者の名前を見て、『元少年』じゃなくて『いまだに少年』じゃん!とにやっとしたり。
それにしても、今日の出演者の平均年齢の高いこと(笑)
わたしでも安心できる。若いお客さんのほうが多いけど。
開場前、外の集合場所に並ぼうとしてハッチの入り口に目をやると、なにやら変なものが立っていた。
CDのジャケ写が、温泉街の看板になっていた(笑)
こういう遊びは大好きだ。
今回のチケットを先行で取って、声をかけてくださった方とも会えて、なんやかやと喋りながら開場を待った。
入場。ベースとボーカルの真ん中あたりの4列目くらいに行けた。SOLD OUTにはなっていないが、いい感じのお客さんの入り具合。2階席も開演前にはいっぱいになってきた。
(以下、例によってMCはだいたい。長文です)
ステージには、怒髪天のドラムセットとアンプが準備してあったが、ステージ中央にイスとマイクが2組置かれていたので、泉谷さんからだとわかった。
このたくさんのお客さんの中で、泉谷しげるの『春夏秋冬』でフォークギターの練習をしたのはきっとわたしだけだろう(笑)
田舎者だったので、ライブ(当時はコンサートと言っていた)なんかには行けなかったが、吉田拓郎やかぐや姫などとともに一世を風靡した泉谷しげる。
彼の声と生き方は、他のグループやシンガーのような華やかさはなかったが、魂に触れるような力強さと泥臭さがあった。
“春夏秋冬”“眠れない夜”なんかをよく聴いていたわたしは今考えるとおませな子だった(笑)
他にも好きな曲があったけど・・・思い出せない。
あの阪神大震災直後の神戸に入り、ラジオに出ておられたらしいことは知っていたけど、最近は俳優としても活躍されていて、実はまだ歌っておられるとは知らなかった。(すみません。。)
若かりし頃のカリスマ的存在だった泉谷さんの歌がまた聴けるとは。
開演。
しもてからフラカンの4人が登場。
お客さんにご挨拶されたあと、明日(30日)が41歳の誕生日の圭介さんのお祝い、ということを前さんが説明された。
そして「まずこの曲を歌います!」と天才バカボンのパパの歌を。(正確には“元祖天才バカボンの春”らしい)
41歳の春だから
元祖天才バカボンのパパだから
冷たい目で見ないで
足元に置いたカンペを見ながら歌う圭介さんに、手拍子しながらみんな爆笑!
この曲、さわおさんも歌ってた!高知のライブで。
41歳の誕生日直後ね(笑)
そして泉谷さんを「大大先輩!」と紹介され、泉谷さん登場。
黒っぽいアコギを持って颯爽と登場した泉谷さん、サポートギターの方を紹介。
(元アナーキーの藤沼伸一さんだったらしい)
泉谷さん、「詩吟みたいにやるからな!手拍子なんかするなよ!」
と、いきなりみんなに釘を刺す。
1曲目、ギターをかき鳴らして歌う泉谷さん。
タイトルはわからないけど、めっちゃかっこよくて、ギターがうまい!!
昔と変わらない声に鳥肌が立った。<セットリスト>
・
・Y染色体のうた
・旅立て女房
・黒いカバン
・春のからっ風
・春夏秋冬
もう1曲あったかも。
“Y染色体のうた”
「どうせ男は消耗品♪」の歌詞にどぎもを抜かれ、「わーいわーい染色体♪」では無理やりシンガロングさせられた(笑)
「この曲はちょっとやらせてやってもいいかな?」
と手拍子のリズムを取ってくれたのは、“旅立て女房”だっけ?
やっぱもう1曲あったかな?
「旅立てにょうぼにょうぼにょぼにょ〜ぼ♪」
なんてシュールな歌詞なんだ!(笑)
歌い終わってから、「“女房”なんて古い言葉だよな!今はなんていうの?“ママちゃん”?」
いや、それもちゃうやろ!(笑)
「次の曲は、とっても難しいから、リズムなんか取らないように!」ともう一度言われたのは“黒いカバン”
これ、知ってる!歌詞が速くて聞き取れないけど。
泉谷さん、自分は今年62歳、と言われたので、思わず感嘆の声がもれた。
声よく出てるし、ギターは迫力あるし、なんと言っても目力が凄い。
ギターを弾くだけじゃなくて、拳でボディを叩いて、まるで打楽器のよう。
歌もギターも飲み込まれるような迫力だ。
“春のからっ風”
誰が呼ぶ声に 答えるものか
望む気持ちと うらはら
あーーー!これだ!!
さっき思い出せなかった曲!
青春時代が蘇ってきちゃって泣きそうになった(笑)
30年以上前の曲なのに、全然古くなくて心に響く。
“春夏秋冬”
ワンフレーズ歌ってから、「自分に言い聞かせるように歌ってくれ。大きな声でなくていいから。」と。
今日ですべてが終わるさ
今日ですべてが変わる
今日ですべてがむくわれる
今日ですべてが始まるさ
生きて歌い続ける限り、音楽は死なないなあ。
若い頃この曲を歌った泉谷さんも衝撃的だったけど、62歳の今歌ってこそ意味がある気がする。
懐メロになんかならないね。
歌い終わって引き上げてくる泉谷さんを、ステージしもてで引き止めたのは再登場した圭介さんと前さん。
泉谷さんにお礼を言って、トリビュートアルバムで泉谷さんが“深夜高速”の録音をしたときの話を。
最初、フラカンのメンバーが泉谷さんに歌ってもらうために5通りのアレンジをしたそうだ。レゲエバージョンまで。
キイも圭介さんは高いので、低いものを準備した。
そしてレコーディングの日。
まず5通りのパターンをやろうとしたフラカンに、「もういい!原曲のままでいい。おらぁ、レゲエは嫌いなんだ!」と泉谷さん。キイも原曲どおりでいいと。
でも、いざ歌ってみると声が出ない泉谷さんは、「なんでこんなに高いんだよ!」とキレたそうだ。
泉谷「俺は今までキイが合わなかったやつ、3人いるんだ!
小田和正と・・・(笑)
清志郎と・・・(笑)
(圭介さんを指して)おまえだ!」(爆)
圭介「ビッグスリー!?」(笑)
泉谷さんが大きな拍手で見送られて退場されたあと、今度は二人で怒髪天の話を。
初めて増子さんとフラカンのメンバーがあったのは知人の結婚式。
べろんべろんに酔った増子さんが、だーっとケーキ?に突っ込んだのを見て、「ジョークかな?」と思ったそうだ。(突っ込んだのはポテトサラダだったらしい)
でも、そのあと増子さんが帰されたのを見て、
「本気だったんだ!」(笑)
今日は先輩ばかりの楽屋で、
圭介「何回カレーパンを買いに行ったことか!」(笑)
前「小西は今もいないから、(走る真似をして)また買いに行かされてるんじゃないか?」(笑)
先輩のパシリですか!?(笑)
◆怒髪天
SEが流れてわーっと登場して、かっこよく櫛を投げた増子さん。
ハンドマイクを持ってうつむきがちにスタンバイ。
友康さんのギターから始まるイントロは・・・イントロ・・・何!?
マイナー調のロマン歌謡風?え?こんな曲あったっけ?
客が呆然とする中、おもむろにマイクを口元に近づけた増子さん、
Happy Birthday to You
Happy Birthday to You
Happy birthday, dear けいすけ〜
Happy birthday to you
(爆)
と同時にずっこけ!(笑)
転調して“ビール・オア・ダイ”
この流れ、お見事!(笑)<セットリスト>
00.Happy birthday to you(ロマン歌謡風)
01.ビール・オア・ダイ
02.労働 CALLING
03.酒燃料爆進曲
04.深夜高速(フラカンカバー)
05.オレとオマエ
06.アフター5ジャングル
07.オトナノススメ
08.ド真ん中節
「俺の誕生日だったら、オジサンは呼ばねえな。」(笑)
「(客を見渡して)ゴールデンウィークで向こう岸では華やかなことになってるのに、何が嬉しくてオジサンを見に来るかなあ。
だってよ、オジサンが終わったらまたオジサンが出てきて、最後にはメインのオジサンが出てくるんだぜ?」(爆)
「・・・愛しいよ!」
胸がキュン!(笑)
「愛しい愛しい、伊東四郎!」
がくっ!
増子さん、シミさんに両手くるくる回して指差され、「警告!」されていた(笑)
坂さんの今日の叫びは「HAPPY BIRTHDAY!」
“深夜高速”はレコーディング以来初めてやる、と。
ガンガンロックなかっこいい“深夜高速”だった。しびれた。
CDよりテンポが速かったような気がするが、坂さんもがんばっていた(笑)
他人の曲をカバーしているのを聴くと、増子さんの歌のうまさが際立つな。
踊りながら歌う増子さんに見惚れた。
そのあと“オトナノススメ”まで一気に。
どの曲だったか、シミさんがベースを弾きながらステージのしもてから中央に移動し、客と目が合ったら満面の笑顔を向けてくれて、その顔を見ているだけで幸せ!と思った。
ヤバいなあ、惚れちゃいそうだよ(笑)
「最後に何やろうかと思ったけど・・・・やっぱり圭介に贈る歌はこれだな。
次がやりにくくなっちまうだろうけど、そんなの知らねえ!」
“ド真ん中節”
いつもこの曲のときは、増子さんの気迫に負けて歌う姿に見入ってしまうのだが、友人が「兄ィが全力振り絞って歌っておられる、という話は聞いていたが、楽器の皆様もそうなのだった。」と言っていたので、今日は楽器の皆様を観てみた。
確かに・・・シミさんも友康さんも汗を飛ばして全力だ。
アウトロで坂さんが右手のスティックを飛ばした(ように見えた)
でもすぐに予備のスティックで演奏を続ける姿はかっこよかった。痛風なのに(え)
歌い終わった増子さん、しばらくステージ上でうずくまって、やがてふらふらと退場。
少し置いて出てきた圭介さんと前さん、
「アニキ、大丈夫かな?」と言いつつも、あの“Happy birthday to you”は凄かった、なかなかああいうふうにはいかない、と大絶賛。
前「“深夜高速”も凄かった。歌詞もカンペキ!
(圭介さんのほうを見て)だいたいおまえの歌詞は言葉を詰め込みすぎなんだよ!」
圭介「・・・何も今日ここでそんなこと言わなくたって・・・」(笑)
ここで増子さんが再登場して3人でからむ予定だったようだが、増子さんは出て来ず。
前「大丈夫かな?」
圭介「段取り忘れてるだけじゃない?」(笑)
そこに、すーっと静かに坂さん登場。代打?(笑)
ふたりにマイクを向けられて後ろへ後ろへ下がる坂さんに、もっと前に来てくださいと促す圭介さん。
坂さん、とことこステージ前方まで行って落ちそうになり、慌てて支えに行くふたり。
吉本バリのギャグ!?いや、天然か?(笑)
トリは本日の主役のフラワーカンパニーズ。
久しぶりにライブを観るのでわくわく。
<セットリスト>(あいまい)
01.孤高の英雄
02.脳内百景
03.はぐれ者讃歌
04.40
05.元少年の歌
・(←このあたりで泉谷さんとセッション)
06.YES, FUTURE
07.どこへいこうかな
08.恋をしましょう
寂しきカリスマ がんばれ圭介
孤高の英雄
“孤高の英雄”初めてライブで聴いた。
“脳内百景”〜“はぐれ者讃歌”
やはりトリだけあって、お客さん盛り上がって押しがきた。
踊りたかったので少しだけ後ろに下がった。
圭介さんの誕生日は4月30日。
あと数時間で41歳。
だから、今日歌う“40”が、最後のリアルだね!と。
“元少年の歌 ”
この曲、いいな。PVもよかったけど、ライブで聴くともっといい。
子供の時見えて 今見えなくなったもの
もう一度見てみたくて 遠い空を見上げてる
そうやって子供の時見えてたものをもう一度見た元少年が、「オトナはサイコー!」って歌うんだろうな。
中盤あたりで泉谷さんが再登場。
1曲セッションをやったが、どんな曲だったかよく覚えていない。
ただ、泉谷さんが「大阪、いいね!盛り上がるよ。
“なんでやねん!”って言わないしね。・・・それがなんでやねん、か!」
って、わかったようなわからんようなことを言われたことだけ覚えている。(なんでやねん!)
歌い終わった泉谷さん、自分のギターを肩からはずして、客席に向かって投げ入れた。
ええっ!?
続いてスタンドマイクを真横に持って、これも投げ入れた。
わあわあ!
受けやすいようにそっと投げたのにはウケた。ギターが飛んできたのはわたしのまん前。最前のお客さんがキャッチ。
泉谷さん退場後、スタッフさんが駆け寄ってきて無事回収。
圭介さんがわたしらのほうを見て、「びっくりしたよねー(笑)でも意外に軽いでしょ?」
うなずくしかない(笑)
前さんが、これからの関西でのライブ予定を紹介。
6/20!(CAPITAL RADIO 10!)
それから今年もOTODAMAに・・・まだ呼ばれてないけど来るかも。
そして竹安さんがラーメンを作って売るかも、と。
竹安さんは骨を砕いて煮込んでダシを取って本格的なラーメンを作られるらしい。
それは楽しみ♪
あっという間にフラカンのライブが終わった。
●アンコール
En1
01.深夜高速(泉谷しげるVer)
02.真冬の盆踊り(フラカン・泉谷・怒髪天)
En2
01.野生のバラッド(フラカン・泉谷・怒髪天)
02.サヨナラBABY
圭介さんがもう一度泉谷さんをステージに呼んだ。
イヤイヤな感じで出てこられた泉谷さん。
大きな譜面台が置かれ、どうやら“深夜高速”をやるようだ。
聴きたい!
泉谷「いやだよ、人の曲なんてどうでもいい。
(前さんに“レコーディングはうまく行ったじゃないですか”と言われ)
レコーディングがつぎはぎしたらいいから。」(爆)
と言いつつ、“深夜高速”を泉谷さんが。圭介さんのコーラスで。
泉谷さんの歌を聴いていると、「言葉を詰め込みすぎ」の意味がわかった。
続いて怒髪天も、と呼ぼうとした圭介さんを制止して、ステージしもてから泉谷さん、坂さんによってバースディケーキが運ばれてきた。
圭介さん自身に促され、みんなで“Happy birthday to you”を合唱。
ろうそくを吹き消す圭介さん。大きな拍手。
圭介「生きててよかった!」(笑)
そのあとケーキをつまみ食いしていた圭介さん、何を思ったのか自分の顔に自分でケーキをぶつけた。
『8時だよ全員集合!』か!
どうやら照れくさかったのかな?
タオルで顔をぬぐう圭介さんに、「もったいないからこれ、あとで食べようね。」と前さん。
「うん。」とうなずく圭介さんは少年そのもの、前さんはオトウサンそのものでした。
そして怒髪天登場!
な、なんと、みんな上半身裸にオーバーオール+ハンチング帽!
前さんがいっぱいや!(笑)
あ、友康さんだけTシャツ着てはりました。ちぇっ!(←こらっ!)
増子さんは顔〜首までビールのために真っ赤で、オーバーオール姿を「スーパーマリオだ!」と冷やかされていた。
圭介さんからは、「大丈夫ですか?今まで築いた兄貴のイメージが…」と心配され(笑)
そして泉谷さんは、酔っ払って精彩を欠く増子さんに向かって、
泉谷「おい!大丈夫か?」
増子「はい!大丈夫です!」
そのあとも、
泉谷「おまえ!覚せい剤とかやってないだろうな!」
増子「(あわてて)やってないです!ビールだけです!」(笑)
ステージ上であんなに丁寧に喋る増子さんを初めて見た(笑)
“真冬の盆踊り”
増子さんとシミさんはビールを回し飲みしながら。
坂さんは小さいタンバリンを前さんから借りてそれを叩きながら。時々増子さんに促されてボーカルも(笑)
●Wアンコール。
泉谷さん、みたび(もっとか?)登場。
泉谷「(ドスの聞いた声で)おまえら〜なんでアンコールをしたんだ!?
アンコールの恐怖を知らねえな?今が帰りどきだったのに。
アンコールの怖さを教えてやる。もうおまえらは帰れない!」(笑)
そしてまた全員登場。
増子さんは缶ビールを片手にほろ酔いで。
“野生のバラッド”
サビの「oh!」のところでジャンプしろ!と客に強要する泉谷さん。
「まずはおまえらからだ!」とギター・ベースがジャンプ!
増子さんもポーズ作ってジャンプ!
「普段は絶対ないと思っているドラムがジャンプします!」泉谷さんに強要され、小西さんがドラム叩きながら禁断のジャンプを決める。
そして客も。
2階の客に向かって「おまえらからだ!」
泉谷「2階から前落ちたことがあるんだ。」
圭介「だ、大丈夫ですか!?」
泉谷「(圭介さんに向かって)おまえが責任取れ!」
圭介「え!?」(笑)
2階のお客さん、ジャンプ!
続いて全員でジャンプ!
一旦演奏を止めた泉谷さん。演奏を再開したとき、
「なんだなんだその軽音楽みたいな演奏は!?
もっとロックをやれ!」
と竹安さんと友康さんに。
前「いまどき軽音楽って・・懐かしい言葉!」(笑)
急にアップテンポで弾き始めるふたりに、満足そうに歌い始めた泉谷さん、すぐ曲を止めて圭介さんに寄りかかって・・・・
「ダメだ・・・しんどい・・(笑)おまえが歌え!」(爆)
暑さのためか、泉谷さんが自分にペットボトルの水を頭からかけて床が濡れた。
そこにすかさずスライディングしに来たのは増子さん!離れたところにいたのに・・・酔っ払っていたのに・・・
ザッツエンターティメント!?(笑)
圭介さん、泉谷さんも一緒に転ぶフリをし始めて、場内大爆笑。
立ち上がった圭介さんに、「もういい年なんだからやめなさいよ!」と諌められた増子さん、
「先輩が落としたモノは拾わないと。」 (意訳→先輩がボケたらツッコまないと)
やっぱり体育会系のひとだ(笑)
歌うのは圭介さんにまかせた泉谷さん、今度は濡れた床で腕立て伏せを始めた!
つられて増子さん、シミさん、圭介さんが、レッツ!腕立て伏せ(笑)
もうこのへんで、笑いすぎたわたしは汗と涙で顔がぐちゃぐちゃ(笑)
またギターを弾き始めた泉谷さん、肩から外して右手で掲げて客席に投げ・・・る寸前、スタッフさんが駆け寄って阻止!
投げようとしたギターを奪われた泉谷さんの呆然とした顔に、みんなで爆笑。
最後には泉谷さん、ステージから降りて最前列の柵の前をかみてからしもてに歌いながら移動。
時々最前の柵に登って客にアピールして。
わたしたちの前に来たときも柵によじ登ったので、4列めにいたわたしも泉谷さんに向かって突進。
そしたら泉谷さん、歌いながら、ステージにいた増子さんに「おまえも来いよ!」みたいな合図を。
増子さんもステージの下に。きゃー、目の前に60代と40代のアニキが!
ヒートアップした客、二人に突進。
酔っ払った増子さんが柵の上に身を乗り出し、客の上にダイブ!
酔っ払って身体がふにゃふにゃで、支え切れずにつぶれる客。駆け寄るわたし(笑)
助け起こすとき、増子さんの裸の二の腕を握ってしまった。モチ肌だった!(なんのレポやねん)
近くにいた男の子たちに抱え上げられてもう一度リフトされ、無事ステージに戻って行った増子さん、今度は口に含んだ水をわたしらの頭の上にぶわっと3回。
聖水だー!!って歓喜するわたしは変態ですか?
最後のほう、何がどうなったかわからないけど、気づいたら曲が終わってみんな退場・・・しようとしたとき、圭介さんが、
「フラカン、待った!まだもう1曲やるよ!」(笑)
終わったつもりで引き上げようとするフラカンを制止(笑)
「これで終わったら泉谷さんのライブだよー」(爆)
「“鈴木圭介41歳の春”というより、“オジサンたちの運動会”だったね!」(笑)
フラカンのみんな、照れ笑いしながらイントロが始まった。
“サヨナラBABY”
さっきまではしゃぎすぎるくらいはしゃいだのに、圭介さんの声が沁みてくる。
圭介さんが途中で、
「死ぬなよ!」
と言われたのが聞こえて、ちょっと泣きそうになった。
終演。
汗と涙と笑いの余韻。
なんだか・・・凄いライブだった。夢か?
印象に残っているのは、フラカンのメンバーがとても楽しそうだったこと。
それから、いつもなら兄ぃとしてこういうイベントになると若いバンドを引っ張って、先頭に立って盛り上げている増子さんが、
その役目は泉谷先輩に任せて、とても気持ち良さそうに酔っ払っていたこと。
大きくなった元少年たちは、今日も「オトナはサイコー!」って歌ってくれたね。
大丈夫。今日ですべてが始まるさ。