星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

 ただ前を知るために精一杯

少し前までわたしにとって、音楽はBGMだった。耳障りがよく疲れた心が癒されたらそれでよかった。 いつからか音楽は生活の中に入り込み、生きるための欲求の中でも大きな位置を占めている。それは幸せなことなのか、不幸なことなのか。 楽しいことばかり…

 ひとりは寂しい ふたりでも寂しい

昨日の記事にシロップのライブについて書いたら、たくさんのコメントとトラックバックをいただいた。たくさんの方がご自分のブログにライブ・レポートを書いておられて、名古屋と大阪での違いとか共通点とかいろいろわかって面白かった。 ラストに弾き語りで…

 愛する心がどんな色であっても〜syrup16g@心斎橋クラブクアトロ

01.I・N・M02.Inside out 「はらいてえ〜」(いきなり何?)会場からの声“五十嵐さ〜ん”“五十嵐!”“がっちゃん!”“いがちゃん!”MC(すべて五十嵐さん)「・・・いがちゃんなんて小学校以来だよ」(笑)←会場の笑い“うさたん!”「わかんない人もいるか…

 くだらない事言ってないで早く働けよ

って、うちの家族は絶対思ってる。 本調子にはまだ遠く、1日3回食後に内服続けても、かすかに残る吐き気と頭を振ったら現れるめまい。それでも「明日大阪までシロップのライブに行ってくる」と言ったもんだから。 家族の冷たい非難のまなざし・・・もしかし…

 人は何を望めばいい 全てを失ってもなお

薬を飲んで症状を抑えながらふらふらする頭を抱えて出勤。あ〜もう1日休みたいなあ。 昨日わたしが休んだ分、公休の人が出勤してくれたらしい。それだけ今の職場はぎりぎりでやっている。よかった、無理して出てきて。 「大丈夫ですか〜?」とみんな声をかけ…

 素朴な琴を鳴らそう

たった1日半寝込んだだけですが、気持ちがへこんでここにいろいろ書いてみたり、もうどうでもいいやと思ってみたり、わたしって弱虫だなあと思いました。そんなわたしに暖かい言葉をくださったみなさま、本当にありがとうございました。 昼過ぎにはずいぶん…

 世界がどうなってようと 明日がどうなってようと

とうとうダウンしてしまった。 昨日午後から急に吐き気がしてそのあとめまいがして、立ち上がれなくなった。横になっても頭の向きを変えるとくらくらして吐きそうになる。 (あ〜ついにきた)4・5年に1回この症状が出る。これで3回目。2回目のときはかなり症…

 君に存在価値はあるか

このようなまとまりのない日記(?)ですが、読んでコメントをくださる方がおられてとても嬉しいです。ありがとうございます。そのコメントを読ませていただいて、ハッとしたり気づかなかったことに気づかされたりしています。 先日、TVで見たセレブに憧れ…

歌は世につれ

「歌は世につれ 世は歌につれ」って誰が言い出した言葉だろう。 二日酔いの朝はアコースティックな静かな曲を聴こうと、借りていた『Folk Village VOL.4』をまだ聴いていないことを思い出して聴き始めたのがまちがいだった。 もともとこのアルバムは、高田渡…

誰かのための時間

たとえば本屋さんに行ったけどお目当ての本がないときに、店員さんに尋ねる。 「あの〜“ガラスの仮面”の41巻ありませんか?」 「棚になければありません」 けんもほろろ。 およそ7割の確立でこういう店員さんにあたってしまう。・・・探すふりだけでもしてく…

僕のかたちがわかりますか

“・・もし何々してい「たら」という思考の人は、自分が選ばなかった選択肢をイマジネーションの中でたどっていって、そこに架空の幸福を創り上げる。そして、その非在のパラレルワールドとの対比において、自分の不幸を確信するのである。だが、この考え方は…

 寝不足だって言ってんの

緊張感が薄れてくるにつれて、どんどん疲れがたまってきたみたい。 仕事中も、頭の中に靄がかかってるような状態で、いつもぼんやりしている。 月曜日、仕事のあとある講習会に出席した。これから8月まで15回にわけて行われる講習会の1回目。だからしっかり…

 旅の思い出③〜越中五箇山

ユースホステルにはいろいろな形があった。普通の民家を利用したもの、ちょっとした民宿のように改築してあるもの、国民宿舎のようなものもあった。 その中でも印象に残っているもののひとつに、越中五箇山ユースホステルがある。 江戸時代中期の合掌造りの…

生きてゆく力が その手にあるうちは

小学校高学年の頃から視力が落ち始め、今ではメガネとコンタクトが手放せない。 コンタクトが一番よく見えるけど、それだけじゃあ不安。特に深夜勤のときにコンタクトを入れると眼が悲鳴をあげているのがわかる。だからメガネも大事なんだけど、手入れが悪い…

もう二度と戻らない日々を 走り続ける

コメントをくださる方の中に、最近仕事を辞めたという方がおられる。いろいろな事情があってだいぶ落ち込んでおられる様子で、何か気の利いたことが言えたらいいんだけど、うまい言葉がみつからない。 ゴメンナサイ。 人間相手の商売は、反応が返ってきて楽…

 シンクロニシティ〜意味ある偶然

人の○○○○で相撲をとるような話で申し訳ありません。 先日リンクしている友人の、“はりぼて日記(仮)”というブログを読んで『シンクロニシティ』という言葉を知りました。好奇心だけは旺盛な私がこの話に食いつかないはずがない。(笑)ネットでこれについて…

消えないで 照れないで 君がいて 宇宙の中へ

Quipという雑誌がある。そのvol.38は確か去年の夏の終わりに買ったもの。 トップのバンプの記事だけ読んで忘れていたため、最近取りだして読んでみた。なんと!バンプとシロップがお互いについて語っている記事が後ろに載っていた。 バンプが初めてシロ…

 また手を振れるかな 夢が見えるかな〜「続・くだらない唄」

BUMP OF CHICKENというバンドの曲のほとんどは、藤原基央という人が詞を書いている。彼は26歳になったばかりでこのバンドのボーカルでもあるが、時々ぎょっとするような詞を書いて驚かせてくれる。そんな曲のひとつに『続・くだらない唄』がある。 この曲は…

 旅の思い出②〜木曽路

「ねえ、白樺を見に行かない?」と誘ってくれたのはせっちゃん。看護学校1年の10月。 せっちゃんと私ともうひとりの友人3人で、初めて旅らしい旅に出た。 馬籠に着き、藤村博物館を見学した後、妻籠に向けて旧中山道を歩く。逆コースで歩いてくる人とあいさ…

この雨がやむまで そばにいてもいいかい?

患者さんの家族に「よく働くね〜。そんなに働いたら身体こわすよ」と言われた。 80代のご主人。心臓弁膜症の手術をした奥さんのお世話に毎日病院に通われている。 いえ、要領が悪くてバタバタしているだけなんです。もっと大変な思いをされているのに励まさ…

銀の雨

「看護婦さんてすごい。大変な仕事だね。人にも優しくなくちゃいけないし」 この仕事を選んだときから、もうずっと言われ続けた言葉。「白衣の天使」とか、「博愛精神のかたまり」みたいな誤解を受ける職業。 看護学生のときに病院実習に行った。5〜6人がグ…

 木に登る

本や漫画の中のセリフで何気なく読んでいたものが、次に読んだときにどきっと心に引っかかることがある。 以前にもここに書いたことがある漫画『家栽の人』(毛利甚八・作/魚戸おさむ・画)の第10巻、『CASE7:クスノキ』。 人に気を使って生きているくせ…

 美しく咲かせるために

perakyonさんのブログで、とても素敵な話に出会った。 詩人の大岡信さんが、桜染め専門家に会われたときの話。とても美しいピンク色の生地をみつけたので、この色は何で出しているのですか?と尋ねた。「桜です」と言われるので桜の花からかと思ったら、桜の…

 さくら

昨日さくらが咲いていた。 いや、昨日咲いたわけじゃない。わたしが気づかなかっただけ。心に余裕がないと、見えてるものも見えないんだね。 さくらの語源については、いくつかの説があるらしい。ひとつは、古事記に登場する「木花開耶姫」(このはなさくや…

 旅の思い出①〜ユースホステル

忙しくて時間がないときほど、急に部屋を片付けたくなったり、掃除をしたくなってりする。現実逃避の一種だろうね。 で、部屋を整理していたら、ユースホステルの会員証が出てきた。もう20年以上も昔に使っていたもの。 今でもユースホステルってあるんだろ…

ぼくの背中は自分が思うより正直かい?

勤務異動してやっと5日が過ぎた。土日休みだったので、ほんとはまだ3日だけど。 聞きしにまさる忙しさ。でも、思っていた種類の忙しさじゃない。高齢者が多いから、1日中お年寄りの介護をしている気がする。急性期の看護をする病棟じゃなかったの? みん…

 おとなはだれも、はじめは子どもだった〜星の王子さま〜

リンクさせていただいているperakyonさんのブログに、サン=テグジュペリの『星の王子様さま』が紹介されていた。コメントを残してきたが書き足りなくて、今日はその本の話。 ジャンル分けすると童話になるのだろうか。昔から大好きな本で、学生時代に買った…

 「まだ頑張れる」ってウソをついた

ブログで日記を書き始めてから、たくさんの人と知り合えた。いろいろコメントもいただいたし、ご自分のブログで紹介してくださった方もいる。 本当にありがとうございます。 世の中のことをわかったような顔をしているけど、実はいつも悩みと迷いの中にいま…

 名前を呼んでくれよ・・・BUMP OF CHICKEN

「看護婦さ〜ん」って呼ばれるのと、「○○さん」って呼ばれるのでは、返事に入る気合が違うよ。 結婚したら「○○さんの奥さん」 子どもができたら「△△ちゃんのお母さん」 看護師になったら「看護婦(師)さん」・・・・ わたしはどこに行っちゃったんだ? 『花…

罪や希望と交換に僕は新しい傘を買う

今夜も雨。今年はほんとに雨が多い。 雨は嫌いじゃないけど、傘が苦手なんだ。だからよほどの雨じゃないと傘はささない。厳密にいうと雨が上がった後に傘を持って歩くのが嫌いなんだ。だっていつも忘れないようにって思いながら持ち歩くのしんどいでしょ。 …