星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

鳥になれるまで手を伸ばして

もう10年以上も前のこと。子育てしながらバリバリ仕事をしていた先輩が、突然仕事をやめられると聞いた。 びっくりして理由を尋ねると、 「毎日帰りが遅くて親がいないから、子供の友達が家に集まるようになって・・・それはいいんだけど、最近家から物がな…

もう3年 まだ3年

日付が変わって12日になりました。 2月12日。 わたしがここ「星と石ころ日記」を始めてちょうど3年経ちました。 去年は2歳のお誕生日、って書いたなあ・・そして去年の日記には、「どこで道を間違ってしまったのでしょうか・・」って書いたなあ(笑) あれか…

 記憶

地震にも負けない 強い心をもって 亡くなった方々のぶんも 毎日を大切に生きてゆこう 傷ついた神戸を 元の姿にもどそう 支え合う心と明日への 希望を胸に 響きわたれぼくたちの歌 生まれ変わる神戸のまちに 届けたいわたしたちの歌 しあわせ運べるように こ…

 でっかく生きようぜ!

10代 憎しみと愛入り交じった目で世間を罵り 20代 悲しみを知って 目を背けたくって 町を彷徨い歩き 30代 愛する人のためのこの命だってことに あぁ 気付いたな と、宮本さんが『俺たちの明日』で歌っておられる。 俺たちの明日アーティスト: エレファントカ…

もういいって

「俺は7回生まれ変わってもピロウズをやる!」 以前、さわおさんが何かのインタビューにそう答えられていたそうだ。 唄うひとは唄いたくてみんなの前で唄っているのかと思っていた。 でもそういうひとばかりじゃないんだ。 そういうときばかりじゃない、のほ…

きこえるかい

何よりもわたしを打ちのめしたのは、 かつてないほど早かったオフィシャルの更新と、 業務連絡のような短い告知。 優しくしてくれたまわりのひとのために今まで唄ってくれていたのですか? それならいつか、自分のために唄ってくれますか? 願わくば、3月1日…

 君が迷いながら 歩き出すその一歩は

いつまでもライブの余韻に浸っていたいけど、帰った翌日は当直でその忙しさったら!もしかして朝まで不眠不休で働くのか!?とびびるくらい。それでもなんとか晩ご飯(お弁当)にありつけてちょこっと仮眠もできた。 そのあとも仕事でいろいろあって、いいこと…

 まだ心が震えるなら もう瞳は閉じないでいい

今日は知人の結婚式だった。 先日別の友人に不幸があり、彼女の悲しみを痛いほどに感じていたので、うまく気持ちの切り替えができないまま式場に行った。 教会風の造りの建物に案内されて木のベンチに座る。大きな窓から木漏れ日が射しこんでくる。白いウェ…

 私信のようなもの

先に逝くひとの心残りは、 遺していくひとたちが幸せかどうかということだと思う。 悔やんで、 あやまって、 いっぱい泣いたらまた笑ってね。 ずいぶん昔に書いた日記の引用です。今泣いているあなたへ・・・・ 医師であり、エッセイも書かれている徳永進さ…

 それをひとは親バカと言う

あの〜・・・ 仕事の合間にライブばっかり行っているように見えるかもしれませんが(ライブの合間に仕事してる・・とか?) 今週末から次男の受験に突入です。 ・・・時々胃が痛くなるのは食べすぎのせいじゃない。 でも、当の本人がのほほんとしている。(…

 再び呼吸をするときは キミと一緒に

年齢とか、 性別とか、 職業とか、 立場とか、 そんなものに関係なく、ひととして尊敬できるひとに出会えたら、自分の人生まで豊かになれるような気がする。 ある患者さんの、理不尽と言っていいような訴えを、うなずきながら一時間以上聴いていたS先生。 話…

真夏の微熱

風邪を引いた。熱が出るなんていつ以来だろう。 ・・・・思い出せない。どんだけ丈夫なんだ! 職場に行ってグシュグシュ鼻をかんでいたら、「風邪ですか?熱は?」って何人かに聞かれたけど答えは、 「うん、測ってない」 熱があるのを見たらしんどくなるも…

 今日のこと

台風がもう遠ざかったかと思ったのに、夕方から強い雨が降り時折雷が鳴っている。 先日からの台風、そして今日の新潟・長野地震で被害にあわれた方に、お見舞い申し上げます。 あの震災からもう10年以上も経つのに、いまだに地震の映像が直視できない。それ…

 時として 言葉に洗われる心

ストレスが・・・・どーんと溜まってて、それは人に相談できず、まして他人に当たるなんてもってのほか。 原因は、仕事。それ以外はなーんも不満はない。 人間相手の仕事は難しいなあ、といまさらながらに思う。 同じ場面、同じ言葉に遭遇しても、人によって…

夢診断

夢を見た。 道端でばったり某バンドのボーカル氏に遭遇したわたしが、 「ねぇ、なんでスタークラブでライブやってくれへんの!?」と詰め寄る。 ボーカル氏、あわてずわたしの腕を取りどんどん歩き出し、着いた先は日比谷野音の近くのカフェ。 そこの椅子に…

届いてくれ 君の胸に

夕飯の支度をしていたら、複数の友人からメールが届いた。 「・・・・!」 PCを開けるのももどかしく、携帯からオフィシャルを見た。 「・・・・・・・」 不器用だなあ、本当に。 このメッセージをアップするまでの海北くんの心情を思うと胸が詰まる。 スル…

耳を塞いだまま 僕の歌が聞こえますか

40歳を過ぎて子供たちに手がかからなくなったとき、「ああ、もう半分来ちゃったな」と思った。 残り半分、どうやって生きようか。半分って言っても後半は、時の流れがえらく速い。 10代、20代の頃は、この時は永遠に続くんだと思っていたのに。 そして思った…

聞こえてるだろ?

1年くらい前だったか、急にここのアクセス数が増えておかしいなと思ったら、某掲示板にURLがさらされていた。それだけじゃなく誹謗・中傷つき(笑) おばちゃんがあんたたちになんかした?と思いながらも、欝になってここをもう閉鎖しようかと思った。 でも…

 ライブの波紋

あのですねえ・・・いつもライブレポを書いた日にはここにアクセスしてくださる人が増えてありがたいのですが、それが今日は異常な数になっていまして、20時半現在で800を超えました。1日半ばでです。 なんじゃこりゃ。 どうやら昨日のライブでの、海北くん…

花のように 言葉のように

巷では、合間の二日間などお休みしちゃって大型連休の方も多いのかな。 うちの職場はそんなことはありえず、5/1、2はあくまで平日、おまけに今日仕事が終わってから歓送迎会まであった。 迎える人送る人合わせて10人くらいの大きな催しで、迎えられるひとり…

古い街灯は 月より優しくて

月が替わったことも気づかないほど忙しかった。 「かった」じゃなくて現在進行形。 先週のライブでせっかく元気になったのに、久しぶりに「遠くへ行きたい病」が再燃。 通勤電車に乗っていつもの駅を通り過ぎ、どこか遠くへ行きたいなあ、という衝動を抑える…

 記憶

12年目。「思い出す」とか「蘇る」という言葉とは無縁。忘れることがないから。

 ランプ

今までのロストにないあの楽しい曲は、やっぱり「26」ですね。 思わず右手を挙げて飛んでしまいました。 きちんと歌詞を覚えているわけじゃないけど、飛んでてすごく楽しかった。思わず口ずさみたくなるような曲。 胸に染み入るような曲もいいけど、ああいう…

 変わりたい自分を 受け入れるために

サイドバーの「今後のライブ予定」に行きたいライブを羅列しているけれど、いろいろしがらみがあっていくつかは行けなくなりそう。もうチケットを買ったやつもあるのに。 世の中思い通りにはいかないもんね。 お金がすべてではないと綺麗ごとを言ってみても…

 生きる

ぼんやりTVを見ていたら、岐阜の中学2年生が自殺した事件の続報が。 その女の子がいつも読んでいた本がロッカーから出てきたとのこと。 本のタイトルは見そびれたが、中の文に見覚えがあった。 谷川俊太郎さんの詩、「生きる」。 わたしも大切にしている詩だ…

キミがこぼした愛は 僕に全部染み込むのさ

秋から冬へと向かうこの季節は症状が悪くなる時期らしく、このところ毎日のように知っている患者さんの訃報を聞く。 数ヶ月前に元気に退院された方が別の病気で再入院されたり、救急車で運ばれて緊急手術になった方もいる。 病院に長く勤めている医療スタッ…

世代

ネットで知り合った方々は、数人を除いてほとんどが10代20代で、うちの息子たちとたいして変わらない世代。 そのブログを読んでいるといろんな想いが錯綜してくる。 親とは名ばかりで、息子たちが考えていることを自分がまったく理解していないんじゃないか…

 歯を食いしばって僕等は生きてる

やっぱりね、わからないんだよ。死にたいっていう気持ち。 もし患者さんから「あんたは健康だから、病気になった人のつらさはわからないんだ」と突っぱねられたら、わたしには何もできなくなる。 でも健康だからこそ昼も夜も、睡眠時間がゼロに近くても病院…

好きな自分になろう

ネットで知り合って一度だけ某フェスでお会いして、勝手にともだちだと思っているある人のブログを読んでぎくっとした。 フツウノオカアサンヤレヨ。 チャントオトナラシクシロヨ。 チョットハオチツケヨ。 モウワカクナイクセニ。 ナニハシャイデンダヨ。 …

大人になっても 虹を作っては手を伸ばす

ふゆこさんのブログを読んで、「名前を呼ばれたい病にかかっています」という言葉に触れて、突然思い出したことがある。 もう1年以上も前に書いた記事。 その頃はライブドアのブログだった。(ここにあります) ふゆこさんが言おうとされていることが、わた…